これからの施術の仕事ができるようになるかどうかの勝手な推測ですが
社会情勢的にウイルスが落ち着くような湿度が高まりだすときには、
医療関係者や重症化リスクのある方々がワクチン接種をしはじめています。
それは陽気が暖かく湿度が少しずつ高まる春のさなかに差し掛かったころであるかと思います。
その機になれば施術の仕事が再開することもできるでしょう。
そう期待して祈り、そのときのために一生懸命に勉強、そして準備をしています。
そしていま取り組んでいるのが、
施術上の利用として、ものになるかどうか、
まだ未知数ですが可能性として魅力的な成果をだしてくれるものがあります。
それは先日も、ちょっと私のブログにも書かせていただいた『 逆さぶら下がり健康器』です。
(↑ 私の持っているものよりだいぶ進化したモデルのようです:逆さぶら下がり健康機のサンプルイメージ)
注:これまでに脳卒中や脳性麻痺、血管障害、慢性の頭痛、ある種の目や背中・腰の重い疾病にかかった事のある人は使用しないでください。
そのような際は、独自の判断はなさらずに詳しいことは主治医にお尋ねください。
こちらの健康器を使って逆さ状態のままセルフ筋膜リリースをおこなう。
たまたま五反田TOC(東京卸売センター)に買い物に行ったとき。
TOCにはパワーストーンショップがあって、レアなものも多数手に入ります。
水晶、硫黄、蛍石、シュンガイト、ヒマラヤの岩塩、アンモナイトの化石に、、、そのほか様々。
十分に貴石と呼べそうなものも展示されているが、
他に天然石のタンブル(小石・小さ目な握り石)も購入しやすい価格で手に入る。
通常は原石がとげとげしく砕かれた破片状を研磨したものです。
ただ握った瞬間に「これはマッサージ用のツールとして削ったものだな」とわかるものが入っている。
100個のうちの数個あるかどうかのようで、
店の人がどこからこれらのタンブルを仕入れてきたのか?
一昨日前は40個ほど小石状のブラックトルマリンが200円だった。
これなら手ごろだからと物色していたら、
やんわりとした削りで一般の方にはわからないような細工がされたものがあった。
電気石的で気を流す力もすごいトルマリンです。
気を流すイメージで経穴にこのブラックトルマリンのマッサージツールを当てると、
ビリビリッというかチクッというか、別に強く圧せられてもいないはずなのに、
鋭い針にでも刺されたような、、、何か不思議な強烈なエネルギーが流し込まれるわかる。
このようなことが起こるということを知らない方は驚くでしょう。
ちょっと信じられないと思えるほど。
そのような反応のでかたをつかって、
さんざん自分の頭部の痛みが出る部位の経穴を押して、
「ウォッチ、イテテテテッ」となって面白いなと感じていたのですが。
逆さぶら下がり健康機により逆さにぶら下がった状態では、痛みの様子がどうなるかを確認しようと考えてやってみたのです。
たまたまブラックトルマリンのマッサージツールと、
以前もそのTOCのパワーストーンショップで手に入れたシュンガイトのマッサージツール。
この二つを胸ポケットに入れたまま逆さづりになっていたので。
何気なくこれらを手持ち無沙汰な逆さづりになっているときに、
使ってみたくなったというのが正直なところです。
以前、中世の治療、またはマッサージをするシーンのイラストで、
患者側が逆さづりされた状態というものをみたことがあります。
イメージ的にはそのイラストを一人で再現する感じで面白いものでした。
ただやってみたら、予想以上に興味深い検証がなされました。
実際に試して気づいたことがあります。
(注:完全な逆さづり状態で、いきなり強い反応がくるような刺激を入れるのはダメージが襲ってきたら危険性が高くなるため、
60くらいに傾斜角を設定してやってみました)
椅子に座りながらブラックトルマリンのマッサージツールをつかっていた先ほどまでは
針で刺されたかのような鋭い痛みやびりびりくるような電気的な反応を受けとる感じがあった。
それが変わりました。
不思議なほど「痛みが軽減していた」部分があったのです。
もしかしたらすでにゴリゴリと頭部を十分にアプローチしたから痛点が消滅したのかもしれません。
ですがそれだけでは説明できないほどの変化です。
念のため先ほどリリースしていなかった別の超劇痛いトリガーポイント部分をアプローチしました。
痛みが軽減したかまたは無痛に変わっていました。
いや、むしろ心地よいとかすがすがしい感じです。
これは血管内を流れる血流が、重力をともなった位置のエネルギーの変化や流れる方向性の変化で、
単純に痛点を刺激しても血流の減退から痛覚がマヒを起こして痛みが減少したからなのだろうか?
そのような仮説を立ててみました。
人体の内部を通る血管は、静脈は逆流を防ぐ仕組みが内部にあるので、その血液の逆流を防ぐ力が作用する。
だからこちらよりも動脈の問題が出てくるのだろうか。
動脈には、逆流を抑制する機能はついていません。
足のつま先まで血液を届けようとするときに、いつもなら座っていたり立っていれば、
自然に重力で動脈内部を下方に向けて血液は落ちるという自然の力を味方にし、
足先にまで楽に血を送っていました。
それがカラダが逆さづりになると、血流を図る機能付きの踵骨(かかとのほね)まで血液は重力に逆らって上行せねばならない。
そうであればカラダの最末端の脚部のほうまで血を送り届けづらくなるし、
ならばひらめ筋の第二の心臓と呼ばれる静脈を通って心臓へ血を送るのもしづらくなる。
そう考えればカラダの上下がさかさまになって心臓が低い位置に来たら、
若干、いつもより血の回り方が変化することが予想され、
それにともなった軽い血中酸素量の減少がおこるとする。
それが逆さぶら下がり健康機で逆さづりになって痛みがあるはずの部位を刺激しても、
痛みが軽減するか、または無痛になっているという大まかな理由なのだろうか。
痛みが出やすい部位のリリースをするときに、逆さぶら下がり健康機で逆さづり状に設置してアプローチをすれば苦痛は減るのだろうか。
これは検証してみなければと思います。
もともと筋膜リリースをする際に、嫌な痛みが出るというところは、
すでにその場所には血行不良状態に陥って酸欠になっているところ。
組織細胞が酸欠するほど血流量が理想状態から減じられて、
そのまま放置していても改善できないというような年季の入り方となると、
その部位の神経はマヒを起こして痛みを感じられなくなります。
または脳内で、より重要度の高いダメージ個所があれば、
そちらへと血液を送る優先順位を高めて他の第二第三という、
改善するための優先順位が低いとしたものをトリアージする。
そうなったときは実際にはその場所を治すようにと発痛物質を出しているが、
脳がその送られた情報に対して反応しないように耳をふさぐ。
このときも痛みがマヒを起こすこととなる。
痛みを脳が感じたところへ、優先的に血液を送り救済するような仕組みがあるので、
危機的状況じゃないと斬り捨てた部分の炎症化した個所があれば、
それはほぼそのまま体内に埋もれてしまう。
中途半端に血行不良化した部分が、後々になって嫌な症状を起こす引き金となることは知られています。
ですが、なかなかこのような未病で、なおかつサイレンとなサインがかすかにきこえるところは見つけづらいのです。
他動的な施術者により圧を与えられるような筋膜リリースをすると、
そのようなサイレントモードの危険な未病部分に気血が通ります。
すると脳は、そのような他動的に与えられた大きな変化はトリアージせずに、
そちらに意識を向けて情報をもっともっと収集しようとするようになります。
そうなると、さっきまでは別にそんなところ痛くもかゆくもなかったが、
急に痛みが分かったということになりますね。
よく筋膜リリースの際に起きる状況変化について把握できていないお客様には、
単純に強い圧をかけられたからその部位が炎症化したという認識をもつ方もいます。
痛くもない腹を探られるような嫌な感じだったつもりが、
けっこう痛い腹だったという状況を素直に認識できると、、、いいのですが。
人情的になかなかそう思えないというときもあるでしょう。
そうなると、そこは施術者はお客様の反応をつぶさに観察しますから、
リリースのペースを落としていく必要があるかどうかを深慮します。
じつはそのようなサイレントモードの激痛場所は、効果的な施術成果をあげられるポイントの場合が多くあります。
逆さぶら下がり健康機で、逆さづりでどうにかサイレントモードの激痛ポイントを解けるかどうか。
もしこのような部分を手早くアプローチするすべを身につけられたら画期的です。
いま、私が自分の身体を使って少しずつ研究しだしています。
ただ、実際にお客様への施術でぶら下がり健康機を使えるかどうかは、
現状、そこまで行くにはだいぶステップを踏まなければならないので遠いことと思います。
ですがこの未病の象徴として潜っているサイレントモードをうまく処理できていくことが、
体内に多く「お血」という病の元を貯めすぎてリンパ液や血液などの体液を停滞させる点を改善させてくれます。
その改善変化が進むような独自のやり方、考え方のひとつとして、
6年前のマイブームだった逆さぶら下がり健康機による実験。
がんばってます!
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