2021年10月17日

一度なったらずっと終わりなく継続する肩の痛み、、、つらいよね。。。

一度なったらずっと終わりなく継続する痛み、、、つらいよね。。。

たとえば、土佐犬のたづなを引いていたとき。
急に土佐犬が走り出した!
私は腕ごともがれるように、腕が持ってかれた!!
「おいおい、ちょっと待ってくれよ!!」って叫び、持ってかれないよう胴体を残したとしましょう。

そのときに肩関節って?

靭帯や腱がよじれると自然には元に戻らない.png



とっさのことで、自分では肩がいったいどうなっているかはわかりませんが、
そのときに関節部の靭帯や腱に起きる歪曲という癒着がおきてしまうのです。


靭帯腱の困った状態.png


上図の絵のように、
正常な関節の骨間が急激に強く引っ張られると、真ん中の絵になります。
そして引っ張られて腕が抜けそうになって、慌てて犬を引き戻そうを引っ張るとねじりが入ったまま、
靭帯や腱の部位がよじれつつ委縮してしまう。

すると、どうなるか。。。

靭帯や腱には、こうして大きな衝撃や変化が起きてしまったときにかかる関節への牽引や委縮のベクトルの反対になるようにゆっくりとけん引と委縮をすれば元通りになるのですが。。。
そんなことをすればいいんだなって、もし私が知っていたとしても、とっさにそんなことができるわけがありません。。

するとゆがみ曲がった(=歪曲した)関節部靭帯や腱が委縮した状態へと移行し、うまく関節がはまることができなくなるのです。
そのとき、痛みや張りなどの不調が起きています。


ただ大事なポイントは、このような衝撃のエネルギーが複雑なベクトルで入り込んだ関節の靭帯や腱。
これらは自動的に癒着がはがれて元に戻す力が働きづらい傾向にあります。

まっすぐに引っ張られて腱や靭帯が、単純に伸びたときなら、その周囲の筋が多少の収縮調整を行って状態を改善するきっかけを作ります。
ですが複雑なベクトルに引っ張られるようなゆがみや曲がりがはいった場合、その複雑さゆえに筋が容易にその場の修復をはかれません。
それどころか、状況によっては時間経過につれて歪曲部の癒着が進んでしまい、その場の炎症が増すこともよくあるのです。







「自然に治ってくれればいいな〜」と、普通は期待するじゃないですか。

だいたいの場合、炎症痛は炎症が引くことで消えてくれますから。
そこまで辛抱強く耐えればいい。

でもこのときの問題部分が靭帯や腱の歪曲による癒着というと、
もともとそれらは癒着すると筋肉のように体液がふんだんにある細胞から構成されてはいないため代謝が少なく、
なかなかほどけることがないんです。

それどころか関節のゆがみは、その周囲の筋やさらに遠位にある腱や靭帯をもずらして牽引痛をおこして、痛みに勢いをあたえるのです。


この場合、残念ながらシップを貼ってもダメです。。。
そのうえ、マッサージをしたら改悪します。。。
だから対処法を知らないと、その痛みを永年耐え続けて、悪化が進んで麻痺をおこすまで関節のずれを固定化すまで終わりがない。
イヤな特殊なケースなんですね。。。


オステオパシーの手技のひとつに、こちらの歪曲を改善させるためのテクニックがありますので、
まずはそちらを、できるだけ不調が起きて早期に受けることが有効性が高いといえるのでしょう。

障害したときから時間が長く経過すればするほど、その患部の癒着は深まってリリースが困難化するでしょう。
ときには手技で極度の痛みを感じることともなりますし、うまく関節の歪曲をほどくことができなくなります。





ただこのような症状は肩のみに限ったものではありません。
足首や膝などに、このような腱や靭帯の歪曲が過去に生じて治さないままでいて、
それが影響で体のゆがみを永年にわたって続けざるをえなくなっていたというケースも珍しくはありません。


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posted by スズキ at 13:03| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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