2024年01月07日

Googleレンズの英文から和文への翻訳機能、すごすぎですね〜。

今年に入って、
ボウエンテクニックの英文書籍【A Textbook Of Bowen Technique】を、
4年前に全英文をOCRしGoogle翻訳で和訳。
それをPDF化していたテキストがある。
そちらの読み込みをしていました。
250ページでカラー印刷された本で、
ボウエンテクニックの多数出版されている書籍の中で
この本のすばらしい内容は群を抜いています。


ただ4年前のGoogle翻訳は誤訳も多く、
医療用語に苦手がありました。
いま、その和訳PDFを読み込むも、
読みづらくて理解が進まないでいました。


そんなとき知人から、
「Googleレンズで英文を和文に翻訳してみたらどうですか?」
とのアドバイスをいただきました。

試しに、数ページをGoogleレンズで撮影翻訳をかけてみた。
医療用語を含んだ翻訳精度が格段に向上していたんですね!

たとえば、、、
4年前のGoogle翻訳では英単語の経絡・経穴関係の和訳はほぼスルー。
そんな致命的な大きな穴が空いていたものが、
がっちりいまは適切な翻訳ができていました。
他のパートでも読みやすい翻訳文の仕上がり、
すばらしさに目が点になりました。


4年前の苦労して読みづらい和訳PDF本を作成に、
20日間昼夜を通して作業したものが不要になりました。。。
せっかく作ったのにという思いが襲ってきました。

ですが今の時代は、
【Readable】のような有料翻訳サービスを使えば、
英書もデジタル化したら和書も同然。
英文の読解という学習障壁が消えたようです。
そうした波に乗り遅れてはならない反面、
そうしたデジタル技術では置き換えられない仕事をすること。
そうすることが、
これからの時代は必須だよと、知人が力説していました。




ボウエンテクニックの優秀な本をボウエンテクニックのセッションを受けてない人が読んでも、
クライアントへのアプローチ技術等の実技が文章で書いてはあるが感じがつかめずに
思った効果を引き出して駆使するようなことはできないだろう。
同様に映像でボウエンテクニックのセッションを視聴しても、
視聴した人の身体が治るわけでもありません。

ボウエンテクニックを生み出したトム・ボウエン。
彼の手が生み出したタッチが7人に受け継がれ、
彼らから学んだプラクティショナーが、また後世のプラクティショナーへと伝える。
それは手によるタッチという文章化が不立文字といえる繊細さを含んでおりました。
ただ繊細なアプローチも物理的な操作をする行為ですから、
表面上の手の動きは目に映り、見様見真似は可能でしょう。

ですがクライアントの複雑な条件を含む状態を読んで理解したすえになされたタッチは、
それをする意味や意義は理路整然と説明できます。
クライアントごとにケースバイケースで見極めが必要で、
安全に効果的な成果を生み出すには毎度同じ事とはなりません。
そうしたところにプロとしての魂が宿るわけで、
さささっとくりだす真似できそうなタッチに見えても、
施術結果の違いになってあらわれます。



そうしたところを本にわかりやすく解説しようとしても、
直接そうしている姿を見せてもらい、
そうした成果に感動したり感服する経験を経てからでないと、
その手技の優れた遺伝子に触れて受け継ぐことができません。

私自身、ボウエンテクニックについて、手技のやり方は洋書を取り寄せて学ぶも、
実際にセミナーで学ぶまでは、これほどわけのわからない手技はないと思ったし、
本当にこれって効果ってあるのかと半信半疑どころか疑心暗鬼でした。
ですから本を読んでみただけでは、いまひとつわからなかったものの、
セッションを受けて、自分も受講後に施術をさせてもらう経験を積み、
ようやく【A Textbook Of Bowen Technique】
本の中で解説されている文章の意味が見えてきました。
本を読んでいただけのときは、あまりに表面的な部分での理解しかできず、
いくら本を読んで手さばきを真似ても不適切なトラップにはまるのではと不安ばかりよぎりまして。
本からだけで学ぶには限界がある.。
そんなことを思い知らされた手技療法がボウエンテクニックでした。


posted by スズキ at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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