ハーブティにする、
芳香があるものはアロマテラピーとする、
そしてマザーチンクチャー(チンキ剤)とする。
マザーチンクチャー(チンキ)は、
密閉できるビンにハーブをいれ、そしてウォッカも入れて数日から数か月、置いておく。
するとウォッカへハーブの成分が溶け出していきます。
ひと月ほど前に数種類のハーブをマザーチンクチャー用に仕込んでいました。
・ホーリーバジル単体
・ゴツコラ単体
・ホーリーバジルとゴツコラのミックス
・蝦夷ウコギ(乾燥した根)とリコリス(乾燥した根)のミックス
・アシュワガンダ(乾燥した根)とホーリーバジルのミックス
・ホーリーバジルとゴツコラとバコパのミックス
etc.....
(※上記ホーリーバジルとゴツコラとバコパは、生ハーブで採取したてです。)
( 一応比較のため、ホーリーバジルとゴツコラは乾燥ハーブでも試しに作りましたが、
生ハーブのほうが効力が強く感じられました)
メディカルハーブを調べようと思ったのは、それぞれのハーブが持つ特有の薬効を期待してです。
ただハーブティにしていただく限りでは、
思ったほどのガツンとまでは個人的には感じられませんでした。
鈍いのかな〜
そうあきらめたところもあったため、
「えりすぐりのハーブのマザーチンクチャーも、そこそこ程度だろう。」
そのような感じになっていました。
ですがこちらは様子が違いました!
数点の使用感を述べたいと思います。
・ホーリーバジルとゴツコラのミックス
ホーリーバジルとゴツコラなどのマザーチンクチャーを試していたとき。
意識の集中が楽で仕事がはかどるのです。
雑念や雑音などが気にならないんです。
おかげでいくら頑張っても脳疲労が軽減されている。
感情は「非常におだやか」です。
・アシュワガンダとホーリーバジルのミックス
アシュワガンダとホーリーバジルのミックスのマザーチンクチャー。
ちなみに私がこの度使用したアシュワガンダは、
数年前、アシュワガンダの根の乾燥したものがポプリとして販売されていたものを購入しました。
ですが現在はアシュワガンダは売り買いしてはならないという法規制があり、国内業者からは手に入りません。
個人輸入ではアイハーブなどで調べるとアシュワガンダを使ったサプリは入手することはできますから、
どういったものなのだろうかと、、、疑問に思うところがあるのですが。
アシュワガンダを、適量を越えた過剰摂取をすることで肝臓が障害を受ける恐れがあります。
そのような論文がある。
同時に抗がん剤として処方される薬の成分と同じものがアシュワガンダに含まれています。
それもあって、おそらくは医師や薬剤師のような医学的知識を持つもののみ扱えるとしたほうがいいと考えたのでしょう。
ですが他国でアシュワガンダを止めている国は、聞いたことがないのですが、、、。
アイハーブなどでアシュワガンダのサプリを買う人の多くは筋トレをして、
筋肉をたくましくしたいという目的で購入しているようです。
私は筋肉をつけるためではなく、がん因子がほんとうに体内で減少するのか?という疑問から。
ただ試してみても、どのようにそこを判断すればいいのか検査法がわからないので困っています。
ただアシュワガンダの成分のせいだと思うのですが、
とにかくお腹がすく。
いつもの倍以上にお腹がすいてきて、
くるくるとなったりしだすようなので怖ろしく驚きました。
たぶん筋トレしながら、この食欲増強させるほどの何かをもって体を変化せしめるならば。
確かに筋肉がつきますね、これだったら。
そのようなところにうなづけました。
・蝦夷ウコギとリコリスのミックス
こちらを試したとき。
これもまた驚きました。
かつてロシアのオリンピック選手たちが、蝦夷ウコギを服用して好成績を収めたことが知られています。
おそらくリコリスではなく蝦夷ウコギの成分が作用して、
感情的に「気が荒くなり好戦化」するような、、、
別の言葉で言うと「バトルもなんのそののファイト精神が満ち溢れる」イメージか。
自分の内側で、突進する感情の強烈さを感じました。
このような感じは、普段の私にはあまりなじみがないため、
「まさか自分が?!」と驚きました。
そしてウォッカベースのチンキ剤ですが、
他のゴツコラやホーリーバジル、アシュワガンダを使ったものは、
摂取している量も比較的少量ですから酔いそうな感じはないのですが、
蝦夷ウコギとリコリスでは、ガツンときました。
最近、お酒をあまりたしなまなくなったためか、
少し服用量を増やしたら「酔えそうだ」と思いました。
以上、他は割愛させていただきます
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
意外なほどマザーチンクチャーにしてからのハーブの服用は、
自身の「身体のみならず感情にさえ影響を与える」ものと感じました。
アーユルヴェーダ系の先生方や、
またはシャーマンなどの感受性の強い方々は、このようなノウハウを駆使していたのでしょうか。
ここに書かせていただきました内容は、
これはあくまでも私が実際に試して感じた個人的感想です。
誰もがそうなるというわけではありません。
ですが私にとって初めてメディカルハーブ関係の専門書に書かれている内容が初めてつかめたのは貴重な体験でした。
今現在、コロナ前では想像だにしなかった感情面でストレスフルな日が続きます。
すると人体には「緊張性筋膜炎(TMS)」という、
怒りや恐怖からの感情から作られた体の不調がさまざま実際に痛みや苦痛として表面化してくるのです。
そのような苦痛は施術でも癒せない、感情由来のものです。
おそらくそのようなケースでは、
ゴツコラとホーリーバジルのミックス。
それのみではいまいちであれば、バコパも入れてカクテルに。
そうすることで感情面の高ぶりすぎた行き過ぎた緊張を、
やさしさをもって押さえてくれることでしょう。
これは抗ストレス作用と呼ばれるものです。
アーユルヴェーダ系の医師は日本では見かけませんから、
上記のようなノウハウをもった処方を各人に施していただけるようなことは、
あまり経験できないように思います。
ですが日本には漢方医はおられます。
私は漢方は結局、実際の生薬をつかわずに机上で勉強をしたにとどまっているのですが、
おそらく信頼のおける生薬を煮出すところからの指導をなさるようなところでは、
すばらしい成果が出せているのだと、
以前にも増して感じられるようになりました。
なのでゴツコラとホーリーバジルのミックスに代替できるような生薬をもって、
感情面のアンバランスを平たんに整えていただけるようなものがないか。
ちょっと期待するところです。
【関連する記事】
- ウィルキンソン ウヰルキンソン・ウオッカ 40° [ ウォッカ 1800ml ]..
- ブレインブースターと称されるバコパ モンニエリを収穫しチンクチャーにする最適な時..
- 過剰なストレスはスッキリさせよう!アダプトゲンハーブのオトメアゼナ(バコパ・モン..
- 年齢が進んでも頭が働くようにしたいよね! そこには血液脳関門とのいい付き合いが工..
- 転んでもただでは起きない!奈良でのできごと。健脳ハーブ編
- 日本ではあまり重要視されてないのか!?つぼくさ(=ゴツコラ)
- 生薬調査へ。日本の和漢生薬の産地、奈良県宇陀市。そちらの地からロート製薬やアステ..
- 60代になると20代の4割、毛細血管が減るといわれています。それが脳内でも起きる..
- やっぱりスゴイ! アーユルヴェーダでメジャーなメディカル・ハーブ。バコパモニエリ..
- 本日のバコパのチンクチャーづくりの成果。
- 脳内の血のよどみがありますと全身疲労につながるんです。では、脳の血がよどんだもの..
- 自作:ユリネの小袋が激務の施術疲れ負担を量を減らしてくれた!
- 書籍紹介:「美人をつくる! 毎日の「こうじ水」」 かんたんにつくれて身体にめちゃ..
- 自宅で抗ストレス作用をもったハーブティをいただいてます {ホーリーバジル}を部屋..
- 身体が凝ると生体電流が滞ってしまう! そこを、食材選びで改善させるには?