2025年01月13日

米ぬかを筋肉の凝りをゆるめるのに使えるか!? 個人的にいい感じだと思いました


食材を陰陽で分けると、
玄米は(陽)に属し、精米された白米は(陰)となります。


胚芽を持って発芽する玄米の、胚芽を精米機で除去すると白米になるのです。
ならば玄米の内側にあるでんぷん質を蓄えた白米は陰で、
米ぬかが陽の作用を持っています。

つまり

■ 玄米(陽) ≒ 白米(陰)+ 米ぬか(強い陽)

といえるかと考えます。

農業では米ぬかをボカシ肥料として使い、
他の植物の生育を協力に助けてくれます。
栄養価がとても高いのは、ミネラルや食物繊維の量が豊富というだけでなく、
強い陽の気を放つ性状からも助けられているのだろうと考えることができます。



そうした視点から去年の終わり頃から、
玄米を精米機で精米してでる米ぬかを、
朝の手洗いや洗顔に使っています。

乾燥の時期、子ども時分から指のささくれができて痛いことがありましたが、
おかげさまで米ぬかで手を入念に洗うと不具合は消えました。
皮膚の機能には、身体の内側の水分を外に漏らさない仕切の役割がります。
米ぬかの油分が手に浸透すると、保湿力を高め体内の水分量を守ります。

ネット通販でも米ぬかを原材料とした洗顔用洗剤が販売されていて人気があります。


入浴習慣に糠袋(ぬかぶくろ)に詰めた米ぬかで体にこすりつければ、
赤ちゃんの肌のように生命あふれるようなすべすべに。
即効性も高くて皮膚が若返る体感に驚かれるでしょう。

強い陽の気が皮膚から体内へと皮膚を通過して取り込まれることもある。

そうした応用として、コリコリになった肩や腰や首や手足に、
米ぬかの陽の強い気をそれらのコリにこすりつけたらどうなるの?

無農薬玄米を手に入れ精米機で米ぬかを作って試してみたところ、
個人の体感であり他の方がどうかは未調査ですから弱いところがありますが、
想定していたような筋肉の凝りが速攻を持って低減したことがわかりました。

それは
マッサージ前、
米ぬかを使わないでマッサージ、
米ぬかを塗り込んだマッサージ、
この3パターンで凝りのある部位のリリースをしてみた。
筋肉の硬度を計測する計測器を利用して数値化した成果をみると、
米ぬかを使わないマッサージの3倍ほどの筋肉のこりを減じてくれたことがわかった。

特に筋肉痛を分けると、
筋肉繊維の痛みと関節部の痛みのふたつにざっくりわけられる。
すると米ぬかを塗り込む量を増やすことで、
オイルマッサージで体感できる軋む関節に油(オイル)を注すような、
関節の痛みの低減や関節可動域の正常化へバックアップしてくれます。


米ぬかって、入手方法次第ではかなりローコストです。
(地方精米所には、ご自由に米ぬかをお持ち帰りくださいというところもありますし)
玄米を買って精米したての米ぬかが最も陽の気が高いため、
玄米を家庭用精米機で必要量だけ精米して新鮮な米ぬかを得るようにする。
鮮度が大事なんです!!
米ぬかというとぬか漬けのぬか床にするか洗顔用などではそんな量を消費できませんが、
経皮吸収で取り入れるこころみることで、だいぶん多くの量を消費できます。

日本人は縄文時代後期から米を食べてきましたから、
遺伝的にももっとも体に馴染むようになっています。
アレルギー反応が起きるリスクもなく、
捨ててしまいがちな米ぬかが健康への向上に繋がります。

筋膜の凝りが減じられるのは起こり得ますが、
欲張りすぎてやりすぎると強力な凝りの除去力なため、
急激にゆるくなりすぎるようです。
そこは最初は抑え気味にして、ちょっとずつ自身の身体に適した米ぬか量を割り出してみましょう。


どうしても米ぬかがぱらぱら周囲にまきちらされるので、
お掃除は大変なんですが、筋膜リリースを試みている方は、ぜひ一度、トライしてみましょう。





posted by スズキ at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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