2020年09月02日

胸骨部のずれの修正は、私の場合、ベン石温熱器があってこそかなえられていく(またベン石温熱器に興味ありという先生からのメール、頂戴しました!!)


昨日、ご家族で施術を受けに来ていただいているお客様からメールをいただきました。

「昨日、母が施術を受けたときに、胸骨周辺が良くなったといわれて、喜んでました!」
という内容も書かれているメールでした。


胸郭パーツ.png


私もいつも気になっているところでしたが、
確かに以前は岩のように固まって動けない心臓部の上に位置する肋骨の固定部位が、
可動できるようになっていたのです。



施術をする者としては、この部位のリリースがいかに難しくリスキーで、
痛いと苦情が矢のように飛んでくる個所か。
それをご存知な方は、研究熱心で勇気のある方だと思います。

一般的には、放線状胸肋靭帯と肋軟骨が骨化した時点で手技等でのリリースは、
十分にしていくことは難しいもので、あきらめたほうがいいと考えるでしょう。

この胸骨まわりの靭帯部分程、激烈な痛点ばかりの部位も少ないのですし、
肋間筋の詰まりが開くように、
そこを拡張しようとするときほど「ひえー!」と叫びたくなることもない。


なおかつ肋軟骨や肋骨周囲の筋肉が骨化して柔軟性を削られた肋骨ほど
たやすく骨折させられる部分はない。
だから素人の方に圧をかけてほしくないところですし、
プロでもお客様がいきなり咳をされたらとこわごわです。

お客様が被る事故からの被害から回避した施術手技の選択は最優先させるべき約束事です。
自身の手持ちの技術上の場合や事情によって、
ムリや無茶はしないで後の研究課題とさせていただく。
ただし「忌避事項だから」といって、
そこが免罪符となってリリース法のアイデア出しをあきらめるのはいけません。

進むべき道あれば、
そこへの道筋をつける模索をしつづけることです。



そして、私なりに先だってもブログで申したと思いますが、
少しずつ胸骨周辺の軟部組織を中心に「注熱を段階的におぜん立てしてリリース」につながるようにする。
というところを、ねちっこく計算また計算を繰り返していくうちに、
ようやくお客様の胸郭に動きが支障していたところが緩まりだしてくれたという状況でした。

これで次が見えてきて、少しずつ上部肋骨についた斜角筋を緩める操作を繰り返えす。
これでひとつ「大きなステップ」を乗り越えられた状況です。



胸郭が不安定になっていて、頭が前方へ送られて首の筋緊張がでていたから、
胸郭が正常化してくれて頭を乗せられる台をしっかり整えられないと、先に進めなかったので。
必死に胸郭へそのお客様の状況を3D化したモデルをぐるんぐるん脳内で動かして、
解法を探りだしていきました。



大きな事故なく進めたことにほっとします。




胸郭の形状は、人それぞれ。
状態が一様ではありません。

というのは。
肋骨や胸骨の長さ等の違いだけではありません。

胸郭部位を観て、触って観察をすることも必要です。

触るときの情報収集は。

胸郭のパターンイメージ.png

・胸骨と胸骨柄の間の関節の状態はつまってないか?動けるか?
・肋軟骨の柔軟性はあるか?
・肋間のイメージは詰まりすぎた部分がないか?開きすぎた部分はないか?
・肋骨や肋軟骨が前方へ突出しているか、後方へへこんでいるか?
・胸骨がねじれていないか?
・胸骨の最下部の剣状突起は触れるか?
・特に心臓前にある部位のずれ具合はどうか?
・腋下部の肋骨の詰まりや可動はどうか?
・触れてみて血行が阻害されてひんやりした部位はないか?
・その他。。。


それ以上に目でみたチェックが大事だと思います。

呼吸時の胸郭の観察.png

仰向けで横たわった自然呼吸をしているときに、
胸郭が息を吸えば広がり、息を吐けば収縮する。

・左右の胸郭の動きの差はどうか?
・特に動きによる前部や側方への広がりは?
・胸郭の動きの量は十分か?
・胸郭の動きとお腹の動きのバランスはどうか?

私たちは、この胸郭の呼吸する際の動きをみて、
「息苦しいときありますか?」
と質問させていただくことがあります。

その呼吸がしづらい状態が最近になっておきたときは
「そうなんです、最近、息苦しくて困ってるんです」
とおっしゃられます。
すると、ふむふむ。
身体全体の筋膜リリースしやすそう!と思うのです。
リリースもしやすいし、リリースした部位もよい状態へと移行しやすい人です。


「いいえ、別に息苦しさなんか感じませんけど?どこかおかしいんですか・・・」
とおっしゃられることもあります。

すでに呼吸機能の停滞が長期にわたっている状況ですから、
呼吸代謝量が少なくてもそれが常態化していることをイメージできます。
肋骨が拡張して広めになっている方は、
一見すると呼吸が十分できてそうにみえるのです。
ですが肺の中の不要な呼気を多く捨てて必要な吸気を多く取り入れるには、
スムースに肋骨および腹部が拡張と収縮ができることが求められています。
観ていて胸郭に十分な動きが出ていなければ、
まずはこの胸郭の動きが正常化できるかどうか。

ここを重視して施術を進めるべき人もいるでしょう。

血中の酸素量・二酸化炭素量等のバランスが崩れているようで、
この時点で体のなかの酸アルカリのバランスにも支障がでていることもあります。

そうなると。
筋膜をリリースしようとしても、リリース後にまた早々、
癒着が進み元のゆがみが再現されるからです。

そこを繰り返していくのも、経済的ではありません。



ただし人によって
器質的に胸骨の骨自体の形状が変位している場合。
成長段階で胸骨の成長過程で遺伝的な傾向等により、
胸骨の骨の形状が短かくなったり、下端が反り返ったり、ねじりが入る、またはロート胸状にへこみができたとき。
その場合は筋肉・靭帯・肋軟骨などの軟部組織の状態の改善だけでは
十分な対応にはならないということを先にお伝えしておきます。

ですがベン石温熱器等で骨の周りを取り巻く骨膜という膜組織へ注熱を適宜していくことで、
他の軟部組織の改善と比較すれば、若干ずつではありますが多少の範囲ではあるが改善方向へ向かうこともあるようです。






。。。で、今日も「ベン石温熱器に興味があって、私のブログを読んだよ!」
という治療家の先生からのご連絡をいただきました。 ^-^

メールをくださった先生も筋膜リリースをなさっておられ、
独自にホットストーンの研究もなさっておられるられるそうで、
それでしたらベン石温熱器は即戦力になるでしょう。


パワフルに電気で加熱して暖めてくれることと、
大き目なベン石温熱器なら適度な重みがマッサージをしやすくしてくれますし。
持ち手が木で断熱してあって握りやすく力が出しやすいなど、
使っていくにしたがい手に馴染んできます。


また新たなアプローチの仕方も見つけられるかも。
現在、私も経絡・経穴への効果的アプローチや腹部のマッサージ、チャップマン反射、マルマ療法など、
いくつかの相性のよさそうなものをもちいて成果を引き出せるように工夫研究中です。


私の胸郭部のリリースもベン石温熱器がなければ、成立しません。


通常のホットストーンだけだったら無理でした。。。

ベン石の特性としてリリースのときに圧をかけたとき痛みが弱く感じられたり、
なめらかな石の特性から送られる濃密な遠赤の力で深部へ送る熱作用、
そしてベン石の微量元素がどう人体に作用するかはわかりませんが
何かの施術成果を引き起こす共鳴や共振が起きているのかと。


ぜひ、先生も手に入れてご活用、ご活躍をしていただければと願っております!!

^-^


またできれば、使ってみて自分なりの用法を開発していただけましたら、
一部でいいから、ノウハウのシェアをいたしましょう!
よろしくお願いいたします。
posted by スズキ at 18:12| Comment(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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