2021年06月11日

太ももと二の腕を外旋させて、それぞれ股関節と肩関節をしっかりいれるために、くさび型ブロックを使ってみよう〜!

私は、昔々、整体の専門学校に通っていたとき、SOTというカイロプラクティック系の手技を習っていました。
そのときにくさび型ブロックを使った調整法を勉強しました。



カイロプラクティックや整体院で、くさび型のブロックを利用して、骨盤矯正をすることがあります。

骨盤矯正のためのブロックテクニック.png

そのブロックは下図のような形状です。



腸骨のずれによって骨盤がずれているとき。
左右の腸骨がどれくらい(どの方向に、どの角度で、どれだけの量が)ずれているかをチェックして、
そのずれが修正されて理想的な骨盤の位置にくさび型ブロックを差し込んで矯正を加えます。
骨盤の形状や傾斜などが理想となった状態で、一定時間、ゆったりと自然呼吸をしながらくつろぎます。

いつもの骨盤がずれが生じた状態は、いくつもの筋肉がずれた状態を保持しようとして緊張しつづけてますが、
骨盤が正常な位置に置かれたことにより、過剰な緊張を無意識に強いることを止めなかった筋肉の緊張が緩みだします。
施術者が左右の臀部や腰部などの筋群の緊張がほどけたころを見計らって、
背中や骨盤部分を、かるく揺さぶるなどして、臀部や肩甲骨当たりの左右の揺れ方が均一になりつつゆったりしていく。
ゆっくりといつもとは違った骨盤を支える筋群が緩んだ状態で立ってもらう。
そのときの足の裏の地面との接触しているときの感じ方、
肩の力の抜け方、首の緊張が低下しているかなどを施術者が尋ね、
お客様にいつもとは違う、過ごしやすい骨盤の状態を味わってもらいます。
(※このときお客様が、元気よく「すくっ!」と力強さいっぱいに立ち上がると、瞬時にブロックテクニック効果が水の泡となります)


お客様の身体は、ブロックテクニック前は、
理想位置での骨盤の状態に置かれることがなくなっていたが、
この骨盤の緊張の呪縛から抜け出れたときの呼吸のしやすさ、
お尻の筋肉や腰裏の緩みなどがかなえられて立ちやすくなったと感じられます。

うまく調整するスキルがあると、これだけでも、興味深い姿勢や腰痛、肩こり等の改善がみられるのです。

カンタンな割に、効きが驚くほどという場合、あるんです。


骨盤がずれたことが原因で、
身体が、特に脊椎の垂直ラインがねじれたり傾斜して正確な椎骨の連なりによる支えが理想から遠のく状態では。

骨盤(左右腸骨と仙骨、そして尾骨)が、各々、ずれていてもどうにか支えていこうということで、
骨の恒常的なずれを、軟部組織である筋・腱・靭帯が骨と同様なつっかえ棒なりつっぱり棒なりになって、
必死に背中の腰靭帯・項靭帯など靭帯群含め起立筋群等は骨の固定を図ろうと必死なんです。

たとえれば建築物で言えば家を建てるときに基礎を水平にしてから上物の柱などを設置しますが、
それが地面が坂道で坂道の傾斜のままいきなり傾いてしまうような家を建てたようなものです。

もし骨盤の右腸骨が前傾していたり、仙骨の上端が前方に下端が後方に右に捻じれつつ位置ずれがある。
それはまさに坂道の傾斜がついたまま、上に背骨という大黒柱を斜めッている状態で立てているに等しい。

それでは地震のゆれにも弱く、いつ傾斜がさらにきつくなって倒れるかわかったものではありません。
そんな掘っ立て小屋状態ですから、とりあえず取り繕いでつっかえ棒をかませて倒れやすい方を固定し支えるのです。

そのような原理で背中の凝りが作られるのが大半です。

ですから。

傾斜地に斜めな柱を立てたときのつっかえ棒の敷設は、
母屋倒壊を防ぐための応急処置、応急手当てなのです。
そのつっかえ棒がないと、立つことが成り立たない。

ですから。

坂道で傾斜した状態の、斜めった骨盤の基礎を変えて、
水平な基底部にするような位置に調整するようくさび型ブロックで微調整を加えるわけです。
そうした骨盤の上には、かえって左右につっかえ棒になる筋緊張での応急措置のため固めた凝りはいらない。
背骨の位置が正しくなっているいまの体験をしているときだからこそ、
大黒柱の自身の垂直に支えをつくり自律的に立った状態を維持できる「テンセグリティ構造」が効いてきます。
そこをお客様のカラダが状態的にキャッチしたとき、さらに自然に背中の凝りを緩め始めるのです。。。


なので骨盤の垂直性・水平性を、
正確な状態へと臀部筋や脚部・腰部などの凝り等を緩めて骨盤位置を整えていくことは、
施術初めのときにやっておきたいことです。
そうすることで、スムースに、つっかえ棒となった筋肉群は緩むよう物分かりが良くなってくれます。
そして最後の施術の締めに、もういちど、骨盤の状態を微調整して仕上げて水平ラインを傾斜されないようにします。
それでいい状態が長持ちできるんですよね。


いま、私はブロックテクニックを使うのは、私自身がセルフケアをするときに使うくらいになりましたが、
骨盤のゆがみやずれがある状態で背中や腹部側の凝りを緩めても、すぐに元の硬さになるという説明を、
同業者の方につたえるときに「骨盤からのリリースってポイント高いよね!」といいつつブロックテクニックをすることがあります。




ですが。
手足の関節のはまりがかなり悪くなっているとき。
なかなか通常のブロックテクニックをしてみたが、
うまくいかないというときもでてきます。

そのようなとき、くさび型ブロックをもちいて下図のような操作をしてみてください。


くさび型ブロックで股関節、肩関節をしっかりはめる.jpg


太もも部分の内側からくさび型ブロックを挟み込み、膝が外側をむく方向になるよう転がるようにします。
少し恥骨が前出して鼠径部が開くようになりますね。
これで太もも部分が外旋することで股関節がはまるポジションになります。

すると下腹部当たりの緊張が、いつも以上に抜けて腹部の呼吸力がスムースになるでしょう。


二の腕部分の内側からくさび型ブロックを挟み込み、肘のとんがっている外側が体側のほうを向くようにします。
少し胸骨が前出する感じになるかもしれませんね。
これで二の腕が外旋することで肩関節がはまるポジションになりました。

すると首筋前面が緩み、胸が前後にスムースに動き呼吸を助けるのを感じるでしょう。




通常、長時間にわたるデスクワークをし続けると、
その座位のままの状態でカラダが固まりやすいので。
その場合は仕事へ集中と緊張も手伝って、
肩関節や股関節がずれたままで維持されやすいのです。

すると気づかないうちに呼吸代謝の力の後退が始まって、
疲れやすさが感じだしたり、疲れが抜けなくなってくるでしょう。


骨盤をいじるようなブロックテクニックは、
施術をする先生でも専門に習って相当な見立ての力が養成できていなければ、
やってみて悪化することもあります。
専門的な骨盤のずれを表す用語をもちいて、適切な操作をしなければ、
脊椎のゆがみ方が複雑化する恐れがありますので。
腰痛等が進んでいるなどの方は、やり方を学ばずなさるのはリスキーです。


ですが

そのようなときに、
腕と脚部を外旋させるくさび型ブロック(またはそれを模したものを自作してください!^-^-)テクニックで、
初期段階なら余裕で乗り越えられるでしょう。


わたしがよもぎクッションを胸の上に置いて、よもぎの効果を測定するとき。
実は腕と脚部を外旋させるくさび型ブロックを使って呼吸を整えています。

それではよもぎの効果もひきあがるので、よもぎ単品での効果測定ができないように思いますが。

ただ、私がよもぎについて気づいたことがあります。

骨格の位置を正すことで、
よもぎクッションは格段に効果が発揮されるだろうということです。



手足の大関節部分は動的な緊張が根深いため、
すんなり仰向けに寝ただけでは緩みづらい。
私が、そうなのです。


なので、補助的に手足の大関節がニュートラルな位置に置いたほうが、
私がイメージする正確な効果測定ができるように思います。
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posted by スズキ at 11:19| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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