■ 私の施術でのベン石温熱機等の使われ方が体の部位ごとに最適なものを選ぶ、をイメージしたい方
■ 安価な椅子型収納ボックスの購入を考えている方
施術中には手技として手掌を使う圧をかけてリリース「も」おこないます。
昨今では、手掌をつかう押圧の率が減ってきました。
ベン石温熱機を4〜5本を使う、
排酸棒を使う、
ゼロプロマッサーをつかう、
その他の様々なかっさ等を使う。
このようなツールを活かしていくことで、
・温熱による神経系の興奮を落として痛みを減らし、
それでいて硬化が進んだコラーゲン組織を緩める深度が輝きだす
こちらが深層筋のリリースに相性が抜群にいいんですよね。
・リリースの進展の加速
・安全性の向上
・手技の多様化
・etc....
そういったツールが離れられない関係になりました。
手では困難なリリースが、150%UP!?とか、
手ではムリなリリースが、これをもちいることでできている。
つまり手を加えられなかったところが、
これらによってリリースができるようになってきています。
たとえば、昨日の施術では胸骨の胸肋靭帯の骨化をなさった部位を緩めるために使いました。
施術回数を重ね肋骨の形状を徐々に全体を整えて行った末に、最後に残った部位がここです。
手でのリリースでは骨折等の危険もあり無理だし、それ以前に手では激痛がようしゃない。
実質、それもあって解けない部分の筆頭として整体の本にも手を出すのはドクロマークの忌避部位とされています。
つまり、このようなドクロマークとして対応が教えられず厳禁とされた部分は、解き方を知る者もいません。
学びようがない部位が人体にはいくつかあるのですが、そのなかでも対処が難しいのは胸骨柄と胸骨の境目。
だから通常はおおざっぱに硬化した面をとらえて、
ハンドリリースする範囲内のことしかしないのです。
それじゃ、、、動かない方もおられるのです。
ですがそこで止まっていては、先に進めず、延々と足踏みが続いてしまうでしょう。
ミリ単位のレベルでピン止めされて固定し動きを逸した骨化した部位は、
肋軟骨の骨折もしやすい状態でもあって深く手を入れることもできない。
ただ骨化した部位は皮膚の側にある肋軟骨を止める人体の身にあらず、
内臓がある内側にこそ骨化の進んで外すことが、単純なやり方で考えてはムリなところがある。
単純に、上から圧しても皮膚に近い胸肋靭帯の骨化を多少緩めるのみで、
その奥の部位は子供のときから何十年も持ち越した慢性化した骨の並びの変位を動かすことはむずかしい。
今回でリリースを30%以上進めて緩めていきたいと部分を絞って思って、
昨日の施術にあわせて柄の長いベン石温熱機を使った梃子を活かしたリリースを1週間ほど徹底練習してきました。
梃子を正確におこなうって、想像以上に合気柔術の技をかけるかのような支点を固定するのに技が必要です。
かなりむずかしい。
実は梃子を活かしたリリースが決まると、痛みが半減しさらに減るという可能性があります。
胸肋靭帯の骨化といった靭帯は神経を突き刺すに似た痛みが強く出やすい部分でもあるため、
痛みを感じ、負担感が行き過ぎないところをめどとしてリリースをしようと考えていました。
それがさいわいにも、
お客様の気合をいれて施術を成功させようとがんばっていただけたおかげもあり、
長時間をかけさせてつきあっていただき、
リリースを前進させることができました。
地道に日々、ツールの使い方の工夫やツールに機能を付加させることで、
施術成果の可能性を伸ばしております。
そのときに使ったベン石温熱機のメインは柄の長いものを2本と他4本と、ベン石のかっさを5本と、ゼロプロマッサー。
かなりかさばる量の道具を同時並行的に使うのです。
プロの彫刻師は彫刻刀を多数持っているそうですが、
彫る目的の個所ごとにあわせた意味のある彫刻刀をそろえています。
彫刻刀を一本だけでは仏像のような繊細な彫り物をすることはできない。
それと同様に身体の部位ごとにもちいる技術ごとに最適な道具に持ち替えて施術をしています。
ただそれらの多くの道具は大きさもありかさばりますし、
ベン石温熱機には電源コードがつながってコードさばきも必要。
施術用ベッドの上にはスペースの関係で置くこともできません。
いままでは施術中に丸椅子をベッドの両サイドに置いて、その上に置いたが、
それではまったく置くスペースが足らなくて。
今後も施術道具は流動的に増減していくでしょう。
困った。。
そんな施術用具たち。
カートの購入も考えたが、床面がふかふかで不安定だしちょうどいいものが見当たらない。
そんなとき、
100円ショップのダイソーでぴんときて購入した「椅子にもなる収納ボックス」を購入しました。
(写真:3つを縦に重ねて鏡の前に置いてあります)
ダイソーで税込み550円
30センチのキューブ型。
60Kg荷重OK。
ちゃんとした「椅子にもなる収納ボックス」があるのは知っていましたが、
個数をそろえればそれなりの値段になるし、
思うようにいかなかったら残念な感じです。
でもダイソーの比較的安価なものだから試そうと。
ちょっと施術中に道具を置くというときに役立ってくれてます。
施術中に、いま、手に持っているツールをどこに置こうという判断が、
意外にストレスだったんで助かってます。
これでどうにか、施術中に床にベン石温熱機が「ドスン」と落っこちてお客様を驚かすということが減ればと願っています。
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