2021年09月24日

「聴覚発揮」と「指先で感じた情報を肩甲骨で再感知する感覚の力」は、人の脊椎を理想的な状態へと構築するのか?!

今日、お客様から『ダニエル・キッシュ氏』という姿勢のすばらしさが際立つ方の映像が送られてきました。
U様、ありがとうございます!!




https://www.youtube.com/watch?v=PGMpswJtCdI
Derren Brown and Daniel Kish


映像の中でダニエルさんの姿勢のすばらしさも驚きですが、
舌を打ち自動車に音を当てて反響音をとらえ正確に自動車の形をとらえている様子にはさらに驚きました。

このようなことが、
できるんですね。


そして、ダニエルさんが「TED」にでている映像がYouTube映像で続きました。


https://youtu.be/uH0aihGWB8U
ダニエル・キッシュ: 音で「見る」ことで、世界を動き回る方法


ダニエル・キッシュは13ヶ月のときから目が不自由ですが、ある種の反響定位法(ソナー)を用いることで「見る」ことが出来るようになりました。彼は舌を鳴らすことで音を発し、それが周囲の環境に反響して返ってくる様子で、自分を取り巻く空間を理解することに役立てているのです。この活気あふれるトークで、キッシュはどんな風にこれを行うか実演し、私たちに「未知の暗闇」に対する恐れから解き放たれてほしいと述べます。


私も個人的にこのような姿勢の立ち方が好きです。


眼が共感体質を持つ人は、腕と胸の境、胴と脚の境に気血の流れを停滞させる死のポイントと呼ぶべき断層を作る傾向があるのです。
TEDの観客の多くがダニエルさんのほうをみようと少し身を乗り出していたり、
座るのに疲れたのか前傾している様子が見て取れます。

単純に言えば、この場合には胴体が肩関節や股関節が適切にはまっていないため、
肩甲骨と上腕骨、腸骨と大腿骨の固定力が弱まっています。
それを支えるために屈筋群と呼ばれるような大胸筋なり大腿直筋なりを緊張させる。
そうやって気血を手や足の先に流しづらくするような関所を作っているわけです。


そのような自律神経を弱めていれば、
合気柔術を修練している人ならカンタンにさばけますよね。
(こちらの映像を教えてくれた方はそのような修練をなさっておられる方です)

対してダニエルさんは、どうやって投げればいいの?
考えます。。。。


植物は、根から栄養や水分を吸収し、幹を伸ばし、その先に枝葉となります。

人間は、口から栄養や水分を吸収し、胴の消化器に送り、手足の枝葉が伸びる仕組みです。

土に埋まる人2.png

人間を植物にオーバーラップして仕組みを重ね合わせれば、
頭部が地面に埋まり、首から胴の下端の尾骨までが幹となり、手足は枝葉と重なります。


たとえば植物のゴールドクレストをそだてるなら、
一鉢に一本だけを植えてまっすぐ幹が伸びたもののほうが、活発にその幹の中を栄養を通し<生育がいい>。

前足化した手の延長.png

ダニエルさんの姿勢からは、私には一鉢に一本だけを植えてまっすぐ幹が伸びたもののような強さを見出しています。

※ ここからは私の推測ですが、
  杖の先が地面に当たり、指先に刺激が届きます。それがもし指先のみで聞けば前に意識が倒れるのです。
  指先の刺激は彼の腕の骨を通り背部の肩甲骨に凹凸等が情報として伝わっているはずです。
  それは私ども施術をする者の多くは、指先で患部を観るときにすることです。
  指先の先端でのみ感じようとすると、頭部が前傾しだし視野が狭まりものがみえていません。NGです。
  指先で感じた凹凸等の情報を、自身の肩甲骨裏まで引っ張ってきてそこで感じるようにすると、
  ダニエルさんのような頭の立ち方になります。




対して、
一鉢に多くの種をまいて発芽させたら、互いの葉が太陽光をえようと幹をぐにゃって曲げそれらは<虚弱>になります。

TEDの徴収.png

人間の体も、一部の共感覚が優れた観客のように身を乗り出してしまったら頭がそちらへと位置がずれてしまう。
ぐにゃって曲がった植物のような弱い状態に自らを陥らせています。


そのような小さな不具合姿勢が積まれて板につけば、
やがてはダニエルさんがとるような理想姿勢ではかえって不自由さを感じ、
腕と胸の付け根や、胴と脚の付け根に、凝りが蓄積。
銅や頭を傾斜した状態で支える仕組みが進んでいく。
ぐにゃって曲がった植物の枝葉は弱く枯れやすいのと同様なことが人体に起きています。


もし仮に。
ダニエルさんに、TEDの観客のような前かがみに椅子に座ってもらえば、絶望的に体が不調となるはずです。
脊椎の垂直性の異常の影響で腎臓が斜めれば、彼のソナー探知機様な耳の繊細さは失われることになります。




理想の身体づくりには、
聴覚による上下左右の360度をチェックする機能発揮がキーになります。
今回のダニエルさんの存在は、つくづくそう感じさせていただきました。
posted by スズキ at 03:36| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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