2022年12月08日

30センチの長さを超えて安定性と力強さをかなえるマッサージができる!大判木製のかっさボード 各種のご紹介

フラットなエッジのかっさが多数販売されてます。
どうやって、それ、使うのか?
どこの面に、それ、活かせるのか?

サイズが小さいかっさでは持ち手の手がかっさ刺激の邪魔をするんです。。。
不要な刺激がみじんでもあたえられれば、リリース時の妨げになりますからね。

小ぶりのかっさではアプローチの手数を多くしても密着の度合いが悪かったりだいぶ時間がかかる。。。


そのようなお悩みがある方にとって、
時短で効率アップなスグレモノマッサージができるものはないか?



あるんです!

木製のかっさボード。

マッサージ用に機能的なカーブが設計され患部への密着がよく、
ラージサイズでウエイトがしっかりある。
効果的かつ効率的なマッサージをかなえる強力なツールです。


メーカーからの使い方の仕様書がないのが残念ですが、
感覚的に日頃から施術をしているものならば腰や腕や首や脚部など、
カラダってカーブしている曲面ばかりですよね。
まったいらなところを探すのが難しいんです。

だからこちらのかっさボードたちは腰や首や腕や脚や腹などの曲面にフィットするよう絶妙なカーブが施され、
安定感抜群。
しっかりとした圧をかなえてくれるんです。
厚みがあって持ち手が大きく確保できるため、
マッサージ器具を使ったことのない方にも
安定した圧を簡単に取り出せるのです。



そして素晴らしい点は、多種かっさボードがあることですね。
一本の木製のかっさボードで対応するのは、
彫刻家が一本だけのノミや彫刻刀で作品をつくれないのと同様です。
多くのカーブやウエイト等の選択肢があってこそ、
大局をとらえ工夫を凝らして細部から大曲面までアプローチするパフォーマンスが飛躍できる。

ここがこだわりのプロの手になるわけでしょう。


木製のかっさボードは、数種類あるんです。


メインで使っているのはこちらの木製のかっさボード。
(1)
大判の木製かっさ.png




他に2種類の木製のかっさボードをご用意しております。

(2)
板状かっさ2.png

(3) 他のものより軽量で曲面が少ないため、一般の方が使ってみても使い勝手がいいハードル低めのかっさボードです。
板状かっさ1.png


特に(2)(3)は、手に入れて日が浅いため、
結局どういうところで使えばいいのかと試行錯誤をつづけている最中です。


これらの大判の木製かっさボードは、
握り手を力んでマッサージを加えるなら不快な当たりが感じられ、
リラックスできずに緊張してうまくリリース効果が引き出せない。

それが剣の握りから発展したようだといわれる合気柔術の手の内。
こちらが修練されていると大判の木製かっさボードの力を最大限引き出せるでしょう。



ただ強力かつ強烈な刺激が与えられるゆえに使い方を気をつけねばならない点もある。

実は・・・大判の木製かっさボードは、
マッサージ刺激が他のツールにはない強力さが売りなため、
楽になるのも早いが、
反面、包丁を巧みに使うごとき手さばきでこちらのボードを活かせないと、
楽になるどころかけがの元にもなりかねないと、私は危惧しております。



自分用にセルフマッサージをするときは、
ムリな圧をかけることはないでしょうから大丈夫だと考えますが、
家族や友人に対してこちらを使ってマッサージを試みるときに注意が必要です。


対策として、いきなり対人マッサージはせず、
十分にセルフマッサージで圧の当たりを熟知してから用いるようにしたほうがいいでしょう。


椎骨の棘突起や肋骨や鎖骨は骨折しやすい骨ですし、
一般の方は仙骨部位にはぜったいに用いないようにしてください。

※ 仙骨周囲のアプローチは一般の方はしないようお願いします!

  仙腸関節が骨化したほどの動きを失うような場合、
  仙骨上の靭帯や外旋六筋を緩めるには最適なボードとなって使いだしましたが、
  人体の調整でもっとも繊細かつ危険が大きい部位が仙骨とそれを取り巻く仙腸関節や腰仙関節など。
  ここを時短で解けるような画期的パフォーマンスをかなえるには心強い相棒ですが、
  仙骨やその周囲の見立て方だけで数百ページを超える専門書が書かれて出版されるほどのものです。
  それを把握して安全性を確保して効果の引き出しをあげるような下準備を、
  私は調べてやっていっております。
  最大の調整点である半面、最大の難解で危険とすれすれの調整点が仙骨周囲の凝りです。
  それも慢性化した凝りは骨のように固まっていて、原形を見せないように形が変わっていますから、
  そこを読めないと解けない仕組みにもなっているのです。




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posted by スズキ at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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