2024年09月18日

神様は順当なる努力を求め、それにかなったものを祝福するということわざ、聞いたことありますか?

一昨日前、
いつも新たなことにチャレンジをし続けておられるお客様が、
とある目黒区方面の劇団で《シェークスピア劇》に出演され、
観に行かせていただきました。
プロの役者さんではない劇団員構成で、
役者さん皆さま方の個性が輝き、まとまりも感じられました。

観客席は満席。
シェークスピアの作品が演目と聞いて、
勝手に硬い感じに仕上げられているのかと思えば。。。
〆るところはしっかり表現し、
楽しませてくれるところは笑い。
2時間半を超える上演もまたたくまに過ぎ、短く感じました。


新たなハードルの高いチャレンジを選び、
自己改革を深め続けていく勇敢なお客様。
自分から可能性を広げる選択を繰り返し活躍する姿から、
私もハードルを上げてがんばってみよう!と刺激をいただきました。




話を変えさせていただきまして。

慢性化した不調を持つお客様の状態が安定化するには、
特に現代日本人が限定的といえることなのですが、
利き足の大腿直筋を使いすぎて歩いてきた人は
非常に厳しい凝りが入り込んでいます。
その影響はご高齢者から若者たちまで年々増加傾向です。

仙腸関節周囲の外旋六筋や大殿筋や小殿筋等、
凝りが慢性化したとき。
どれほど深さや硬さが現れるものだろうかと。
ワンドを駆使して臀筋群のリリースの可能性が増したおかげで、
以前の当社比を10倍越えの声を施術をする友達の先生からいただき光栄です。


特にバレエをなさっておられる方々には、
正確に仙腸関節を肩甲骨を動作するような感覚で作動することが求められます。
そこは練習でカバーできる部分もありますが、
事前に樹分な仙腸関節が適切な可動角度を得られなければ、
日本人の器用さから微妙な工夫をいれた脚の使い方をする癖を根付かせます。
こうした本来の使い方とは離れたやり方を繰り返すと、
あとで正しい動き方を学んでできるような体になるも、
なかなか悪癖動作は抜けてくれなくて苦慮するところ。

ワンドを活用して骨盤部のリリースの精度をもってだせる結果から、
正常な骨盤部の稼働ができるように仕上げていけるように安定して、
いま、バレエをなさっておられるお客様に対してほっと笑みがこぼれます。


こうなったのも目的を明確化して目標を定め、
小さな可能性を増す一歩をコツコツ積み上げてきてきました。
成果は日々伸びるものですが、
コツコツ積み上げた後にえたやり方の熟知があって、
どーんと化けることもあるんですね。


ワンドを使うときに経穴をとらえるようにしている様子をお客様は気づかれているでしょう。
ただ経絡図や経絡人形に描かれた経穴の位置を求めても、
現状の日本人の体内での筋組織の歪みやねじれによって、
経絡線の通り道も経穴の位置も別の位置にそれはあります。

つまり特に関節などの骨の位置近くではずれが少ない経穴も見受けられますが、
そうではない臂臑などといった筋組織の歪みがもろにでるところであれば、
数ミリのズレどころか数センチのズレがでているところも散見されます。
そうした体内で経絡が歪められた通り道を正しくとらえることができないと、
実は私がしているいまの骨盤部のリリースはできません。。。

だから経絡や経穴のことを勉強した方が私の手技を受けると、
最初は経穴の穴位を骨度法でとらえたところに置きます。
ですがそこから早々に、
「通常、どんな経穴もそこにはない」
というところに刺激を移すことを気づかれているかもしれません。
経穴の勉強をするとき。
それはスタンダードに、経絡図で徹底して覚えるようにしました。
その知識に加えて私が筋膜リリースに慣れていたため、
体内の筋膜層が多層化して歪むポイントや多様な筋膜同士の癒着に対し、
手で探れるように修練をしていた成果で皮下の歪ませられる様子が見えてきます。
その歪みをもった皮下の筋組織図は立体的に描かれて気を止める場を割り出して、
こっちにきてるはずという見当をつけることができてきます。

ワンドの先を当てる方向や当てる強さが微妙に違えば効きが悪い。
適当でも効かないわけじゃないが、効きの範囲が狭く影響が小さい。
そのような変化があっても維持継続が戻りの力に勝ちづらいでしょう。
お客様の身体状況や条件から、状態がそれほど問題ない方は、
ここまで細部を描ききらなくても大丈夫です。
その方が持っている体調の修正能力が活躍してくれます。
ただ身体が弱っておられる場合には、これほどまで思考して当たるのかといわれるほど、
深読みを繰り返して次の一手を選びます。
そうしないと体調も正されるというより、
バランスを失して危険なこととなります。
そうした一手を選んだ点が意中としてとれると
私の独り言モードで「やった、見えた」とか口走ってしまいます。
(この独り言をお客様の休まるときの耳障りになりはしないかと気遣い、
 わざわざ言わなくていいと考えていたのですが。
 あるお客様から、黙って黙々とぴしゃっと当てられると、
 たまたまそこを当てられたのだろうと思うこともあるが、
 私の独り言を聞くと、
 意図して繰り出された結果と受け入れやすくなるといわれたことも。。)

他に患部を2点〜3点で挟むことで中点に患部を施術者が意識して変える法が多用。
他にもいろいろあり、意図的な仕込み作業のお話は尽きることもありません。


小さな精度を高める工夫をトライ・アンド・エラーをしていく結果、
成果を高めることに結びくくようです。
人は成功からの学びは少なく、失敗から多くを学びます。
大きな変化を功を焦って大きな変化にいきなり取り組めば、
失敗は取り返しがつかない大きなものとなりますから、
それでは私自身が実験台になるため身が持ちません。
小さな変化からの失敗は改良点を見つけ出しやすく、
視点の変化も容易となります。
かえって短いスパンで小さな変化を連打することが、
大きな変化にやがては転じるものと感じております。





最後に、シェークスピア劇に出演なさったお客様は、
そうする前の伏線と言えるような多くの表現を人前で試みてこられた方でした。。
だから一昨日前の劇中で、あれほどすばらしく胸のうつ演じ方ができたのでしょう。
一見すると難なく華々しい活躍をするようにみえていた方こそ、
陰に回って人一倍努力を積み重ねていた人だった。
お客様のこれまでの活躍の一端を存じ上げており、
神様は順当な努力を積んだもののみを祝福するという言葉通りに感じました。
ほんと、最高の勇気づけをしていただいたと感謝です。

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posted by スズキ at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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