2021年04月13日

排酸棒を2つ同時に使って、効果的なリリースへ進化できないか? それには筋の一方の腱を固定刺激で。

独自の排酸棒にて筋膜のリリース方法


数名のお客様より、
「ブログをみて排酸棒、ネットで注文しちゃいましたよ!」
というメッセージをいただいております。

関心をもってもらえて、うれしいです。

この器具を使ってみての、私見ですが、
いったんしっかり筋膜リリースで深部まで解けたお客様が使うとき。
効果の高いセルフメンテナンスが可能なようですね。

少し筋疲労がたまって乳酸が蓄積したとしても、
それは初期段階では体表にとどまり皮膚近くの表層にあるのみです。
そういった毒素は深部のすでに柔らかくなった筋までは達してません。

だから!

排酸棒でいた気持ちいい程度の圧を加えて、繰り返し擦るならば。
大変効率的に表層の硬さが”さささっ”とほどけてくれるので、
それにより奥の柔らかい中層や深層の筋が出てくるのです。
代謝が再生できてイキのいい、しなやかさが復活です。



そこまでは、私自身も体感できてますし、
数名の買って試したというお客様も喜びの声をあげています。


数名のお客様は、直感的なやり方で、
張りのでたり軽い炎症部を伴った患部をごしごしとこするだけ。
それだけのやり方しかわからなくても、いい成果が出たそうです。



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セルフケアで効果が出たというお客様は、
以下の写真の排酸棒のうち、どちらかを持っておられて使用しています。


仮に排酸棒(B)とさせていただいたものは、
比較的安価で手に入るようですが。。。
せんだってブログで書かせていただいた柄の軽さがネックとなるため、
柄の中に銅線をカットしたものなど重りになるものを積めて利用したほうがいいと思います。

排酸棒2本.png



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筋膜を緩める効果を、私なりに追究しようと思いまして。
いろいろとアプローチの仕方を考えるわけです。


私以外の先生方も、独自法を考案するのは目に浮かびます。


そんなリリース法のたたき台として。
私が自身で試していることをお伝えいたします。


筋肉は、必ず骨に付着しております。
その付着部は【腱】と呼ばれており、筋硬化の凝りを大幅にほどくには腱を狙えという考えがあるほど、
腱部は筋膜を緩めるには丁寧に見ているところになります。

たとえば、いつも柔らかい筋肉が、運動会でいきなり走ることになって、ゴリゴリに凝ってしまった。
そんなときに凝りを示した筋肉の腱部を瞬間加圧をもちいて緩めるだけで、瞬時に凝りの量が減ることもあります。
逆に言うと、筋肉の腹の部分、筋腹が炎症を示していれば、炎症部位をゴリゴリ押したら筋断裂が加重されてしまう。
炎症が悪化します。

それは運動したことで超回復力で筋肉をパンプアップさせて再生するのとは違います。
炎症してもろさが出ている状態ですから、
ぷちぷち筋繊維が断裂しやすいような弱さを示している。
そこを強圧などすれば、大切な筋繊維がちぎれるのです。
ちぎれた筋繊維は元には戻りません。
周囲の筋肉がそこをカバーしてくれるものの、
体内に機能しない断裂筋繊維を抱え続けるのは利がない。


そんなときに私たちは患部を含む腱を緩める狙いをもって、先に刺激して安全かつ効率よく改善をはかるのです。



丁寧な仕事をさせていただくには腱の状態をよくするアプローチって、大事です。
筋の扱いを熟知しておられる筋膜リリースが得意な先生方も、
腱を緩めよと積極的にノウハウを公開したテキストは少ないのですが(ゼロではない)、
経験上そのようなことを理解して応用している方は多くおられるのではないでしょうか。



そこで。

排酸棒(A)と排酸棒(B)を、二つ同時に利用して、さらにリリース効果を深めたい!


排酸棒2本でリリース1.png


排酸棒(A)と排酸棒(B)。
それぞれ一本ずつを持っているならば、
それぞれを比較してわかる特徴を抽出するのは難しいでしょう。


排酸棒(A):
・柄の重みが充実して、力を強めに課してこすらなくてもいい。
 やわらかい圧で繰り返しなでるようにするだけでも、深部へリリース圧が伝わる。
・ヘッドの先がなめらか。肌に当ててみるとすべりがいい。



排酸棒(B)
・柄のお尻の先端は尖り、その部位も磁石が入っている。ポイント押しリリースに効果大。
・買ったままのデフォルト状態では、柄が軽くて使いずらい。
 ヘッドはねじ式になって外せます。外すと柄に2ミリ前後の針金等を挿入できる穴があるので、重りを入れる、
 ヘッドに力をかけて擦ろうとするときの重心がしっくりしづらい。
・ヘッドの先が多少だがなめらかさに欠ける。肌部のとらえがしっかりできる。


おおざっぱにいって、このような特徴があります。


なので。


とりあえず上図解説のような側頭筋を例にとって、みてみましょう。

(1)
側頭筋の上方の腱部に排酸棒(B)を当てて「固定」します。
基本、筋肉に対して直角となる固定力が高いポジションで維持です。
(※排酸棒(A)を当てると、つるつる滑って固定しづらい)
側頭筋の筋腹中部に当たる頬骨上に排酸棒(A)を当てます。

(2)
排酸棒(B)は固定したままを丁寧にキープして、同じ力で当て続けます。
(これが意外に難しい、、、。がこれが最重要!)
排酸棒(A)を排酸棒(B)のほうへこすっていきます。

排酸棒(A)(B)はともにヘッドが磁石となっています。
それら磁石の磁力で引きあうイメージをえがいてこすります。

筋肉の中には腱から腱という端から端へと経絡線が通ります。
つまり経絡上の2点を刺激するイメージといえるでしょうか。
経絡は磁力が作用してバランスを取り戻せるという効果があります。
その筋肉中を通る経絡の状態をよくするようなつなげるイメージが強まるようです。


上記のように筋肉の上下の腱部を正確な認識下においてほどくようにする。

上図では側頭筋を例にみていただきましたが、
詳細な筋肉図をみると腱が描かれているものもあります。
そちらを参照していただいて、固定と動かすという別をつくれば、
全筋肉に応用はできるでしょう。

経絡という自律神経に深く関与するところの修正や調整にも効果があらわれます。



経絡を意識した腱刺激固定によるリリース。
私自身へのアプローチでは、成果は悪くないですね。

ただ筋肉の端と端の腱のどちらを固定するかで、気を補ったり、逆に排除するよう瀉したり。
正確なところを見ていけば、そういった違いがでてくるのですが、
そこはこのブログスペースでは書き切れません。

腱のどちらを固定にするかを正確に知らずにアプローチしても
筋硬化は十分に緩むようです。
そしていた気持ちいい程度の刺激であれば経絡上に多大なネガティブな状態をつくることもないようです。

筋膜を奥までしっかりリリース成されたかたでは、現段階で悪い報告は受けておりません。
効果の方が大きいと印象を述べてくれています。
ただ個別にお体の初期状態が違っているので、
もし負担がカラダにかかっていそうなときは速やかに取りやめていただけましたら幸いです。

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posted by スズキ at 12:42| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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