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施術が進むと、いままでは虚証がつよく血の流れが停滞し、痛覚神経が正常に働かない麻痺が進んでいる状態が改善されます。
すると、何が起きるのか?
へたれになるんです。。。
^-^;
いままでは痛覚神経が働かなかったから、体内に炎症があっても、漠然とした不快感という反応が出るか、
またはそうした不快感も感じないほど麻痺が進んでいたとします。
これって、虚実の状態のふたつに分ければ、実証では起こることはめったにない。
ですが虚証であれば、まま起きてしまっていることです。
神経は、多量の酸素が必要ですから、十分に量がまかなえていれば正常に働くわけですが、
その量が必要十分量を減ってしまったときには神経が正常に働けなくなるのが麻痺なんです。
それはたとえば、
呼吸力が低下して血中酸素量が理想値よりもだいぶ低下していた、
血液の循環力が低下して末梢部分の毛細血管等へまで行き届きづらくなっている、
脊柱起立筋が恒常的に硬化委縮して自律神経系の乱れが生まれ、慢性疲労が蓄積し、血中酸素量が減ってしまう。
睡眠が浅い、
それらにより冷えが強くなったり、
呼吸がうまくしにくいための肌荒れがでたり、
息がしづらくなるような首の芯に凝りがはびこる、
などなど、さまざまな痛覚等の不快感を感じてその状態を回避させるための神経が働きづらくなる条件下におかれたとしましょう。
すると、そういった代謝不足からくる虚証が起き、
正常に不快感を感じ取れなくなっているから、
炎症が体内ですでにけっこうおきていたとしてもつらさがだいぶ減じられている。。
3カ月以上もそういった不具合が継続し経過す方のときは、すでに慢性状態に陥っています。
そうなると血液内の血中酸素量が減少すれば血の粘性が高まって流れが阻害されてしまう。
こうして皮膚の目に見えない世界では、栄養不足となって久しい体細胞たちが多く生まれ、
それらは生命力が弱化している細胞になったり。
または廃棄して新たな細胞へと入れ替えが必要な物理的細胞のよみがえりがなされるべきな細胞が、
そうするための十分な血が供給されないため古くなって老朽化した細胞をそのまま使い続けて不具合をあらわしている。
多かれ少なかれ、痛覚神経の活躍が停滞しているといった麻痺が進んでいるときには、
目に見えないがだいぶ深刻なマイナス状況が浸透しているのです。
それが、施術が進むにつれて「強かった虚証」から改善し変化があらわれてきた!!
するといままでは痛覚が麻痺していたおかげで痛みや張りや筋の緊張感などが感じられないか感じづらかったため、
不快感が感じられているのは確かだったのだが、
今思えばかつての麻痺があったときは漠然としていたものだったようだ。
そういえるのは、、、
いまのほうが、めちゃんこ痛い!!
以前よりも不具合がでちゃったんじゃないかと怖くなる!
という状態変化により切迫感があるあたふたがでてくることがあります。
だが実際は、脈を診たらどうだろう。
以前は虚証の脈状(脈の状態)だったが、現状はしっかりとした平脈(理想的な脈の状態)だ!
身体の内側の芯のそこかしこ、隠しておいて神経麻痺していた炎症か所に血が通い始めていた。
そこにより、痛みや不快感が以前よりも感じられる。
つまり痛覚神経が働けるようになって活性化した状態だから、
ふつうにいたたたたぁという炎症を感知していっただけです。
痛いのは、もちろん苦痛だ。
だから嫌なもんです。
ですが、麻痺している人は、結果、麻痺させた組織をさらに悪化を加速させるような酷使をし続けて、
骨以上に硬い筋膜を内部に仕込んでいき、通常の施術院ではもやはリリースができず歯が立たないものを作り出してしまうのです。
麻痺は加速して状態の悪化に至るので、危険。
それはなんでかというと、最初は骨格筋が癒着がして、皮膚表面が硬くなるんですが、徐々に中層筋、
そしてより悪化が進むと深層筋まで癒着という病(やまい)の位置が内に入のだが。
その先は、内臓が骨格筋の深層筋が固まった次に癒着へと進行していくのです。
内臓疾患となれば、そうなればすでに施術院でケアをしていればいいという段階は過ぎていることで、
医療機関にお世話になることが必須な状態にまで進行しています。
私としては、そういった病(やまい)に苦しむ段階に進む以前の「未病」のときに、
少しでも改善をはかるようなカンフル剤としてでも施術を使ってほしいと願うところです。
最後に余談です。
とある先生にこの麻痺した状態の方が、神経が回復しだすと痛みに敏感に反応できるようになってへたれになるというと、
「うそだぁ、そんなことあるわけないよ」といってました。
別に施術家なりたての人じゃないんですが、私の施術とは異ジャンルの先生であるため、
そのような変化が観察され気づいたことがなかったんだろうかと思ったのだが。
ちょっと頭が硬そうな思考の持ち主のように感じたので、
あまりそこは突っ込んで話すこともしませんでした。
ただその先生自体が心臓に得体の知れない病があるといっておられたし、
脈が軟脈で遅脈、そして脈が跳ぶので自身がまさに虚証のまんなかにいるようでした。
特に姿勢状態をみれば肋間の詰まりが非常にきつくなっているところは、
服をきた上からも私には見て取れる。
知らぬ間にその先生は痛覚神経が麻痺して久しくなっておられるのでは。
そのような狭い呼吸をしている。
・・・でも、こんなことを言うと、自分が思ってもみないことをいわれるとプライドが傷ついたと感じられることもあり、
こちらが善意で言っても険悪な雰囲気になることがあります。
ほんとうは、実際にご自身でそのような回復のためのステップがあるあるなんですということを経験してほしかったのですが、
そのようなことは申し出ることもできずに、スルーするしかなかったことがありました。
^-^;
私はこんなことで、うそ、つきませんからね!!
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