2024年12月27日

年末恒例の特番「プロ野球戦力外通告」で、肘の手術をなさった投手を観ていて思わず気になったこと

先日、お客様からお手製の竹灯籠(竹製ランプシェード)をいただきました。
Nさま、ありがとうございます!!

竹製のランプシェード、こういう工芸品があるのかと驚嘆。
暗くしてライトをつけると幻想的です。
静かに瞑想するとき、いいでしょう。


竹灯篭の作り方がYouTubeで見つけることができ
Nさんの影響を受けて、いつかわたしも作ってみたくなりました!



(竹灯篭の作り方映像)

竹製品は、軽く加工しやすく、
シリカが豊富に含まれており、
肌さわりが悪くない。
改めて竹製品っていいと実感。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここからお話が変わり、
クリスマスの日にテレビで観た
戦力外通告をうけた野球選手の話題へ。
年末恒例の特番「プロ野球戦力外通告」
ご覧なられた方もいるでしょう。
いまはまだTverで観れるのかな。


かつて甲子園で快投を見せ楽天に入団。中継ぎ・先発として輝きを見せてきた矢先、
肘を痛めてしまった菅原秀投手。
肘を手術した大きな跡。
現役継続を熱望し、再起をかけた肘の手術でしたが、
手術後に投球の制御がままならず。。
残念ですが願いが思うに進まず戦力外通告へ。

私の知り合いのプロ野球選手とお付き合いある方がいうには、
肘を手術をした選手は球が浮く傾向が強いため、それをどう制するか。
そのようなことを申されていました。

実際、右肘のトラブルを得た選手の施術をしたことがありました。
(プロ野球選手ではありませんが、数名)
同側の腸骨の前傾と異側の腸骨のルーズ傾向がある。
異側の腸脛靭帯や大腿筋膜張筋が大腿骨や腸骨の癒着に特徴がある。
そして右腕の疲労が蓄積が多大ではあるが、こちらは除きやすいが、
左側胸郭裏手の起立筋の異様な凝りが入り込んでいた。
そこは本人、首コリと思えていたようだったが、
それが左側肩甲骨の強い後方引きつけの影響で、
深刻なものが細く深い強烈な多裂筋等の癒着が進んでいた。
それこそ右腕の疲労以上のトラブルと見えたが、
あまりここは気づかれていなかったようです。

肘は痛みが発症するからわかりやすい患部です。
動と静の動にあたります。
ただ結局は、動の動作を叶えるための静の部位にためた疲労が進み、
動の動作に異常をきたしてでたのが肘の痛みなんです。
よって疲労し傷めた肘側の膝と腰と首にも同様な負荷がかかりぎみ。
そうした動は比較的深層筋にまで凝りがいく前に激痛がでるものです。
それに対しての静の部分ががっつり深層筋の凝り化が起こり、
骨の付着部以外の場所に癒着が進行している傾向が色濃くでてしまう。
ただ発痛物質が動の部分は表層や中層の筋肉で出しやすいものの、
深層筋の凝りが進むことで動脈の脈管を圧迫することですでに痛みの麻痺が起こる。
つまり、ひどい炎症を持っているが痛覚神経に血液が渡らないから痛みがない状態。

そうしたことを思いつつ、テレビで戦力外通告をうけた方を観てしまい、
「ねえ、ねえ、手術した肘以外のトラブル箇所、見つけられた?!」
と、思わず口走ってたのです。


あと単純明快に、肘の故障を生み出した動と静の静にあたる部分の
負担蓄積操作をして溜め込んだ凝り等を逐次リリースしてつぶしていくと、
笑っちゃえるほど動きがよくなり球威が上がりますね。
でもそれは施術で解かれてから一ヶ月が限度のようです。

残念ですが静に当たる部分の使い方の粗さがトラブル原因だと気づいて、
そこを修正かけられるものは、ほんの一握りだろうと感じます。
動作が無意識にやっていた部分を分析して分解して改めるには、
脳の柔らかさが必至です。
ただ戦力外通告でセカンドキャリアをトライアウトにかけるなら、
めんどくさがり屋の脳も修正に応じてくれるほど、
差し迫ったものを感じてくれるように思えますが。
いかがなものでありましょうか。。。

トライアウトを受けたときには、肘の手術後よりも調子がいいといってたから、
知ってか知らずか存じませんが、なんらかの深層筋の秘密に対して良好な変化が起きたのでしょう。
戦力外通告後に、少年野球で子どもたちの指導者となって活躍なさっておられ、
指導中に客観的に身体の良好な陰陽のバランスを活かした操作を見出されたのかもしれません。
肘の使い方を工夫する以前のところに、改善されるべきポイントがあるのです。
当然、科学的な研究でそうしたところを洗いざらいチェックする、
大谷翔平選手が通っている虎の穴ではそこをきっちりチェックしてるようです。
高額費用がかかる虎の穴ですからなされる機器により情報を集め分析して、
客観指導が入ります。
主観では修正が困難なところもあるのです。
そうした客観的データを突きつけられた選手たちが映る映像のシーンを観た記憶があります。
日本ではそこまでのことをしている機関とかあるものなのだろうか。。。

う〜ん、気になっちゃいますね。



ちなみに左肩甲骨内側の起立筋トラブルに気づけたのは、
私のところへお通いいただいているお客様のおひとりに、
こちらの外傷から改善されていった施術にかかわらせていただいたからです。
ひたすらにお客様のケアの方法の策を3年以上練りに練ったとき、
あらゆるその部位関係の文献を読み込んでケア実践してきました。
そうした経験から、みつけることができました。
posted by スズキ at 19:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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