2024年10月09日

砭石(べんせき)の工夫を凝らしたもちいかた ワンド2本使いで癒しの超音波アップ!


砭石は中国産の特別なヒーリングストーン。
人体を構成し含まれる微量元素と同じ配分量のものを含まれる隕石由来の石。
中国伝統医学の聖典、黄帝内経に治療に利用したと記されるお灸や鍼の前身です。


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ただこの砭石。
もうひとつの側面があります。
楽器の打楽器のひとつ【木琴】の木の部分を砭石に置き換えた楽器として宮廷で用いられたといいます。
砭石のマッサージワンドを2本用意し、
それらを軽く打ち鳴らすとキーーーンという鉄琴を打つような高周波がでてきます。
人間の耳や肌から砭石の周波数を受けたとき過剰に興奮した神経が落ち着き癒やされる反応を起こします。

砭石で皮膚に直接マッサージをしたときにもそのような高周波をともなう耳に聞こえない超音波が皮膚から入り緊張しすぎている組織を自然に緩めていく作用を出すといわれます。
現代ではそうした周波数の存在は、検査機器で物理的計測をおこなうことで実証されているのですが、
黄帝内経が書かれた当初、まさに肌感覚でこれは治療に使えるとわかってしまうところは脱帽です。

で、通常は砭石のかっさやマッサージワンド含め、一本使いでマッサージをするものです。
私もそうやってつかうこともありますが、
偶然、もっと効果的に筋肉の炎症やこりを緩める方法をみつけています。

単純なことですが、まさに砭石のマッサージワンドを2本が接触するよう束ねて持ちながら、
セルフマッサージをおこなうのです。
すると皮膚と砭石がこすれたときの超音波と同時に砭石同士が更に高い超音波を発生します。
それぞれの超音波が協力的に皮膚内部のコリに伝わります。
皮膚と砭石がこすれるときの超音波は無音ですが、砭石同士がこすれるときは静かですが有音。
患部近くにある有音の音源の作用は力強く周囲に拡散し、ダイレクトに患部まで届く仕組みです。

私が自分の疲労し炎症痛を起こす腕のケアとして2本の砭石ワンドを束ねてセルフケアすると。
他の100も試したやり方のうち、どの対処以上にスムースに張りや痛みが消えてくれるのです。
いまのところ、これがマイ・ベスト。

もし砭石のマッサージ用スティックを複数本持っている人がいたら、試してみてくださいね。
気に入ってくれることでしょう。
posted by スズキ at 07:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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