薬にしたかった食材が毒に。。。
細かいところとほおっておいてはなりません。
なぜ毒になるかが科学的に語られると、あなどれません。
食事に関心がある人
基礎疾患があり、食事に注意したい人
「その食べ物は 毒にも薬にもなる」という食材のメリットとデメリット。
こちらを戦略的に把握してから病気に打ち勝つ正しいチョイスをしていきたい。
そういう方々に読んでいただければという一冊を見つけました!
本ブログ中ほどでのご紹介となります。
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人は成功からは、ひとつのやり方を知るにとどまるが、
失敗からは、成功以上の多くの正解を知ることになる。
そこには失敗を検証する振り返りが必要です。
それができないままでは、失敗を繰り返します。
もしも、単に失敗に打ちひしがれて感情を落胆させるだけなら、
同様なミスを何回でも繰り返すかもしれません。
人は成功より失敗から学ぶといいます。
その理由は失敗後に失敗を恥としない意識を持てるかどうか、
事後に全体の状況を冷静に観察して検証するかどうかですね。
そうした上で、次の問いを投げかけます。
[ 他にどのようなやり方があったと思いますか? ]
この問いに真摯に向き合えば、
そこから複数の修正点や改善点、そして改良点を見いだすでしょう。
誰しもが混乱した状況に身を置いたときには冷静さを欠いて気づかないものだとわかるでしょう。
それはひとつ、大きな発見となるかもしれません。
そして。。。
「ためらいすぎて時機を逸した、もっとスピード重視でいったほうがよかったかもしれない。
同時にしっかり情報を集める努力を合理的にしていくべきだった。。。
そうか、、、情報量が少なすぎてグレーゾーンが多かったから判断ができなかったのかも」
というように、失敗に至るまでのシーンを回想して、机上の空論かもしれない考えを巡らすなら。
「では、どのような情報収集の方法があったのでしょうか?」
「『それを知っている人に聞くべきだった。力を貸してくれるよう頼むべきだった』」
「そうなさったら、結果はどのようになっていたでしょうか?」
などと、自身で質疑応答を繰り返していく。
こうした自問自答を徹底すると、次に同様な課題が発生したとしても、
当然のように失敗で得た賢明なやり方で事に当たるでしょう。
類似問題を出されても一度しっかりしたやり方を学んだあと。
あわてずにいられて冷静さから凡ミスする心配もありません。
アドラー心理学の5つのライフタスク(課題)とは、
@仕事のタスク
A交友のタスク
B愛のタスク
Cセルフタスク
Dスピリチュアルタスク
という五つのライフタスクが設定されています。
人の成長とは、
赤ちゃんがハイハイから何べんもの失敗を繰り返してやがて立つようなものです。
だからコーチングセッションでは新規な挑戦を促して、経験値を速やかに高めることになる。
そこで失敗をしたとしても、その取り組んだ勇気をたたえられるでしょう。
その上で挑戦した行動を振り返って、いまならどういったアイデアで再挑戦し、そうしたらどうなるでしょうと会話がはずみます。
だからこそ、コーチがクライアントにライフタスクにかかわる挑戦を促す課題に、
次のものが与えられることがあります。
【 一日に 3回 失敗してください 】
小さすぎる失敗ではダメです。
取り返しがつかないので大きすぎる失敗はダメです。
そこは常識的に考えて妥当な線を見つけてください。
これは主に慎重タイプの人にだされる課題です。
・・・という、これからご紹介する本の内容の枕はこの辺にして。 ^ー^;
ここからが本題。
食に関する、いい本を見つけました。
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【本の内容】
自身や患者の健康のための栄養知識が学べる1冊
120種類の食材の特徴と、80の症状に対する食・運動面でのアプローチ方法を掲載している大事典。「食」や「健康」の情報が氾濫している昨今、特定の食材やダイエット法が一過性のブームとなり、消費者を混乱させている。それに対して本書は、食材の良い面・悪い面の双方を示しており、客観的で偏りのない情報を学べる。治療家自身のセルフケアのみならず、患者の症状やライフスタイルに合わせたオーダーメイドの食養生指導に活用できる1冊。
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【目次】
NUTRITION
Chapter1 栄養 食物はいかに毒となり、薬になるのか
Topic
プロバイオティクスとプレバイオティクス 有益な細菌
栄養補助食品(サプリメント) 本当に必要か
自然食品 その値段の価値があるのか
ファストフード 手軽に健康的な食事をするには
食事制限 菜食、完全菜食、乳製品、またはグルテンなしの食事―どれにするか
FOODS
Chapter2 食材 食材の体に良い面、悪い面
Topic
カフェイン 最もポピュラーな興奮剤による高揚感
スーパーフード 誇大広告に流されていないか
旅行 移動中に健康的なものを食べる
おやつを食べよう 食欲に打ち勝つ最善の方法
AILMENTS
Chapter3 病気 病気を治す食材、患う食材
Topic
炎症 食物で炎症を和らげる
相互作用の警告 食物と薬物は混ざり合わない
血糖インデックスと血糖負荷 ひと口が持つパワー
年齢と段階
用語集
食材一覧・病気一覧
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生薬や野菜、果物など。
それら多くのものには、薬効があるといわれています。
たとえば上記の本から
ナツメヤシ(デーツ)
💛 健康に良い面
▶心臓疾患と骨粗しょう症のリスクを下げます
▶がんの予防に役立つ
▶血圧を下げる
✖ 健康に悪い面
▶体重増加
▶虫歯
私の個人的な印象では健康に良い面ばかり語られてきて、食べるよう推奨された記憶があります。
それにより私もナツメヤシを500グラム袋入りで買っていただいてました。
その袋に書かれた表記では健康にいい!という面が押されており、忌避事項は書かれていません。
ただナツメヤシは60〜70%が糖なんですね。
甘くておいしくいただけます。
でも・・・それほどまで糖分が高いものを多量に食べればどうなるのだろうか?
体重増えるのは必至でしょう。
またナツメヤシの糖の多さは粘りを口内にあたえて、それが虫歯を増殖する結果を導きます。
おそらく私はやっちゃいけない大量消費をしていたことで、
体調が改善するどころか体が重くなって動きが緩慢になるようなことをしていました。
ショック。。。!
でも、そのことは『食材別・症状別の大事典 治す食事 患う食事』を手にして初めて失敗していたことに気づきました。
こちらの本が非常に優れた点は、
【食物と薬の相互作用の注意】が促されていて、
うつ病の治療薬であるモノアミン酸化酵素阻害薬を服用している人がナツメヤシをいただくと、
お薬との相互作用により死に至る血圧上昇を引き起こす可能性があります。
また一部の人々にとってチアミンが片頭痛の原因になるようだといいます。
『健康食品・サプリメントと医薬品との相互作用事典』
こちらは過去の相互作用から引き起こされた現状を踏まえ、どのような成分が相互作用から危険を生じるかを解説した本です。
こちらの本でハーブ等のリスクの高い相互作用が出てくるものがないかをチェックするものですが、600ページにおよぶもの。
それに専門書でお医者様や、健康食品開発やサプリメーカーの研究所が持つ本です。
だから購入ハードルが高いですよね。
定期的に書き換えられ新刊が発行されるのでお値段的にも大変。
そのような思いがあるときに、
『食材別・症状別の大事典 治す食事 患う食事』の【食物と薬の相互作用の注意】は専門性も高く心強い。
2017年に発刊されているため、
出版社の「医道の日本」社にも定期的に同著のデータを新規なものへと更新して出していただくと嬉しい価値ある一冊です。
私が薬膳に関心をもち、様々な食材を改めて陰陽や寒熱、辛い甘いしょっぱいすっぱいなど、さまざまな分類をする上で、
たまたま手にした一冊。
ライフタスクのひとつのセルフタスク上の失敗です。
この本を手にして、意図せぬ反省なしの失敗ばかりしてきたと気づかされました。
失敗しても振り返りをすればいい教訓や経験値のアップになりますが、
本書が手元になかったものだから、改善なしの失敗の繰り返しをしてきました。
これって致命的だなと、振り返り、ぞっとしました。
ホラー映画より怖いな〜、患う食事に気づかないって。
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