コロナ禍前に書かれたものですから、
現在はドイツ人の生活スタイルも変わっているはずでしょう。
著者熊谷 徹 氏は、その後に数冊、日本にはないドイツ人の仕事のイメージの差をつたえる本を著していて、
多くの人に読まれているようです。
ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか (青春新書インテリジェンス) 新書 – 2019/2/2
熊谷 徹 (著)
〜【内容】〜
ドイツ人の平均可処分所得(手取り)は年290万円と意外に低い。
しかも、消費税(付加価値税)は19%と高い。にもかかわらず、多くのドイツ人が「生活に満足している」のはなぜか?
いっぽう、サービスが行き届いた世界一便利な国・日本で、日本人の多くが生活に「ゆとり」を感じられないのはなぜか?
ドイツ在住29年のジャーナリストが肌で感じた「ドイツ流・お金に振り回されない」生き方を明らかにした一冊。
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上記の本を元ネタにして、
YouTubeに6つのドイツ人の節約術思考にせまった映像がありました。
ご参考までに挙げさせていただきます。
【年収300万円以下】低収入でも豊かに暮らすドイツ人の節約術 - from YouTube
https://youtu.be/GMvQe3bNwFA
■ 強い個人主義
中途半端な付き合いでの贈り物はしないなど
■ 質素な食事
閉店法もあって夜は飲食店が閉店している
朝と晩はあっさりした食事、昼はしっかり食べる
■ 何でも自分でやる
家や家具の修理や制作等もなんでも自分でDIYで節約
他、自力でできることが増えれば、節約につながる
■ 他人に期待しない
過剰なサービス(?)を期待しないことでストレスが減る
■ 余暇にお金をかけない
休日にお金をかけないで過ごす
余暇はしっかり十分にカラダを休めること
■ お金よりも自由な時間を重視する
〜〜〜
ドイツ人の生活様式は、その国の社会や文化など背景があってこそ成り立つもの。
それをそのまま私が実践するには不都合もあり、吟味していきたいなと思います。
個人的な考えですが、
『■ 何でも自分でやる』という項目には魅かれるところがあります。
DIYで家具をつくったり内装を模様替えするように、
自分の体のメンテナンスや創造を自分でできるレベルを上げることができればと思います。
先日、私どもの施術をお受けいただいた初回の方へ、
身体的な自由度が高めな方とお見受けいたしまして
概要をなぞるようではありましたが歩き方のイメージを
実地でお伝えさせていただいたとき。
お客様「普通に小学生の体躯の時間で、こういった歩き方を教えてくれればいいのに!」
とのこと。
運動会での元気のいい膝を高々挙げて行進する姿をみて、
バイオメカニクス的に言えば確実にそういった負担が残る所作を学習すれば
後々になって体のゆがみをつくりだすのでどうにかならないかなと思います。
おとなになってから、立位や歩行法を変えるって、
思った以上に難しいのです。
だったら、悪癖を含んだ姿勢を覚える前に、
負担の軽減されて寝れば生理的なゆがみがしっかりほどける所作を覚えるようにできたら。。。
私も、損な身体操作法を気づかぬうちに身に着けて、
オトナになってからそうした絡まってがんじがらめになった悪癖の塗り重ねられた動き方のリセットに難儀し続けているものの一人ですから。
他人事じゃなく、自分事としてそうであったらどんなにしあわせだったろうか、、、。
そう感じています。。。^-^;
虚証に転じた私どものような自身の誤動作を含んだ身体操作は、
それを「どんなことをしてもリセットしないわけにはいかない!」
って固い決意がない限り、それを変えることはできませんし、変えられても一瞬で元に戻ってしまうものです。
自分から身体操作術の改良をがっつりと取りに行く気がない人で、鮮やかな戻りなく改善が自然にステップアップできた人はみたことがない。
自分の体をDIYで作り変えて、後々まで身体状況を安定させたいという考えも
『■ 何でも自分でやる』ことの一部として取り組む人は賢明ですよね。
そのようなことで医療費等(施術院で施術を受けることも含む)も、その後にわたって軽減できるのですから!!
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