2021年06月21日

鎖骨や肋骨は、腕の使い方次第でゆがんだり捻じれたりしやすいものです。

鎖骨(肩甲骨)、肋骨はゆがみやすい。

それを痛感しています。

あやしい人に観えるが外出しているときには、
左右の手を片方ずつ、合気柔術でいう「ぐい呑み」の手と呼ばれる操作練習をしていました。



手掌腱膜、長母指伸筋などを使い、
引き寄せ、押し出し、浮かせる3動作を手掌内ですべて同時におこなう練習です。

第一ステップ
小指・薬指につながる手のひら内の手掌腱膜を使い引き寄せ、

第二ステップ
親指を拇印を押すような感じで長母指伸筋を使い押し出し、

第三ステップ
手のひらの中央らへんを、ペコっと手の甲側に出っ張るように浮き引き上げる



このような動作です。

この手ができると、
私が教えていただいた合気柔術の技がうまくいく(らしい)。
特に2年前、必死に練習しました。
が、うまくいかぬまま断念。


上記のステップ通りすればいいのですが、
慣れないでやってみると、
誤解した部分に力が入ってしまう。
結果、別のことをしていて合気柔術の手にならない。

そこを一回ごとに少しずつ修正を加えていくのです。


この手の操作は施術をするときも活かせるでしょう。

私はここを願って練習しているのですが。
今回は、前回よりも理解が進みました。

なぜかというと、
無意識のうちに、
手だけではなく、同側側の足裏を同様に動かしているのがわかる。
情けないが、仰向けでこの操作をすると、足をつってしまうし、
膝の周囲の靭帯がずれて硬化したままの部分があるのだが、
その歪曲した靭帯が刺激を受けて正常化しようとすることで痛み出した。
階段を登ろうとするときに「いててててっ」と、おじいちゃんのようになる。
膝は、次第に肘内側が緩みだして上腕骨と尺骨の距離が正されてはまりが正常化するに従い、
痛みは治まっていくだろう。
それは以前、床での施術で膝がずれるような膝行で仕事をしていたとき、
この痛みと同様のものを感じたことがあります。


つまり、手によるぐい呑みの操作が理にあって、
肘関節の詰まりつつずれもある状態が改善されるに同期して、
膝関節も詰まりつつずれている状態から改善しだしたのです。

ありがとうございます!



ですが困ったことがあります。

右利きの私には「左手のぐい呑みの手の操作が思ったように動けている感じがせず、むずかしい」ように感じてしまう。
思うようにいかず、ぶっきらぼうでぎこちない。
だが、そのような手のほうが、ナチュラルな動きで正解のときもあるのだが。。
そのぎこちない左手をカバーするように左肩が緊張して過剰に小胸筋が詰まって下へ中側へと落ちだす。
そうなると胸郭全体に、一気に問題が生じることとなる。

フェルデンクライス・メソッドのATMセッションでおこなわれるような理想的なステップを踏む動きの改善ならいいが、
その部分の状態把握や機能的操作の要領を理解して意識して使えていない限り、
急激に状態変化が起きる場合、身体全体に負担が強いられる。


そして私が左右の腕をシンメトリカルに操作ができ、操作することができればいいが、
それができなければ、ほぼ100%、どちらかまたは両方の鎖骨および、上部肋骨がゆがみ、ねじれるようにできています。


そしてこの鎖骨、肋骨は、腕の動きを先導するものなのだが、
いつしか腕だけが動き、鎖骨も肋骨も動かなくなったとき。
その肋骨や鎖骨のずれやねじれは確定し固着しつつあるか、
もうすでに固着形成が済んでいるか。。




ということになります。




特に、肘から先の動きです。

それは上述したぐい呑みの手を作って四つ足になって手の指で体を支えるときは呼吸が案外楽なことに気づくでしょう。
そのまますたすたとハイハイするのもスムースにできます。
このぐい呑みの手は、足で立つときの様子をそのままの形を再現しているんです。
それが、少しずつぐい呑みの手ができるようになり、手からだいぶ離れているはずの足裏が突如としていい意味でつる体験をしたとき。
合点がいきました。

それは尺骨側の手掌腱膜を縮めるように閉じて、親指を長母指伸筋(長母指屈筋も使うと思う)で親指を前方へ押し出す。
すると自然に上腕含め、二の腕が外旋していることがわかるだろう。
その状態だけではべた足になってしまい立位でバランスが取れないし、手首がスムースに使えない。
そのとき足部の足の甲が持ち上がるようにすると、途端にべた足が解消し足首を使えるようになって機敏で繊細な動作ができるようになる。
同時にパワーの発揮も力強くなる。
それをわかっていれば、手掌腱膜中央部を手の甲のほうへと引き上げる操作の意味もわかるだろう。
そこは脚の足部の操作のしかたと同様となっている。
そして足部の甲が適切な位置まで高まったときのパワーの発揮と同様に、
自然に手の力が出せるようになる。
まるでそれは、、、ぐい呑みの手とは、四つ足動物の前足といえる足に変えた操作を意図しているかのようです。

四肢の手を前足となした途端に、手足のリンクした動きの噛みあいが強力になり、同時に肘位置を固定して前腕を動かす技術で、
いきなり胴体の脊椎部が手掌を動かすための大地に早変わりします。

手先の使い方がぐい呑みの手とは違えば、自身の脊椎部に重みを感じつつそこに腕の起点を乗せて動かすことができません。
これは俗に言う「小手先の軽くあしらわれる動き」とでも言えばよいのでしょうか。

確かに、これでは合気柔術の稽古にはなりません。。




ここから個人的な仕事の、夢の話ですが。

もし私が、これからも今のままの施術スタイルがいいのかと問われると。。
体力的に困難となる日が来るのがそう遠くないことが目に見えてきます。
あと数年はやっていけたとしても、
それ以上は自分の気に入ったレベルの仕事ができなくなってくるでしょう。
そうなってから慌てて軌道修正するのでは手遅れです。


だから、日頃から、だったら私なら、
自身のやりたいこととは?
それは妥協せずに自分に正直なことができているのか?
などと自問自答を繰り返しています。


その過程で、いま、私が描いているイメージは次の通りです。


「 ボウエンテクニックの手技をベースに、
  ハーブティなどをお出しする仕事はどうだろうか。。」


以前、ボウエンテクニックという施術法を一年がかりで習いに行きました。
平素の私の施術法とは想像もつかない、ソフトなタッチでおこなう手技です。
トム・ボウエンというオーストラリア人が、中医学やオステオパシーなど様々な手技をアレンジしたもの。

私がボウエンテクニックの講習会を参加を決めたのは。
以前からその手技に関心があっただけではありません。
ボウエンテクニックの講師に、パーソナルセッションをお願いしたのですが、
そのとき受けてみて。
これほど心身ともにくつろぎ癒される時間は、味わったことがなかった。


長い間、私は瞑想をし、他にも身心を癒すセッションの多くを観て受けてきました。
そのなかで、私にとって、群を抜いていたのです。
定期的に、そのようなセッションを続けられれば、
身体ばかりでなくこころの面も変わるはずだと確信しました。



そして数年来の願いの続きには、意外さが含まれます。
アーユルヴェーダ系の数千年前から用いてきたハーブを自家栽培し、
その摘みたての鮮度抜群で生命力の高いお茶を出すようなカフェを。
その一角にボウエンテクニック(だいぶ私っぽく今までの技術を適宜入れてのアレンジをしますが)の施術をする場を併設。

ハーブを栽培し、注文をうかがって摘んですぐハーブティを作ってお出しする。
その合間を縫って、ボウエンテクニック。

私が、今後も長きにわたり心から充実した気持ちでセッションを提供し続けるには、
このようなスタイル、やっていて充実感の得られるような成果がだせるまで見通しを付けたい、と考えています。



ちなみにボウエンテクニックのミラクルなところは、
たとえば、腰を調整する手技をして、すぐ次の場所を手技で刺激するよりも、
適度な『間』をあけることで、さらにお客様のカラダの内側で自然な自己変化が進められます。

通常はお客様の状態を観察するというのが常識的かつ理想的なところでしょう。
ですが、もともとボウエンテクニックの創始者のトム・ボウエン。
3〜6名程のクライアントを同時にセッションをしていたそうです。



私がボウエンテクニックのセッションをはじめたとしても、
そうはお客様がくることもないでしょう。 -.-;

だとすると、施術前後にとびきり健康によいお茶をたのしんでいただくことができます。
ハーブにも血流代謝等をうまく促進してくれるものや、
過剰に流れる血やリンパの勢いを治めてちょうどよく調整するものなど。
多くのハーブは栽培はスペース的に難しいのですが、お客様の現状にあったものをお出しすることで、
施術でカラダの外からの刺激、ハーブでカラダの内側からの刺激を受け、
よりスムースに身体の調整がついていくならうれしいことです。

トム・ボウエン氏は、自身の身体が不自由なところもあり、
それでも、ご存命中は日々、信じられないほどの多くのクライアントのセッションをこなし続けていたそうです。
自身では弟子をとることもなく、大金を稼ぐつもりもなく。
自身の身体を身を粉にして働き続けました。

私はボウエンテクニックの講座を受講し始めて、
トム・ボウエンの、そのような自身の身をも顧みないほどの献身さを知りました。
そのとき深く胸を打たれた思いをいたしました。



それで、いま。
ひとまず屋上でためしにいくつかのハーブを栽培して、
やりたいと思ってはいても、なかなか踏ん切りがつけられないでいることにも、
準備だけはし続けているのです。



ハーブティは企画倒れも許されるかと思います。 ^-^;
がんばってはいるものの、害虫との戦いに悪戦苦闘。
数々の無農薬での害虫忌避を試みて作物を栽培するも、
一筋縄ではいかぬものです。



ですが、私が望むボウエンテクニックの手技をするときには、
この合気柔術のぐい呑みの手と呼ばれる操作が身につけたい。
その上でボウエンテクニックの手技の練習を積んでいければ、
少しずつトム・ボウエンのなさった手に近づけるような気がします。
それは気分の問題なのかもしれませんが、
どうしても、ここはこだわりたいところでして。




ただ今回のブログの文頭に書かせていただきましたように、
いつもの地の自分の手の使い方から急激に違うことをしたため、
私の鎖骨・上部肋骨(特に左側)のねじれとゆがみがでてきました。

そのおかげで、呼吸が苦しくなり背中も張って動悸もはじまりだし、
一昨日前は、久々に5時間、遠赤外線ドーム型サウナに入りました。
急性ですから早々に苦しさは消えました。。


ちなみに、鎖骨等の問題が生じた点は、
鏡をみながら練習していなければ、わからなかったでしょう。
内部感覚で感じ取れるといった人もいますが、
内部感覚は様々な錯覚を映し出すときがあります。

それを考慮して多くの場合、鏡からの客観的視覚情報とと内部感覚の両方を観るべきでしょう。
そこをおざなりにしてわからないまま進めれば、いつもとは違ったゆがみを定着させます。


ほんとうに鎖骨と肋骨は、腕が緊張した使い方をするだけで容易にずれてしまう、ゆがんでしまうのです。


なので、腕や手先の操作の練習をするときに、お勧めなのが鏡に鎖骨や上部肋骨をうつしてそれを見ながら、
または映像撮影ができるカメラ機能があるスマートフォンやタブレットをもっておられれば映像に撮影していただくのが一番いい。
その映像から見た、弛緩した状態での鎖骨の高さの位置や傾斜角度を左右ともにみること。
それができれば、鎖骨の下になり鎖骨を支える上部肋骨の位置がずれている、
ゆがみがある、ねじれているという情報が鎖骨に書かれています。


自身の状態をわかったつもりにとどめずに、
しっかりモニタリングしつつ高めていくのもいいですよね。

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posted by スズキ at 23:51| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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