2021年02月20日

骨組みが捻じれると、人の見え方の印象って変わります。 ねじれがリセットできるとすっとした力みが抜けた姿勢になるものです

陰陽と無極.png


まず上図を見てください。

左右のモデルはPoserという3Dモデル作成ソフトの手に寄ります。

左側モデル と 右側モデル



体形が大きく異なるように見えますが、
右モデルが骨格上の左右差がないままの状態。

左モデルは骨格に3点ねじりを入れてあります。
それは
・骨盤部を右側が前に出るように骨格を回転させている
・胸部および肩部を右側が前に出るように骨格を回転させている
そのうえで、
・みぞおち部分のパーツを正面を向かせるように補正するため左側が前に出るように修正をかけています

左モデルは、骨組みのパーツの骨盤、みぞおち部分、胸郭(肩)のそれぞれが回転することで、
右モデルと大きく違った印象を受けると思います。

そしてこれが右利きの方々の初期のゆがみパターンとなります。
それは左右差をなくすような注意深い所作を身につけているもの以外は、
誰もがその人なりの割合で起きていることといえるのでしょう。
だから決して他人事だと思わずに、観察してみてくださいね




ここ数日、私自身の左モデルのような回転癖を緩和させることを思いついて、
ゼロプロマッサーを使って対処的ですが調整をしていました。
4日間ほど、私の状態をチェックして必要な部位への関節や筋肉の詰まりを解き、
神経層の委縮が取れてくるまで試験的に調整をし続けていきました。

鏡で自分を写して観察すると、確かに上図のような変化があらわれています。

ただそれが引き金になったのだろうと思いますが、
元々私は腎の弱い腎虚体質であったところのいきなりの強い矯正にて修正をかけたせいかと推測しますが、
利尿作用が異常なほど促されていました。

病的というより、デトックスの範疇ではあるものの、
自宅作業でなければ済まされないような状況です。

私の姿勢が、左モデル状態の骨格上のゆがみがあることを自覚して
多くの改善運動なり調整をしてきました。
ですが根深いもので根本の修正法が見当たらなくて今日に至っておりました。


中医学では、右を陽、左を陰、前を陽、後ろを陰、上を陽、下が陰、
のように「陰陽を分けて診ていく」のです。

理想は陽に偏らず、陰に偏らず、陽極も陰極も過不足なき無極に至りバランスがとれている状態を健康と見るのです。


たとえば胸部で観ていくと、右利きの方を観察すれば。
右腕が使われる頻度も多く、右肩が前に行きがちとなります。
すると右肩の前方へ出っ張る部分を削りにかかろうとします。
つまり引っ込めるように修正をかけるというイメージです。

ですがこの修正法は、実際にやってみればわかるように、
長年の姿勢維持パターンを脳が記憶してくれているため、
早々にいつもの修正前の状態へと戻るよう指示を出します。

陰と陽でいえば、陰は土に根が生えるような安定をなし、陽は天に上る軽さをなします。
すると陽の地面に根付いていないような軽い部分を修正しても、ふわついている感じで、
その下支えをする陰の状態に影響されたままの位置に戻るだけなのです。



なので今回、私が自分への調整に使った手は「陰」になる部分へ適正な刺激をあたえるというものでした。

すると案の定、改善が起きてきます。

実は、、、施術では私がお客様の左手側をベン石温熱器等を巧みに使って、右手の5倍以上の時間をかけていました。
その人のカラダのパターンにより調整は斟酌するものですが、
陰の部の詰まりや欠けと言えそうな部分の状態を変えていくことが、
かえって左右差の誇張された姿勢の調整になるのではないかと考えたからです。


すると陰になる部分のリリースに、恐ろしく長時間をかけて、陽になる部分はさらっと流すという調整になっていきました。

筋膜をリリースするといっても出っ張っているところを引っ込めようとばかりせずに、
閉じて詰まりがでている関節や筋肉や神経の問題をリセットしていく。



そういうような指向で施術を組み立てさせていただいてから、
お客様の体質が安定する度合いが増したり、
以前の施術では取り切れなかったところへ刺激を加えて改善の変化を届けることもできるようになりだしたのです。




ただ非常にこれは残念なことですが、
私が自分自身に向けてベン石温熱器を使ってお客様に施術をするようにリリースが、
まったくもって思うようにいかないのです。。。

ベン石温熱器等で筋膜の詰まった部分を解くとき、
独特の「あ、にゅるっと離れ解けた」という感触が、ホットストーンを通して私につたわってきます。
それもカラダの奥を見て探り出す頼りですが、自分でベン石温熱器を片手で握ると、
その時点で屈筋反射がでてきてそこかしこの屈筋群が縮んで体内情報が濁って見えなくなるのです。


それから「どうやったらお客様へなしたようなリリースがうまくできるか?」という課題をもって思考してきたのです。


セルフリリースでどこまでいけるのかという調整する楽しさもありますが、
お客様という他者を観察する観察眼は優れてトレーニングしていたとしても、
自分というひいき目や思い込みのきつい人間を虚飾なく観察することは難しい。
そのような課題です。


それがゼロプロマッサーを使うと、うまくトリガーポイントをとらえたときに、
ゼロプロマッサーの先端が跳ねる独特の様子をつたえてくれるので、
そちらを手掛かりにすることができるのです。

ホットストーンを握ると屈筋を使うから体内の様子が分からなくなると言ったじゃないかと言われそうですが、
ホットストーンで自分に圧をかけるときには手技の性格上屈筋主体になりやすいのですが
私にはゼロプロマッサーを自分にかけるときには伸筋を使って楽々操作ができるのです。

それもあり、ミリ単位でのずれが致命的な欠けた成果しかえられないものが、
ゼロプロマッサーを伸筋で操作すると精密度が高い仕事ができていることがわかります。


陰の詰まりを表す<腕(鎖骨を含む)と胸の重要点と腸骨と鼠径部と脚部(主に内もも)のみ>をゼロプロマッサーをかけて様子をみていました。

それが腎虚の私になんらかの揺さぶりをかけたのだと思います。
同時に内臓部が上下の詰まりが腰椎の椎間板の弯曲や詰まりによりつくられ、
内臓内部の状態も、いままでにない状態に一気に変化されて持っていかれたため、
異様ないままでになかった変化を感じました。

デトックスへ一歩、前進できたと思いますが、
日を置かずに、連日、陰の詰まりをゼロプロマッサーを使って削岩機をかけるがごとく変えていくと、
カラダも精神もその大幅な変化には乗り込めず、置いてけぼりになりそうな状況でした。

私自身のカラダを使った実験は、未踏部分に足を踏み入れることで、
先の状況が読めず。
時には多大なリスクを含んでいるのですが。

今回の自身に起きた変化は、ほんとうに推測していたものではない、
内臓部分の既存の問題を露呈させることになり驚きました。

連日の調整は過矯正だったかもしれません。


ただ日々少しずつ変化するものでは見過ごしがちな変化が、どーんとやってくると、
印象に残るほどに何が起こるかとわからせてくれます。


現在は何日間ほどで、自身が左モデルに戻るかを測定中です。

同時に戻らず定着させるには、どうすればいいか調べたいと思います。

あとはメリットばかりではなく、デメリットやリスクがどのようなものかがわかってくれば、
お客様への施術で使えるまで引き上げられるでしょう。

今回の休業は、その期間中に左側脈状の弱化の改善についてというテーマを設けていました。
それが私にはとても大事なことと直感しており、
同時に休業前の状態では自分の身体では、その改善変化が感じるような手技へと落とし込めない。
それでは上記述べたようなメリットも、デメリットも、リスクも測れませんから、
そのようなものは私の知り合いの施術をなさっている先生方にも、
「これいいから、やってみて」なんて勧めることなどできません。

その解法の糸口が見えてきたのは、
連日の初心に戻った気持ちで施術書を読みこんだことから得られたところもあります。

右モデルに、お客様をスムースに定着できるような操作法が見えるよう、
ラストスパートをかけています。

m__m




ちなみに私の施術を受けに来ていただいている合気柔術をしている方は、
右モデルのような、陰陽の偏り癖のない人物を見分ける力に長けています。

自然体の人かどうかをセンスよく、みわけていきます。
右モデルのような、無極でつり合いが持てているなら、
陰陽に一たび傾けば「スゴイ!」が起きるというものを臭いで嗅ぎ分けるでしょう。

左モデルのように偏れば、それは<支えがなければ倒壊する恐れがある>ので、必要に迫られて筋や靭帯を硬く支えに使う。
脊椎がゆがめば起立筋が伸長することができずに、支えという固定の道具として使われてしまう。
動作がその時点で、パフォーマンスが落ちていくのでしょう。

それが、右モデルのようなバランスが取れているならば、その体は神が意図して作り出した骨格の支柱で支えられ、
どの筋も靭帯も、そして腹部内臓の上下の詰まりだってなくていい。
いま、緩んでいる筋肉が次の瞬間つかえる筋肉だ。
だから、支えを要すると筋肉の無駄な硬化が全身に飛び火するものと、
骨組みが捻転せず、関節の詰まりを手放して生きているものでは。
おおよそ運動や、ときに思考や精神にまで、
なんらかの違いを示すのかもしれませんね。


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posted by スズキ at 17:19| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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