数ヶ月通っていた脈診講座。
あと5回ほど講座自体はありますが、
まだ中途ですが昨日で私一人、
受講を終了させていただきました。
私は、脈診講座を受講するときに10回で終了と、
脈診講座の先生のサイトに書かれていたのをみて、
9月にその講座が終了となると判断していました。
そして私が先月終わりの8月の受講日を決める際、
「来月で脈診講座は終了ですね」と言ったときに、
先生も驚いておられました。
「えっ、まだ終わらないよ・・・」
後日分かったのですが、
「鈴木君、その10回で終了とホームページに書いていた情報は古いものだよ」とのこと。
そうでしたか、、、。
脈診も技術です。
日々、今まで教わったやり方を参考に、
自分で磨いていくしかなくなりました。。。。。
脈診講座は内容の濃い3名のみの少人数制の受講で、
今までいくら脈診の本を読んでみても映像を見ても、
手ほどきを受けても腑に落ちなかった点の多くのこと。
私の脈診の疑問点は初歩的なことばかりでしたが、
そちらも実際に脈診を受けてみて、
そばから見せていただいて、
わかるものも増えました。
脈診技術はまったくもって完成はしていませんが、
以前の状態よりも大幅にステップアップ出来た点はすばらしい感謝です。
私は、脈診講座に通った当初、
てっきり脈をとるときの手の置き方や力加減を教えていただける講座で、
数回もその技法を伝授していただければ、あとは独学で十分だと考えていました。
左手の脈をみることで、心臓-小腸/肝臓-胆嚢/腎臓-膀胱 の状態を読み、
右手の脈をみることで、肺ー大腸/脾臓-胃/心包-三焦 の状態を読めば、
内臓部分に関係する身体状況がわかってくるものと思っていましたので。
それが、実はそんなに甘いものではないということが分かってきたのは、
脈の現れる理論を学ぶときには東洋医学の基礎がなければ、
何を言っているのかちんぷんかんぷんでした。
そのおかげで中医学基礎を学ばないと、
脈診講座に参加しても時間の無駄と思いました。
中医学について学ぶ時間のコストや次の施術の再開に焦りもあったため、
前向きな姿勢を保ことは精神的にしんどかったです。
時間という資源は有限です。
何かに時間を費やすならば、
他は削らなければなりません。
中医学基礎を理解するために、
そこまで時間を投資すべきか、
それとも。。。
ただそう考えてはみたものの、
母が最後にお世話になった鍼灸師の先生ですから、
一回講座に顔を出しておしまいというのは不本意で、
10回講座だと考えていたので、
それまでお世話になろうと腹を決めてスケジュールを組みました。
脈診講座は、日曜日に講座が開校します。
これから施術に力を入れていこうと考え、
日曜日が月に2回、脈診講座に当てるとなると。
そうなると日曜日は会社員をなさっておられるお客様がおいでいただきやすいため、
そのお客様に予約をお取りいただく際にご迷惑をおかけすることとなります。
他にも日曜日を定期的に休まなければならない要件があり、
それでは日曜日を固定でお休みにせざるを得なくなります。
そうなるのは絶対に避けたい理由がありまして。。。
脈診講座に通い続ければ、
これからさらに詳細な脈診法を学ぶ機会を得られると思います。
そして脈診講座を受講してわかったのは、
脈診は本からはどう頑張っても自信をもって脈を見れるようになるには限界があるということでした。
私が習った脈診の見分け方は、
脈の深さの位置(浮・中・沈)、
拡張収縮(滑・渋)、
脈管の大小(大・細)、
脈管の柔軟性(軟・硬・柔和)、
脈管の力(有力・無力)といった基礎。
あと(長・短)(遅・数)(停止)の3つほど、
正直にいえば、教えて欲しかったのですが。。。
これらば先生の本から、
自学自習するようにしたいと思います。
それらの部分を繰り返し見て取る機会を増やして自己研鑽しようと思います。
そのようにできるような知識と経験と知恵を講座からいただいたと思います。
また他の受講生の方に、
中医学の勉強をするにはどのような書籍を読めばよいかを、
懇切丁寧に教えていただいた方がおりました。
そのほかにも話の節々にためになることも多く、
うなづきながら先生とその受講生の会話を聞いていました。
半年弱の講座期間でしたが、
私には脈診講座の先生に、加えてもう一人。
先生がいたようなありがたい講座でした。
今日は、自宅内でのベン石の使い方の研究予定でしたが、
昨日その受講生に教えていただいた参考図書を買いに、
渋谷のジュンク堂にいってみようと思います。
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