それで例年よりソメイヨシノの桜の開花が遅れています。
例年にない変な気候が災いして、
免疫力が低下して体温調整がうまくいかない。
それによる風邪などの体調不良を感じる方が多くなってます。
一昨日前、私の知人宅にいくと、
風邪気味で喉が痛いと訴えておられました。
経絡へのアプローチで軽減できないか?
ということになりました。
私が施術道具を置いている同業者のお宅で、
もしかしたら(胃経かな?)と感じられて。
本人談から、どうやらお腹の胃の調子もいまひとつだといい、
胃内停水状態が離れたところからも耳にすることができました。
それで広く胃経を刺激するも、喉の変化は感じられないようです。
次に(大腸経、三焦経かな?)と喉の該当する不調箇所にかぶる経絡を、
観ていきました。
咽頭炎のような症状には(肺経、小腸経)
特に肺経のトラブルで起きることが多いのは存じ上げています。
通常なら肺経が優先順位としてトップに挙げるべきですが、
ひとまず経絡が通る線上からみて、どのようなことがあるのか?
そうした視点で観察する機会として、知人に活躍していただきました。
結果として手をよく使って仕事をしていたため大腸経ラインに硬さがあり、
そこからの影響が高いことが前腕の大腸経ラインのリリースによる改善と、
一部三焦経のライン上のリリースで、
そちらへの関係がある症状だったことを読み解くことができました。
ただ残念ながらそれだけではまだ、喉の不調感は半減した程度のようです。
そこで五葉松という生の松葉を持っており、
そちらを粉砕機で粉砕し松葉ジュースを作り飲用してみました。
(五葉松の松葉ジュースは黒松と異なり飲みやすいんですね)
松葉は昨今、健康食として注目されており、
お茶としても売られてます。
ですが個人的には鮮度がいい生命力が満ちたハーブのほうが、
接種後に身体の滋養が高いことをしっておりますので、
このたびのような生の松葉があったことは幸運でした。
作りたての松葉ジュースをいただいた直後に、喉の不調がほぼ、ゼロ!!
大腸経上の強固な凝りへの施術と
五葉松の松葉ジュースのフラボノイドによる除菌殺菌力のコラボです。
知人はその後に数時間、睡眠を取られすっかり元気に復活できました。
こういった合わせ技による連携したケアの方法もあるんだなって、
いい勉強になりました。
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