「体内の代謝がよくなった部分からどんどん『垢』がでるんですよ〜」
とおしえてくださいました。
それは非常に喜ばしいことですねという気持ちで、
お話を聞かせていただきました。
以前は垢がでてなくて冷えたカラダの部分があったそうですが、
そちらの代謝がアップして来て暖かくなってきたら垢がでてきたそうです。
若き生命力の再生とは、
体内の古くなった細胞一つ一つを定期的に壊して廃棄することで、
新たな細胞に入れ替えることです。
細胞の再生がおこなわれるためには、
血液がその作業をおこなえるだけの必要十分な量と、十分な機能を発揮させる質があってこそ。
その条件が満たされない場合、
新たな細胞を作るだけの材料が確保できないため、
古くなった細胞組織をそのままずっと使い続けていくという選択をするしかありません。
それが垢がでなくなっていた状態です。
このような耐用期間が過ぎるほど古くなったままな細胞組織を使い続けるときに、
その皮下組織や代謝できずに古くなり続ける細胞内液はどのようになっているのでしょう。
最近、セルフネグレクトとかいって、お部屋をきれいに整理整頓できないばかりではなく、
足の踏み場がないくらいモノやごみが散乱してしまうというケースがあるといいます。
TVerの報道・ドキュメンタリーで、
報道特集で「自分の世話を放棄・増えるセルフネグレクトの実態」( https://tver.jp/corner/f0061277 )という番組があってみていた時。
体内で細胞の新陳代謝というような、古い細胞や組織を取り壊して廃棄して、新たな細胞に置き換えられないと。
「体内でセルフネグレクトが起きているようだ・・・」
という印象が思い浮かびました。
もちろん現象はまったく別物ですが、いったん長年をかけて部屋にごみが散乱すると、
ひとりで部屋を一日〜二日できれいにするのは難しいでしょう。
報道特集「自分の世話を放棄・増えるセルフネグレクトの実態」のワンシーンでは、
お掃除を代行する専門業者によりごみが分別され車に大量に積み込まれるシーンが印象に残りました。
垢が大量に出だしたというのは、施術屋さんくらいにしか言いたくないことと思いますが、
皮膚の真皮細胞は垢になり体外に破棄されていてわかりやすいですが、
体内の真皮以外の垢になれなかった多くの細胞たちも、同時にこのタイミングで体外に破棄されだしているといいます。
そういった視野で感じてみると、
垢がでてくれるようになってカラダの内側からの変化からも、
カラダは再生されてきています。
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