2024年12月25日

ちょっと専門的な経筋を示す経絡図のほうが筋膜リリースの手技をするには役立ちます

数日前の休日。
江の島にある、
江戸時代鍼灸の著名な杉山和一検校所以の福石と
杉山和一先生の記念墓にお参りにいってきました。

杉山和一先生を知って、
経絡の学習に必死になって、早、2年が過ぎました。


経絡知識があったとしても、それが単体で活用できるものではなく、
東洋医学上の理解が進まなければ使いこなせない。
そこが学びの大前提です。
覚えることや理解を深めることや、
ほんとうにいくら時間があっても足りません。。。


そうして経絡を学ぶときのお供として。
経絡図が全体把握を助けてくれるのです。


一般的な経絡図、経絡人形も12経絡と督脈と任脈が描かれたものとなります。
こちらも暗記して応用をする必要はございます。

keraku1.jpg

ですがこの図だけでは【筋膜リリース】の手技をするときに使い勝手が悪いのです。
経絡途中の経穴というピンポイントを鍼で狙って治療するのではないのが
ずり圧等を加えてなす筋膜リリースです。
すると経絡上にある筋肉の範囲影響の幅を示してくれていたり、
体内での走行で関係する部位との関連が示されているとありがたい。

その点、流注が描かれている鍼灸アプリとして、
【鍼灸マスター】という中国製アプリは完成度が高く、
筋膜リリースをする際に必須事項を調べることができます。

ですがサブスクでの有料アプリで多額の出費がかさみます。

はじめからそこまでお金をかけるのも、、、という場合、
YouTube配信の「東洋医学公益講座」主宰の羅 予澤(ら・よたく)氏が、
東洋医学公益講座内で経絡解説の際に利用された経絡図が秀逸です。
以下にその肺経の画像を掲示しますので、
興味ある方は画像をダウンロードしてGoogleレンズをつかい、
他の12経絡と任脈督脈の画像がストックしてあるページを探してみてください。
私は個人利用で12画像等を集めてPDF化して参照し役立たせていただいております。

01.jpg
(肺経図)

posted by スズキ at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 中医学診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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