2019年11月13日

甥の「ぶにょぶにょ」した部位が、だいぶ感じがよく収まりました ^-^

ここ数日の間。


臨時施術の疲れ(肉体的にも疲れるのは当然ですが、想像以上に頭を使ってます。。)と、

その施術での記録や改良点を考えるため、

睡眠は削っていても時間が足らずブログ更新ができておりません!!


ひとつの研究に集中すると10時間くらい過ぎており、

夜が明けていることもあります。

それでメールの返信も一日遅れになってしまうということもあって、

ご迷惑をおかけいたしております。





まったく新たな試みを突如として行うことの難しさ。

そのことに痛感することもあります。


数十ものホットストーンの石の温度管理に冷めたら温めての繰り返し。

筋膜リリースに熱刺激を取り入れるというコンセプトは正解でしたが、

私一人でこの石の管理は無理だろう。。。。


せめて追加のベン石の温熱器がきてくれないことには。。。つらいな。






個人的な考えですが、

ホットストーンを用いた筋膜リリースの施術は、

広まるべきだという意識が日に日に施術をさせていただくにつれて強まっていきます。


ホットストーンを使った施術法で用いる道具は、

市販品ですから誰でもが購入可能です。


ホットストーンを用いた施術の場合、高度なことはしなくても、

一般の方々も自身や家族、友達の健康維持増進に大変に役立つものです。

もちろん施術者が私のように自分の施術の補助用具として用いるのもいいでしょう。


私の今の思いは、私が施術をするという施術者としての面もありますが、

そちらを削ってでも、ホットストーンを使った筋膜リリースを広めたい。

これからの私の生きる時間を使うのは、そちらに絞ろうと考えいます。


そのための地道な準備も、積み上げたいと考えているところです。



いまの臨時の施術をさせていただくに際して、

改めて方向性は間違っていないという確信を得られる成果が上がってきています。





たとえば、ホットストーンを用いた私の筋膜リリースで、

今日、施術を受けた甥に現れた興味深いことを目にしました。






その甥の体の状態を示すための前振り部分の説明を先にしておきます。


体の虚実の体質を決める気の流れを阻害する邪気が気・血・津液の流れをブロックするイメージ図。


徐々に骨まで達する邪気.jpg



邪気とは、、中医学的には、様々な規定があるものの、とっつきにくく思えるかもしれませんから、

ひとまず筋膜癒着・トリガーポイントのようなイメージでとらえておいたほうがわかりやすければ、

そのようなイメージとして聞いておいてください。

(正確に言うとまったく違うものですが、、、邪魔な気がするものということで。。。m__m)



皮膚表層にあるときは、その毒素のようなものも、

皮膚表面からうまく除去するような形になります。


それが徐々に筋肉、そして腱や靭帯にまで至ると、

邪気を排出することがむずかしくなっていきます。


この絵の場合、一番体の芯にあたるのが骨ですね。



骨の深さまで侵入していくときの時系列的な流れ。

骨にまで邪気が至った初期段階では、硬質な塊のように感じられることがあります。

しかしその悪化が進行することで、生気のない「ぶにょぶにょ」した状態に変わります。

そして施術をやる者が患部付近に手をかざすと

「冷気を感じる(冷えている)」か「血行の悪化によるほてりを感じる」のです。


ただそのような視点でぶにょぶにょした力ない状態部分。

それは時間をかけて悪化を食い止められなかった結果生じたもので、

その部位の血流量は鈍り酸化は著しく進んでいくものです。


一般の方にはそれを緩んだかのように思えて、

微細なところで違いを感じ取りづらいのです。

体表観察の難しいところだといえるでしょう。



骨格筋を邪気が骨まで通すというだけならば、

丹念に筋膜の癒着部位を緩めていきましょう。

リリース方法の進化は、凄まじいものがあります。


ですが邪気は臓器や器官まで届く性質があります。


すると極端に活力を失った組織細胞を作る微粒子は自己崩壊を起こしそうになって、

そのときに腫瘍という体の内部に形を変えて生き残ろうとすることがあるようです。



もちろんこれは、すべての種類の腫瘍の起こりについて説明できるものではなく、

腫瘍の中の一部にあたる話です。





ただ、そのような内容を文献で読み知ってから、

身体をチェックするとき、今まで以上に注意深く調べるようになりました。



ちなみに中医学では、

「臨床家のための中医腫瘍学」という本から、

明の時代(1368-1644)に今の中医学によるがん治療の原則が成立したそうです。


またその時代よりも前の金元の時代のこと。

<張子和>は腫瘍の発症は暴怒喜悲思恐の精神素因と関係していると説いていたようです。

つまり感情という強大なエネルギーが過剰となり陰陽のバランスを崩すといった

内因性による邪気の影響により腫瘍がつくられるというのです。

それは少なからずストレスと腫瘍の発症について関連は皆無とはいえないでしょう。






今日は私の甥が午後に施術を受けに来ました。


池袋の飲食店で副店長として働いているのですが、

そうとう忙しいらしく、椅子から立とうとしたら、

膝上がぴきっといって、腰もがしっとなって、

これはやばいとなって。


いつもは休日に整骨院に通って保険診療の治療を受けているといいます。

ですが自身も、朝に疲れが抜けておらず起きられなくなってきており、

最近はその状態悪化が進んできている。

だが、一歳のひとり息子を食べさせるには倒れるわけにはいかない。


それで急遽、姉が私に連絡をいれてきたのです。


すると「ぶにょぶにょ」というかなり進行した部位も見つけられた。

気にはなるが、まだ大丈夫だろうという程度のものではあります。



ただ皮膚の色相のまだらの点在、呼吸の制限や循環器の状態を表す脈の細さと邪気が裏に入った沈脈と。。。

いくつもの「確かにこれは放置できないでしょう」という状態が見られます。

肉体的疲労もさることながら、精神的にもかなり疲れている様子だったので、


甥も私が母の入院から葬儀の際に大変だったときの印象を覚えていて、

「おじさんはだ丈夫だろうか?」という思いから施術を頼みづらかったと思います。

それもあって、姉が強制的に甥を送り込んできたのはよい判断だと感じました。



甥が施術を受けるために、

私の家にきて玄関を開けたとき。

かなり不安げな表情が見て取れました。

いつもの明るい屈託のない笑顔はない。



このままじゃ体がどうなるのだろうか?

「得体の知れない」不安感が芽生えて、

その怪物は力を振るい始めてますから。


つらかったんでしょうね。


今の不調。


朝から晩まで働きすぎの過労。

それが現実ですが、

未来もこれ以上に悪くなるのではないか?

そんな不安感や恐怖心が想像がよくなるわけはないという妄想を描き出します。


過剰な不安は自らを自滅させるには十分です。

四六時中、不安を覚えたため悲しんだり苦しんだり苦労をしたり。

要するに、脳裏に描いた不幸な自分の像を見続けて感じ続けていて、

筋緊張が抜けなくなります。

その状態とは交感神経優位な状態ですから、

それでは状態の悪化はすれども改善はなし。

それに憂慮する感情もあったことでしょう。




ホットストーンを使っての施術では、

手を深めにリリースすることができます。



午前中の他のお客様のワークのとき。


私が手のリリースをホットストーンを用いておこなっているとき。

お客様が、手よりももっと、背中のどこぞの箇所のほうがいたいだろうか。

というようなことをおっしゃられました。


すかさず、私。

「手がリリースを受けるときに、もっとも痛いですからね」

と。


痛みがひどいのは、お客様が言った部位ではなく手です。


少し前にブログでも書かせていただきましたが、

手を深くリリースするのは拷問に近いことで、

なかなかできるようなことではありません。


それがホットストーンをもちいることで

できるようになったんですね。


それで今までは、今回解いた半分以下に手のリリースはとどめていたところを、

だいぶ、奥までリリースすることを試みれていたのです。


そのときに、「今、解かれているところはどうにか耐えられるものの、、、、」

とおっしゃったところ。


内心、やったね、と思いました。




本当にこれって、私の今までの経験上、画期的なことなのです。

肺経の経絡上を、きれいになぞってリリースができるなんて!



あとは首筋・肩回り肩甲骨周囲などのリリースを深めていけば、

胸腺部分の物理的な委縮圧を軽減させることができるでしょう。


また鎖骨下筋や胸鎖関節下にできる巨大な石のようなしこりなど、

ホットストーンを使った特別なリリース法でならばとけるのです。





一回や二回の単発の施術でかなう気楽な状況ではありませんが、

どうにかがんばって、状態を改善していってほしいです。


体が疲れすぎると、心身ともにいっぱいいっぱいになり、

おだやかな気持ちで日常の生活を送れなくなりますので。

そうはならないよう「必要な時は、またこちらに足を運ぶといい」と伝えておきました。



「ぶにょぶにょ」というかなり進行した部位があるとは、

甥にはつたえてはいないのですが、

自分の体のそこかしこに炎症部分が点在していることがわかれば十分です。


それにベン石の温熱器の、おそらく気の滞りをリセットしてくれる力でしょうか。

甥の「ぶにょぶにょ」というかなり進行した部位が、完全ではありませんが、

1/3ほど活性化した状態に戻っていたのは驚きました。


もしかしたら私が、甥の「ぶにょぶにょ」を何か別のものと見余ったのか?

そうとも感じられるくらいのことです。


ただ甥の状態が、甘い状態だったわけでもないので、

かつての私では、完全にお手上げの状態だったろう。


手技療法で、この症状を抑えられる、それもこれほど速攻でというのは、

私はいまだかつて見たことがありません。


また図らずも、そのような貴重な「ぶにょぶにょ」改善の様子を、

私の身内が提供してくれたことは、奇跡ですね。

私に、すばらしい自信を与えてもらいました。




施術を受けた甥は、

「これだけ体中が痛みばかりだったとは、思ってもみなかった。

これじゃ、体調が不調だったとしても当然だな」と、現状を把握することができたようです。

本人は痛みがでているところだけが悪いところだと勘違いをしているのですが、

そのような患部は痛みを感じられるほどに血流がまだ確保できている部位です。

実際はすでに神経系にマヒが進んだぶにょぶにょした部位に関連するところが、

数段悪化状況が進んだところなのです。

その虚実の状態のぶれが大きい個所の失われた痛覚が戻ってきたとき。


そのときほど驚くことはありませんが、

そこまでいってようやく体質の悪化が止まり、

改善へと向かう切符を手に入れたことになります。



だいぶ今日の施術で、体全体を緩めることができました。

息が絶え絶えで意識が通常でもレベルが低下していたが、

それも目の輝きから改善した様子がうかがえました。


ひとまずこれで施術に依存すべきではありませんが、

施術でケアすればだいぶよくなって一息つけるという心の余裕がでてきます。

「体がしんどい、いざというときに、どうにか対処してもらえるところを知っているかどうか」が、

精神的な余裕につながるでしょう。

posted by スズキ at 04:42| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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