こちらはよく聞くでしょう。
生産技術における品質管理などの継続的改善手法です。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返して、業務を継続的に改善する。
以前は私も施術の研究で、こちらのサイクルをぐるぐる回せばいいのだと考えて、
計画をたくさん立ててから取り組みやすさや取り組んだ結果から得られる収益を考えながら取り組みがいのあるところへ。
触手を伸ばそうと頑張ってきました。
とにかく計画、計画、計画!!
【PDCAサイクル】は実績ある改善手法ですが、、、
成果が思ったほど出てこない。
手を出しては途中であきらめ、収益までたどり着けない。
その計画は失敗する計画とわかっただけよしとするというのでは、
収益化できるまで、待ち過ぎです。。。
仮に収益が(ご飯)だとすると、ご飯が食べられずに絶食が続いて餓死する寸前。
計画の立て方に問題があった。
徐々にそこがわかってきたのです。
そこで以下の流れで要件を埋めていったほうが希望通りの成果が得られだすことに気づきました。
それは般若心経に出てくる仏教の概念【五蘊】;色受想行識
物質:
(色)は、肉体のこと
概念:
(受)は、外的な状況や状態などを受け取ること、受信するようなもの
(想)は、想像する、イメージする、受けたイメージから課題を見つけ出すということまで。
(行)は、行動する。アクションですね。考動するのです。
(識)は、行動した後にその結果を認識するということ。
この流れで整理して行動を進めていくとつぎのようになります。
(1)状況認知
(2)課題発見
(3)行動
(4)結果検証
【認知行動療法】という心理学的な学派を聞いたこともある方もおられるでしょう。
従来は行動に意識を向けていたが、人は認知したものに基づいて行動が得られる。
認知、感情、行動が密接に関係しているのです。
(認知、感情、行動)の{感情}がともなわない行動には心が反応できず実現性が乏しいため、
以下のそれぞれの項目に{感情}でどう感じたかを想像しながら書き記していきます。
(1)状況認知:【 】【それでどう感じた? 】
(2)課題発見:【 】【それでどう感じた? 】
(3)行 動 :【 】【それでどう感じた? 】
(4)結果検証:【 】【それでどう感じた? 】
たとえば、
べん石(砭石)温熱器に、時間及び労力、お金を投資するかどうかを決めたとき。
色よい結果を得たい欲求が先走ると、
課題や行動に意識がいくが、そこを考えることはひとまず待ちです。
そのような気持ちの先走りを抑えて、
多様な状況を判断し選択肢が広げた上で精査選択できたか。
ここに十分な力を費やしたかどうかで拾えるものが見える。
そこへと近づける実感がモテるということです。
そこを丁寧にやってきたはずですが、
そうしてみても不安との戦いをしつつ一歩ずつ進めてきたのですが。
右足を一歩出したら、次に左足を一歩出す。
細かい一歩を止まらずに進む。
それを繰り返して決して止まらない。
進みながら考動して自身が求めた最終的ゴールへ近づく。
ワタシ的には、かなりの手応えを得られたゴール手前で、
今回の社会状況となリマしたが。
ただここまで手応えが得られれば自身を納得できる所まで来たので。
ありがたい事だと思っています。
もしも以前と同様にとりあえず計画を多産して手当たりしだいやっていったら。
深層筋リリースの技術を熟成することができていなかったでしょう。
体内の深層筋リリース。
それがリリースされることはあかるい希望です。
中医学で言えば病が体の芯に沈んだ状態から改善したといえるような状態に向かうステップへと
パワフルに移行するときにたいへん重要で欠かすことができないでしょう。
それで中医学で推拿などのマッサージのような手技があり、
体と技術を磨きをかけた方々がアプローチをしていくわけです。
ただ実はべん石の温熱器をもちいた状況だけで、現状の成果は手に入らないのです。
そもよくわかっています。
脳は、自分自身の状態や状況把握する能力があります。
たとえば、人はそれぞれペンを持って文字を書くとき、書くときの姿勢が違う、ペンの握り方が違う、筆圧が違う、、、。
それぞれが個性的なものとして表現され、絵的にも描写されるのです。
自分では文字をペンを使って書くというのは、これが当たり前だと思っているようですが、当たり前が非常識なのです。
それは筆跡鑑定士という職業も出てくるほど、個性的なもので、筆跡が変わりづらいもの。
文字を書くという書くときの姿勢や紙にペンをこすりつける力具合など、
長期間に渡り作り出してきた習慣性あるものは、無意識ではいままでのしてきたやり方通りを繰り返すということです。
空海の筆のように書きたいと思っても、いきなりやってみても思い通りに行くものではないのです。
ただ筆の場合、救いがあります。
書いた文字は、可視化しやすい。
なので「もっと文字がうまくなりたいな〜」と思うこともあるのです。
文字を書くときの身体操作と同様に、
人は長年かけて自分の体の使い方を構築していくものです。
人それぞれ筆跡が違うように、体の操作の方法も人それぞれ。
それぞれが違う体の使い方をしていて、自分もそうだと思えた人は救われています。
人間は姿勢や動き方などを表現する肉体をあるがままに認識すれば、
相応な個性的な歪みを持っているのが通常だと言えるでしょう。
その個性的な歪みとは、歪みの量が大きいか少ないかの差があります。
歪みの影響をおおきく感じ取れているかどうかの差もあります。
歪みにより痛みやつまりや関節の可動域などにも差が出てきます。
先に述べたように仏教の「五蘊」では、色が肉体に当たります。
「色」は、歪んでいたとしてもそれであるがままです。
そのあるがままの状態を正確無比に「受」つまり認識して基準となる歪みがない状態と比較ができるときに気づきがうまれます。
人の脳は客観的、または科学的といえる自身の体をつぶさに診るスケールを手に入れたときに歪みを持つ自分の状態を悟ります。
このような気づきがおこらなければ、今後に自身の体の置所をどのようにすべきか課題も現れません。
課題は明瞭な本質をついたポイントを抽出した条件がて見出されるものです。
それがこないうちに、改善に至る行動が勝手に起こるようなことはありません。
ならば結果は、、、、、。
、、、ということの通りです。
体内に歪みが生じても自分ではその歪みがあるのが無意識下では当たり前で常識的なこと。
これは私達が普通に生活を送る上でのいつものことです。
先日、遠方から車を飛ばして私の施術を受けたいのだがという問い合わせをいただいた方がおられました。
数年前から体の不調を得て仕事が手に付かないこととなって、病院に行ったが治らなかった。
そこで自身、自身の体の歪みが体の不調を得た原因ではないかと考えて、
それからフェルデンクライス・メソッドのエクササイズを必死に努めて来たといいます。
フェルデンクライス・メソッドにより、自身の体の不調の下地を作った歪みに気づき、
そして改めて機能的な身体の操作を模索なさっておられるうちに、
かつてのつらい体の状態が癒えていかれたそうです。
いままでの自分を日々刷新していくことは、
自分の将来を描く中で形づくられていきます。
自身を無意識下で制御する日常から、非日常へ。
自身を意識的に制御して改善手法を脳へ探し当てさせる錯覚を拭い落としたデータを受け取らせるようにしていったのでしょう。
そうなさることで体の苦難は薄れ、ただとあるところが未だに不調が続いているから、
そこをどうにか見ていただければということでした。
体の不調を必死にフェルデンクライス・メソッドや体の操作を模索することで、
徐々になぜつらさがでているかがわかっていくこの方の様子は。
それは私がかつて自分の若いときから弱すぎた体を立て直そうと必死だったときに、
イメージがダブって、メールを読ませていただきました。
体が歪んでいるときは、自身の内側の筋肉や体の左右差や重心の位置取りなどを図るための計測器が、
大雑把に言えば、体の筋肉や腱や靭帯、関節のゆがみやねじれの軽重に比例して、
つまりや緊張の具合通りにものさしが狂ってしまっているのです。
そうした狂ったものさしをあてがって、自身の状態を認知してみたとして、
そこから先の課題も曖昧なものがでてくるもので、その曖昧な把握からは見当違いの行動が導きだされます。
当然、成果があがらない。
すると、「やるだけやってるのに、なぜ思い通りにならない?!」と、いつしか迷宮に入り込みます。
それが3度も繰り返されれば、そこであきらめたくなります。
それは私も何度もやらかしたことなので、なんどかやらかしてみると、いい加減、少しずつ賢くなる。
私の場合、そこをやり通すことが仕事の一環と考えていたためあきらめずにお客様と歩み続けられました。
いま、考えてみると、フェルデンクライス・メソッドも伸筋を生かした動き方も、
屈筋主体で筋緊張や筋萎縮の状態で動いたことで体の中の距離を正確に測るためのものさしが短くなるような狂いを正す救いをあたえてくれたのだと思います。
あとは効率的に屈筋をのび〜るようにするには、逆さぶらさがり健康器。
これ、じつは私には強力です! −0−;
つまり体の内側で自身の体をスケーリングして計測できるメジャーは、
目をつぶっていても目を開いていても、もっとも身体を機能的に操作させる筋肉等の距離や、
体のパーツごとの重みを感じて移動させる重心や、
骨をどこに置こうとするかと選択指示する関節への命令の正確さにも必須です。
その体の中のメジャーが狂っているとは、
体のなかの左側のメジャーと右側のメジャーが、それ自体が長さが違って書かれている。
左右の片側が大きくずれている人、左右の両側が大きくずれている人。
やっかいなのが片側がずれている人は、ずれによる不調が感覚的に詰まり感やねじれ感などでわかりやすいが、
左右の両側が大きく同様な方向へとずれているときには、ずれに対しての筋感覚的な不調感が不明瞭なのです。
自身のメジャー感覚的には急激に数センチも長さの感覚が狂えばわかりますが、
ずれや歪みは長時間をかけて徐々に徐々にメジャーの狂いをつくりだしたためゆでガエル状態が起きているのです。
かえるを一気に熱湯に入れれば熱くて飛んで逃げるんですが、
10度ほどの水を入れた鍋にかえるを入れておいて3時間ほどかけて100度のゆであがる温度まで上げたとき。
かえるは両生類で変温動物でもあるため自分の身を危険に晒す温度変化に気づかずに、死んでしまうようです。
一気のかかるわかりやすい苦痛には危機を感じて逃げるが、
徐々に時間をかけて不具合な状態を足されていくと、、、。
というのは、確かに人間の体でも言えていることですから。
肝に銘じて管理して行かなければなりません。
そこは脳が前後上下左右のバランスを失速させているということで、
ここのスケールを正確なものと変えていく補完がなければ、
つねに削られたままの環境におかれ、
部分的にか全体的に身体操作を機能的に運用するに際して頭打ちが起きていると言えるのでしょうか。
フェルデンクライス・メソッドの先生のような専門機関で運動を体系的に習い続けていない私には、
自己流で自身を整えるようなやり方を工夫して行くのです。
ただそこでなんらかのお客様の体の中のメジャーの長さが問題があるようだったり、
前後左右上下とのずれのゆでガエル状態があるところ。
そこをどうにか他者(ここでは施術をする私)がメジャーの狂いを改善できないか?
そのひとつのやり方は具体的に筋膜リリースで、筋緊張で短縮し萎縮したような筋の長さを元返しにすること。
それはそれでわかりやすいものです。
ですがそれだけでは、まだまだ感覚的なメジャーの長短の狂いはあり続けているんです。
それはそれで、、、私の筋膜リリースでできることはここまでなのでといってしまえばそれまでです。
でも、それがじつはボウエンテクニックのセッションを他動的に加えていくという施術を1年半ほど続けると、
「? あれ? もしかしたら、お客様の体の中のメジャー感覚の精度、よくなってきてるけど。。。なぜ」と。
そしてここ最近、ボウエンテクニックの洋書を時間をかけて読んでいくと、その意味がわかったところがありました。
ボウエンテクニック。
もともとオーストラリアでボウエンテクニックを開発した、開発者のボウエン先生。
東洋医学の経絡を学び、経筋バランスを絶妙に整えることで経絡に関係する筋の状態を改変し、
自律神経を整えて長期に渡る改善を可能にしたといいます。
とてもソフトなセッションなのに、なんで、こんなにも身体の不具合を根底から治すのだろう?
そのような不思議があって、一部のボウエン氏に許された方が治療室で見て学んだものの一人から私の方までやり方が伝わってきたのですが。
経筋という、経絡は筋肉の内部にある筋膜中を通るもので、同一経絡に関連する筋肉同士内を経絡線がつながっているのです。
私も以前、もしかすると、体の中のメジャー感覚とはこの経筋により計測されるものなのではないか?と思っていたのですが。
ボウエンテクニック関係の本で手に入れた洋書の一節に、類推ですがそのようなことを示唆している箇所を見つけ出したとき。
なるほどね、だから最近、筋膜リリースをしていてでてくる改善の継続の変化の自立ペースがいいんだな、と納得しました。
効率的な他者刺激でメジャー感覚が戻ればいいと願っていたら、
ボウエンテクニックで人は経筋含めた筋感覚も、いいなと思えるような改善が内出してくるんですね。
ボウエンテクニックの経絡的な筋感覚の精度の向上と、
筋膜リリースでおこなわれる癒着した筋肉の大きな誤差の改善と。
この両輪が同時期に贈られたとき、
私も『これは、なかなか良い結果が出始めたぞ』と、ほっと胸をなでおろせるようになってきました。
まだまだ挑戦し続けねばなりませんが、
いままでやってきたことが有機的に線でつながってきた様子をみると、嬉しくなりますね。
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