賑わっておられます。
私も数日前に髪を切っていただきました。
カットの最中に、
「鈴木さん、頭皮が柔らかくなりましたね〜」とお伝えいただきました。 ^^)
一ヶ月前の急性副鼻腔炎、、、となったとき。
3ヶ月間、この状態が収まらず副鼻腔炎が続けば慢性副鼻腔炎となります。
そうなることに、よほど恐怖心を抱いたのでしょう。
自分のできることはなにかを熟考した上で実行しました。
そのひとつに「頭蓋骨のパーツの位置を正す」課題がありました。
やり方はお客様にさせていただいてるリリース法を自分に時間をかけて適応するだけですから、
私には目新しいものではありません。
ただ、左側側頭骨を左頬骨の下を通る咬筋を緩めて解くには、
そこに至るまでの前段階のリリース手順があります。
そのひとつが頭皮部分の下にある頭蓋骨と頭皮が癒着を徹底して解くことでした。
頭頂骨と頭皮は癒着なく、はがれているのが正解です。
その適度な距離感。
それが頭蓋骨全体の骨のパーツごとの必要な動が起こすにはいるのです。
下図のように頭部は縫合と呼ばれる関節部により噛み合わされていますが、
実際はそれぞれの小片となる曲面を持った骨同士が寄り集まって球状に見えています。
頭皮が頭蓋骨に癒着があって硬ければ、小顔矯正等をしても戻りやすいといわれますが、
それは頭頂部の冠状縫合、矢状縫合、ラムダ縫合が、
呼吸のたびに大きな開閉により頭蓋骨全体の骨のパーツを巻き込んだ
伸長と収縮の動作をする元になる機動力を持った部分になるからです。
これらの頭皮の下にある縫合が硬ければ、頭蓋骨の骨の正常な呼吸によるリズミカルな動きが起こりえません。
だって、図を見たら直感的にわかりますよね〜。
頭頂の縫合は大きさではかなりな量を占めていますから、
側頭部の縫合部も、頭頂の縫合の動きに付き従うしかない影響が生じているのです。
だから左側側頭骨のズレが元になっている左側の副鼻腔炎。
そちらをもたらすような副鼻腔の鼻からマイクロスコープで覗くとわかる狭窄につながっているところを変えるには。。。
徹底して頭頂部の冠状縫合、矢状縫合、ラムダ縫合の部位を緩めてからでなければ、変化改善の量は少なくなります。
それでは必要量の副鼻腔の穴の狭さを解消できないので意味がありません。
ただし、たとえばカッサで、頭部の凝りを解くならゴリゴリ!ゴシゴシっ!って強烈に圧して摩擦をもって緩めていたのですが、
そのやりかたでは頭部の骨の骨膜に頭皮の組織の両コラーゲン組織が冷めて代謝が失せた状況で癒着したままのところは、
なかなか緩まないようです。
理由は簡単で頭頂の骨にある骨膜、骨膜はセンシティブで感受性高い組織であり、強めの圧をきらい、
多少でも強ければ頭皮を逆に固めて頭部を外部刺激から守ろうとする反応が反射的に生じているからです。
だから通常は、セルフケアで解くには痛みが少なく感じる程度に控えめにして、
長期間定期的にそこのマッサージを繰り返すことが良しとされています。
圧刺激が攻撃性の高いものと、皮膚には感じ取られ、強力な圧を防ごうとする皮膚抵抗が起こります。
それが頭部という致命傷を受けやすい部分なわけです。
当然、他の部位にも負けず劣らずの強固なガードをして自己防衛するわけです。
ですが、そんな1週間も2週間も時間をかけていたら、
慢性副鼻腔炎に移行することにもなりかねません。
そこで頭部にべん石温熱器の熱刺激とべん石のヘッドを巧みに使った並行ずり圧をかけてリリースしまくりました。
適度な温度でのべん石温熱器の熱刺激は、かえって頭皮のプロテクターを緩めさせて頭皮の柔軟性を取り戻させることが容易となります。
ましてやべん石が持つ痛みの感じ方が少なくてすむ作用。
つまり炎症ある神経組織の興奮を下げる力が偉大ですから。
こちらのべん石温熱器のおかげで、以前はカッサでこするような痛みが強くて耐え難い激痛ポイントだったはずが、
さほどの痛みもなく心地よく頭皮が頭蓋骨との散在する癒着ポイントをうまく剥がしてくれる事になりました。
リリースに長い時間はかけましたが、3日間でほぼ解き終えることができて、そのときのリリースされた状態が、
一ヶ月ほど経過した髪を切りに行ったときにも維持されていたということでしょう。
ただひとつ、ここにひとつだけ反省点があります。
急場で必要だったとはいえ、
急激な変化を過剰につけたという点です。
頭部に鍼をして全身に渡る他の部位を緩め調整するという頭鍼があリます。
頭は全身の経絡の流れが収まる終着点・出発点でもある。
だから影響が大きく出る場合があります。
私には眠気やだるさという反応がメイン。
それ以上にはならなくてホッとしました。
通常、頭頂部の癒着を剥がすには、
べん石温熱器の利用をしてというときでも、
3日で一気に解くよりも、一週間かけて日々少しずつ解くべきでしょう。
または状態により、その解くべき期間は長短が変わってきます。
私の状態の場合、期間をかけたほうが良かった。。。
そこは反省点です。
最後に、余談となりますが。
上記の頭頂部等の頭部縫合部分が癒合して動きがギクシャクし始めると、
どういった事が起きるか。
ひとつあげておきますと、
血液、リンパ液の次に挙げられる体液のひとつに脳脊髄液という液があります。
こちらの脳脊髄液は、脊髄神経等、自律神経系の神経に栄養となる液で、
脳の硬膜と軟膜の間に作られたものがたまり、
それが頭蓋骨の縫合部が拡張収縮する際に、
それが脳脊髄液を脊髄伝いにカラダのそれを必要とする組織へ送り出す仕組みがあります。
頭皮が硬さが強くなってきて、頭頂骨等の動きが制限されるような状態ということは。
水泳をするときのゴム製キャップの強い締め付けがあるような感じが四六時中になるということです。
そのような状態に陥れば、どうなるでしょうか?
頭部の軟膜と硬膜の間には、排出すべき脳脊髄液がたまり始めます。
どんどん脳脊髄液が溜まって、軟膜下にある脳を圧迫することになります。
もともと脳は脳脊髄液という液にぷかぷか浮いているしくみであったものが、
いつしかその脳脊髄液が脳を圧迫し始めて血流等の代謝の異常を強いていく。
同時に起きていることは、
本来は脳脊髄液が流れてきて活発な動きをしたかった脊髄神経等の自律神経たちが、
それらの栄養源である脳脊髄液を得られる量が減少することになっている。
そこから生じるのは、自律神経系への脳脊髄液の供給減少による働きの鈍りです。
そしてこういった脳脊髄液の減少は、急激に起これば異変に気づきますが、
時間をかけて徐々に悪化が進むため、脳圧の上昇や自律神経の異変などは、
ほとんど自覚することもなく、その状態になれてしまっています。
でも、わかってみると気になりますよね。
なので美容師さんに、頭皮が柔らかくなったねと言われたのは、上記の諸々のことをわかった上で、嬉しい限りでした。
非常にうれしい指摘をいただき、ありがとうございます! ^^)
中国人女性には、伝統医療として根強い人気があるべん石療法ですが、
一部の海外の芸能人の女性が美容ツールとしてべん石を購入して、セルフケアにも使ってるようですね。
そのような内容の記事を読んだことがあります。
アメリカ等ではビアンストーンという名前で、それは呼ばれています。
私も、セルフケアではかなえることができる範囲を超えたことが、
べんせき利用でできていることに驚いてます。
日本には、アメリカ等の芸能人たちが受け入れたような波は、まだ来ていませんね。
でも私が考えるには、
現代日本人の多くが、虚証といわれるような冷えが強まってきている傾向にあります。
その冷え「寒」を中和するには「熱」を効果的にカラダに足らない部分に取り入れる。
非常にパワフルな作用を期待できるのがべん石ですから、
うまく日本人にも受け入れられればいいなと願っています。
ただべん石温熱器は高額だし中国からの個人輸入も面倒だからなぁ、、、となるわけで、
そのときはべん石でできたカッサなら、パワーストーンや天然石をあつかう店に、
置いてあるところもあるようなので、そういったところからかっさを入手するというのもいいでしょう。
加熱して頭皮のリリースを試してみるという手もあります。
ちなみに中国からかっさを入手しようとするとき。
べんせきは割れやすいので注意が必要です。
ただ、、、私はやすさにつられてしまいますから、
多少のリスクは承知の上で注文してます。
が。
昨日、包丁型のべん石かっさを注文しましたら。
不思議なことが起きました。
先方のショップから「いま、ものがないようだから、別の倉庫を確認させてる」と丁寧な連絡をいただいて、
このショップなら安心だから追加注文しようかなと、頷く。
一ヶ月ほど納期が延びたが手元に届いてホッとしたところ。
袋には「Gua Sha (かっさ)」が入ってると書かれているのですが、
でもやけに袋が軽い。
開封すると、11粒のプラスチック製白いビーズが送られてきました。
笑いを届けてくれて、ありがとう。
・・・・・ということは、よくあります。
人間、慣れるとちょっとやそっとじゃ驚けなくなりますね。
次はどんなんだろう?
と中国ショップのしでかすことをたのしむ余裕も出てきます。
それから中国ショップの担当の人ののらりくらりの応答を気長に待つと、
そのうち意中の商品が、だいたい、届きます。
ですがそんな気長に待てる方以外は、
中国からの入手より値ははりますが、
日本のショップから手に入れるようにしたほうがいいかもしれません。
^^;
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