このブログをお読みいただきたい方:
■ 肥田式強健術で知られる肥田春充先生をご存知で、関心ある方
■ 手足の順序だてての骨の操作が大事じゃないかと気づき始めた方
知る人ぞ知る!?
肥田式強健術で知られる肥田春充先生。
ネットで下記URLの肥田春充先生の画像を観ていて気づいたことがありました。
https://ameblo.jp/jk1koz/entry-12441840560.html
おこなおうとする内容が未消化で外形のみを真似すると、
身体に負荷が強く危険さがぬぐえないため
意図的にぼやけた言い方をさせていただきます。
「手足の骨の芯」を、尺骨、橈骨、上腕骨の順に関節がはまる方向へと向かわせると、
こちらの肥田春充先生のぴしっとした背筋となります。
その様子が肥田先生がお膳の上に乗せた「一般的には不自然な角度に曲がる手首から先」で納得できました。
上記URL内のお写真の左側におられる肥田先生の両手の手首から先をご覧ください。
なんか変な感じしませんか?
でも骨芯をもって操作なさられている、姿の勢いをもった力と気に満ちた素晴らしさが、
私にはまざまざと読み取ることができ、伝わってきます。
それはどのような手の操作を肥田先生がなさっているかを推測なさって、
真似て正解にたどり着けば、この手の置き方や向きになるのは当然です。
そのうえ、上体のすがすがしくそそり立つ姿勢に、誰もがなるはずです。
まずもって、肥田先生の身体の整えられた骨格構造体は、骨芯に意識が満ちていた。
それは確かだとこの写真で確認でき、
それから肥田式強健術の写真を観ると、
その意識が徹頭徹尾貫かれているのでしょう。
いままでは筋の操作に気がとられてしまい、
そこになにかの意味があるはずだと思い込んでいました。
先入観を一度持ってしまうと、まっさらな眼で見れば当然わかることを隠してしまう。
バイアスがかかっていたというよりも
骨格構造上の規律のよさが見えていたにもかかわらず、
そのヒントを「肥田先生は特別だ」と感じて真意が気づけないような私の目が節穴だったといえるでしょう。
でも、、、いいわけになりますが。
私が読んだ強健術の本には骨を意識をもってどう動かせとか、確か、、、書かれてなかったのです。
ひとつずつのポーズのタイトルに、どこそこの筋のトレーニングのような筋トレのように思える命名があり、
そこから筋への操作がまっさきにすべき課題だと早とちりしていました。
そう浅薄に物を観て見抜けてなかったのがはずかしいです。
肥田先生ご自身の動きの節々を気づいてから再検証すると、
フィジカル面の操作を非常に実直になさっている側面が観てとることができます。
肥田先生の超能力的な伝説を聞くと先生の個人技だからと思えたところが、
肥田先生が他人に再現性をしめせないことをわざわざ時間を割いて教えることはないと思います。
健康増進のため、肥田式強健術を取り入れようという方がおられましたら、
「骨を先行して有意味的に操作していただく」といいでしょう。
そこから新たなる興味深い気づきがえられると思います。
私自身、今回の気づきでもうすこし肥田先生の動きを自身の身体を通して研究できたら、
かつて強健術で強い腰痛に悩まされたという友人に、少しはアドバイスできるようになれれば幸いと願っております。
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