2019年08月17日

ベン石の温熱器、他者利用での臨床試験、良好な結果でした。 ^^)v

昨日、ベン石の温灸器を使って、
同業者の方にデモセッションをさせていただきました。

ベン石温灸器.jpg


ちなみにこちらのベン石の温熱器は、
日本では直接的に入手するのは難しいでしょう。
たまたますてきなタイミングで、
いいものを手に入れることができたと
ショップの方に感謝しているところです。

mm

筋膜の癒着部があたかも骨のように硬さを強めた変質した状態である場合。
いつもならそのような質のよくない筋膜の癒着部をリリースをするときは、
刺激要素は手や肘、ブラス・スティックやプルパなど、
その患部にふさわしいアプローチツールを選択して
問題の癒着して硬化した部位に「圧力」を加えます。
意図は、そうやって摩擦熱を発生させ溶かしゆるめるものです。


ベン石の温灸器はベン石部分で摩擦熱も加えることができますが、
それは比較的弱い圧でリリースが起こります。

温灸器はヘッドの患部へ接触する石部分を電熱で暖める熱源を備えているため、
筋膜の癒着をリリースするために必要な熱量を、
「温灸器の熱」と「温灸器のベン石部分のずり圧」と「ベン石の"遠赤外線効果"と"神経の過緊張を癒す音波"」の
2つの要素の和か積でカバーしてくれるのです。

こちらのベン石ツールを使わないときは、
さらに痛みを感じそうなときも、
条件によっては加圧する力を増して
骨化した筋膜の癒着部をゆるめなければならないときもありました。

それがこのベン石の温熱部分を10秒ほど問題の硬化した筋膜部分に接触させておいたり、
または比較的軽い圧で数回こするようにして患部の暖かさを増した状況をつくりますと。。。

押して圧を作り出して摩擦熱を発生させてリリースさせるよりも、
その摩擦熱に頼る量を減少させても対応できてしまうのです。

それにより生じるいくつか有利な点を実感できるでしょう。



たとえば痛み等の不快感が減少する点と、
痛まないことによる精神的・肉体的苦痛を施術者もお客様も感じが減少した点。

それだけではなく、
摩擦圧を取り出せるほどの力で圧をかけることは、
非常に難しいことです。
それが人体の急所、それも息の根を止めるような危険な場所も、
人体には多数存在していますし、
そういった場所ほど貴重で有効性の高いリリースポイントがあるときも多いものです。

そのようなときはお客様にとっても痛みが強くでてしまうし、
解こうとする側も責任問題に発展しかねないリスクが高くて、
二の足を踏むことも。
というよりも、忌避事項として避けて通るようにしなさいというのが普通です。

そのようなところにアプローチするときのリスクや不快感が低減するのです。
そのことを実感できたときに、
私は狐に摘ままれた感じでした。

あ、、、なんだ、ゆるんだよ、、、それほど難しいものじゃないんだ。。。

というように、今までの手技では困難なリリース案件も、
普通に対応可能なものに一歩も二歩も進んでいったのです。
そのことがありがたく感じられました。


たとえば喉の斜角筋部分やその奥など、
リリースが難しいんです。
そのような箇所も深くではないが、
痛みもほぼない状況で少しずつリリースを進めることができた。

今回はいつもならばこの患部をさわられるだけでも恐怖で、
さわらせてくれない同業者がさほどでもないという顔で
リリースを受けてくれていたというのが印象的だった。



そしてもう一つ気づいたことは、
温熱部分の温度設定が強にしなくても外気が暑いためか十分な熱さが発揮された状況下では、
優に1時間以上、バッテリー駆動で温灸器が利用できた点です。
30分ほどで使えなくなるものと思っていたため、
コードレスでも実用性ありと感じました。




ただ厄介な点は、
いつもは圧をかけるときには皮膚に直接押し当ててというものではなく、
シャツ越しに、ズボン越しに、というように衣服の上から圧をかけても摩擦熱は届くようにしていました。


それが温熱部分を活かそうとすると、
シャツ越しにすると、ほぼほぼ熱は感じられないので。
その点をどうすべきかという課題があります。
温熱部分の温度を最強にしても、もともとそれほど強い熱さではないため、どうすべきか。。

起立筋部分を温灸器で暖めて、
次のステップに進む下拵えをしようと考えていて。
そこに対してやっかいだなぁと思うところが出てきた。



エステサロンなどでは、エッセンシャルオイルとキャリーオイルを混ぜたオイルを滑りをよくするために使って、
ホットストーンマッサージをするのですが、
それと同様な使い方を、このベン石の温灸器もすぐれてよくできるのです。

ただし私の施術場はエステサロンではないので。

その点を、私の施術の場で扱うとすればどうするか。
工夫をして備えておかなければならないところです。




ただ、もちろん私の場合、今までのリリース技術や知恵や知識、臨床が多数あっての、
このたびのベン石の温熱器を生かせたというところなので。

単純にこの製品を手に入れたから即座に私と同程度のことができるわけではありません。

そこは、、、当然といえば、当然のことですね。


たとえば瘀血(おけつ)のような部分をどうアプローチするかという点も、
こちらの温熱器の接触面が広く握りがフィットするため、
患部への接触するときには役立つものでしょう。
その他にも、今まで持っていた多数の課題もこちらのツールで、
下準備をしてからリリースをすれば好結果を作り出せそうです。


ベン石の温熱器は、
私にとって想像したとおりの興味深い筋膜リリースに適したツールでした。 ^^)


もうちょっと、内々で臨床を積んで、
私の施術との相性とよい点や悪い点などみていこうと考えています。
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posted by スズキ at 15:02| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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