2021年06月07日

「ホットストーンの中級?」ホットストーンとクールストーンの使うときの場合分けを理解して、クールストーンの設置も試してみよう!!

ホットストーンというと、
石を温めて患部に当てることで、代謝が滞っている部位の血行やリンパの流れを促進させて改善に向かせるんだな
というイメージを描きやすいでしょう。

中医学では陰陽を温度で言えば、陰は冷え、陽は熱いということになります。
そして六淫外邪(りくいんがいじゃ)という、
外部から体内へと影響される6つの邪気{風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火(熱)邪}について規定があります。


カラダが陰の状態であるとすると。。。
陰陽のうちの「陰」は冷えた状態を表します。冷による邪気「寒邪」に影響されるなら、対処法は外部から熱を補っていくことです。
そして暑すぎもせず冷たすぎもせず。
そういった中和状態の「平ら」に持っていくのです。
「寒邪」の特徴は{収引性、凝滞性、束表性で、陽気を破る}というものがあります。
筋膜を介して筋肉同士が癒着することにより生じる筋硬化が収引性、凝滞性等にあたり、
陽気を破っている状態をしめしているのです。


だから陰が強くて代謝不足で冷えているなら、「ホットストーン」などの熱源から熱をあたえることで中和させることができます。
「寒邪」の影響で凝滞し固着化した筋肉には陽気が届かない状態に陥るところへ、身を置かされているという理解でしょう。



陰陽のうちの「陽」で病となるとき。たとえば「暑邪」「燥邪」「火邪」といった「熱邪」があるときには、
患部に対し外部から過剰な熱を取り去るための処置をおこなうこと。

それで中和状態の「平ら」なところに持っていくのです。

陰が強くて代謝不足で冷えているなら、「クールストーン」などの熱を奪うものを利用して中和させることができます。





理屈はそのようになってまして。

なので実は「寒邪」の影響のままを持ち続けているならば「ホットストーン」を対処としますが、
「暑邪」「燥邪」「火邪」といった「熱邪」による病症が読め影響が色濃い状態であれば本来は「クールストーン」をもちいることも考慮すべきなのです。


あと脾臓は、唯一、暖められるとかえって動きが停滞する臓器です。
脾臓に対しては、クールストーンのような熱を取り去るほうがいい結果が生じることもあります。




ただ現状、私の所ではクールストーンとホットストーンをかけ合わせて使うまでのところには、
ストーンセラピーのみでの手技で限った対処ではないため、
クールストーンとホットストーンを組み合わせて使うことまでは手が回っておりません。

ホットストーンのほうが「寒邪」によって筋膜が癒着した状態をリセットしやすい状態がつくれるところを優先し、
ホットストーンでの対処オンリーになっております。

ホットストーンとクールストーンを混ぜて同時にセッティングすると、
ホットストーンが急激に冷めて起立筋を熱で弛緩させて副交感神経優位に移行させるという目的がかなわなくなる。
そのネックがあるんで、積極的にもちいることがなされていないわけですね。




私が手に入れた本で「ラストーンセラピー」というストーンセラピーでは、
中医学の陰陽のアイデアと直接ついてはいないと思うのですが、
結果的にクールストーンをしっかりもちいるような指導がなされていることがわかります。

ラストーンセラピー・オリジナル教本



私自身への施術研究としては、クールストーンの使い方について体験値をあげるため、
いろいろと実験を重ねています。

たとえば下図写真のようにクールストーンを設置し、その上にあおむけで起立筋部分に当たるよう微調整をしつつ横になります。

クールストーンの設置例.png
筋硬化がホットストーンによりゆるみが出た後に、少し過剰な注熱がされた状態をクールストーンで熱を取り拭うとき。
さわやかな感触がえられ気持ちがいい。
黒い石は玄武岩で溶岩系の石でサイズ的に私が所有する石としてこれがあってるから用いているだけなのですが。
こだわりとして、
肩甲骨に当たる部分をホワイトストーンというクールストーンとして強さをもつ石にしたり、
腎気部分はネフライトをあてがってそこにベストマッチした対応を心がけています。^-^
敷石の全部を、黒い石の玄武岩にしてクールストーン体験するよりも、
このような石の使い分けをしたほうがかなり効きがいいですね。





筋膜リリースをことさらに目的としないという前提として、
深い癒しからくる神経のいらつきを抑え気血をよりスムースに循環させたいならば。

かなり見立ては専門的な感じになるかもしれませんが、
手を背中の頚椎、胸椎、腰椎、仙椎から、以下左右それぞれの肩、肩甲骨、腎臓裏、腰、臀部の熱の状態を
背中のパーツごとの陰陽バランスを読み込むこと。
ある程度、繊細な手を持っておられれば、
患部近くに手をかざすことで、その部位の熱感が伝わってきます。
冷たいとか、熱がこもっているとか、湿りながらの熱とか、強い熱とか。


※ このときに直接皮膚に手を接触させて確認することも有益ですが、
  私の場合、1〜2センチ皮膚から離れたところに手をかざしたほうが、
  はるかに正確な邪気情報をキャッチすることができます。
  特に皮膚に接触したときはチリチリとかピリピリとか電気的な異常を出している情報がつかめなくなるので、
  できれば非接触で患部の陰陽の情報を得られるように訓練したほうがいい。
  そのようにすると「エネルギーの状態を的確に身通す指先の感覚」が養われます。



その人体上の陰陽のマッピング地図を元に、
{陰にはホットストーン}と{陽にはクールストーン}を適宜に設定したら、
かなりの高い精度で陰陽のバランスが修正して中和され、平らになります。


筋硬化が著しい方の場合ならば、いきなりホットストーンとクールストーンを設置する前段階で、
ホットストーン中心のセッティングでじゅうぶん全体の大半を占める寒邪を追い払ってもらってから、
次のステップでホットストーンとクールストーンを分けて設定するようにしたほうが効果的でしょう。

このセッション自体、非常にすぐれた気血のめぐりを取り戻すためのセッションとなります。
(私自身、つい先日のグロッキーな状態のとき、これをもちいて短期に回復をさせることができました)



もし、ホットストーンに関心があってある程度のノウハウを勉強からでも経験値からの観察からでも得られて、
次にステップアップしたいと考える方がおられましたら。
ぜひ、ホットストーンとクールストーンの使い分けと併用を試してください。

そうすることで、
私もそのようなことを自身に試すセルフセッション中に体験していますが、
癒しの心地よさは倍どころか、それ以上に広がります!



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posted by スズキ at 12:39| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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