2024年08月05日

タブレットも1インチのサイズの違いで雲泥の差。人の肩の高さでは、1インチの高低差を見過ごせばトラブルのもと。

最近、うれしかったこと。

12.1インチタブレットを購入し、
PDF化した専門書を読むにも、
YouTube映像を視聴するにも、
画期的に学び取りやすくなったことです。


愛用している11インチタブレットでもPDFにYoutube。
見れないことはなかったが、手間がかかる。

字の小さな専門書PDFをピンチインして拡大表示しまた縮小を繰り返す手間。
YouTubeの武術映像を部分拡大して観察をする手間。
11インチタブレットでは、作業効率が悪く感じていました。
学習へ脳を使う以上に、タブレット操作に貴重な脳の領域を割いていました。

それが新たに手に入れたALLDOCUBE iPlay60 Pad Pro 12.1インチ タブレットなら、
(2560×1600の高解像度に助けられ)手間の50%がスッキリ消えて、
ぱっと観たら鮮明な文字や画像が目に飛び込んでくれるのです。
学習の進捗状況を大きく変えてくれました!

11インチと12インチの〈1インチ(=2.54cm)の差〉が、こんなに大きいとは!!





話変わりまして、
私は施術前にお客様の立位姿勢を観察させていただいております。

正中が正しいか、水平が正しいか。
たとえば
肩の高さや肩の前方への巻き込み具合を見ます。
骨盤の腸骨稜の位置を観ます。
これで手足の骨が体幹に設置する様子がわかります。
骨格構造の水平がバランスが取れているか、
乱れて傾斜しているかがわかるのです。

骨格構造の水平がきっちり整えられている人の場合、
同時に脊椎の垂直方向が鉛直線上に位置しておられ、
すばらしい状態と言えるでしょう。

武術やスポーツでも、このような骨格構造体を持つものは
優れたパフォーマンスを叶えてくれます。

ただ頭部の脳を置くための蝶形骨を傾斜させた立ち方をすると、
脳内の血液がたまる場に偏りがでて思考力等が激減します。
そうしたトラブルを避けるため、
頭部は自動で水平に置くよう第一頚椎あたりで微調整をする操作をしています。
実はこの頭部を水平に設置する操作が効いていると、
自身の肩や骨盤に上下のズレがあっても気づけない。
他者が客観的に観れば明らかに左右の肩の高さが違っても。
肩の左右の高さの差が1インチを超えても本人にはそのような自覚がもてない。

肩や骨盤の水平面のズレがあると気づけていないため、
施術の場で施術者に、
「ちょっとこちらの鏡の前にお立ちくださいませ」と、
自身の状態をあらためて客観視するよう促されます。

そうして主観的には肩も骨盤も水平のように感じても、
客観視すれば1インチほどの差があることを知ります。

そうしたことで、
身体の主観的な感覚は意外に当てにならない側面もあり、
現場を知りたければ姿見大の鏡で自身を映して観察すべきでしょう。


もし1インチもの左右の肩の傾斜があるとみつけられず、
その状態のまま発痛する腰や首に湿布を貼っても、
賢明な対処とはいえないこともあります。


では肩の左右の高さが違っているなら、
それを無理やり高さが揃うように身体をくねくねさせて調整すればいいのか?
そうでもないようです。
そのようなことをすれば、
新たな歪みを追加する憂き目に。

それでどうしたらよいかと考えて、
昨今、お客様へDAISOで買ってきた水平器を左右の手で持って、
水平になるよう気泡を真ん中へ導いてもらうという私の思いつきをトライしていただくことがあります。

体幹がある程度できている人では、
容易に水平器を水平に導くことができます。
ピラティスを長年やっておられた方が、
先程はけっこう肩の高さが1インチ前後の高低差があったので、
すぐに水平に持っていくのは難しいのではと思いきや、
あっさり「鈴木さん、こんな感じですか?」と完成形を見せて驚かされたことも。
水平感覚をつねづね磨いてこられた成果を魅せていただきました。

水平器のような客観的に自身の傾斜状を視認できるものに助けを借りて、
無駄な力みが抜けて伸筋で手を空中に吊り上げて固定できるようにすると、
脳内のミスアライメントをよしと感じる人体感覚マップの誤差を削ることができるでしょう。


タブレットも人体の左右の高低差も、
1インチの差から生まれる別世界があるんですね。




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posted by スズキ at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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