2019年05月17日

脈診は、実にピュアで奥が深い。取り入れるにも、なかなか至りづらいものなのですね。

私が「脈診を学ぼう!」と考えたのは?

そこは今までの施術時間を、
ただ短くしようというのでは私が納得できません。

身体の見立て技術をアップして、
今まで以上に熟慮したリリースをしたい。
そうすることで成果は縮むどころか、
広がることになるだろう。


具体的には、
脈診を行うことで五臓六腑のコンディションを知り、
理想的な状態に収まっているか、
または問題が含まれたならば改善点を中医学の基礎知識を用いて見ていこう。

それで五臓六腑のうちの必要な数点を改善点と選んでリリースをするのです。
たとえば課題になる臓器に関係する経絡を刺激して気の流れを改善させます。
すると24時間かけて順繰りに体内を液が巡り癒す仕組みになっております。

そのときは違和感がでている陰陽のバランスが崩れたところの修正をする。
直接的な修正は、刺激により違和感を気づいた脳がマネージメントをしてくれるわけです。

するとそのとき体の中でどこを優先順位を持ってメンテナンスをするのか。
どの手順で気血の流れを通せば効率よく状態が改善するかという時間をかけた行程をたどり
改善を推し進めていくこととなるのです。

そしてそのときに多すぎる刺激を与えると、
脳がどこをどう改善させればいいかを判断するキャパをオーバーして、
せっかく身のうちに備わっている自然治癒力のボタンを押しづらくなるわけです。
すると、施術をここで切り上げなければならないという、
切れのいい見極めが必要となっていくのです。

そしてそれが時間的に負担をかけなくても、
今までにない改善点を付加できるように進化させたことになるのではと考えました。



今までの私の施術では、
経絡を積極的に使うよりも、
体の筋連鎖を見て関係性で解いたり、
伸筋の自由度を取り戻させるようにして姿勢を改善させるよう解いたり、
呼吸を改善させるような関連筋をみたり、、、、。
等々、複数体のおくにしまい込まれた畳み込まれたミスアライメントを
生じさせる筋膜の癒着部を徐々にリセットをして、
繰り返し身体操作の正しい位置をお伝えするという流れでした。

結局は、人は不良姿勢をし続けることで、
無駄に体力を浪費し続けるものなのです。
体液を流す血管やリンパ管も詰まります。

不良姿勢や体のアンバランスな使い方のプログラムは、
その方の体癖となっております。
自分で日頃注意すればリセットが利くレベルならいいのですが、
実際には長年かけて徐々にゆがませた体は、
複雑な傾きを幾重にも重ねて筋膜の癒着部を形成しているので、
なかなか自分では対抗しづらいというのが実際問題おこります。

もちろん、その体癖をストレッチやヨガなどで自らリセットが利けばいいのですが、
意外にヨガのインストラクターさんたちも私どものお客様でして、、、。
体癖という自分の中に深くしみこんだゆがみ癖のようなパターンは、
自らそれを認識することは至難の業なんです。
そして一般の方々以上に、繊細な方々のほうが微妙なアンバランスに気づき、
同時に微妙なアンバランスを作り出す身体の柔軟性に泣かされていますので。
感度のいい人ほど、施術を定期的にセルフメンテナンスでカバーできないところを
見てもらおうということで受けにきていただいているわけです。


そこに新たなベースとなる概念として、
より内臓諸器官を意識したチェック方法を取り入れて、
将来的な問題が起こりづらくなるような未病で止める課程をいれていきたい。


そのように考えたところでの経絡をとらえた脈診だったのです。


ただ、当初私が思い描いていた思惑は、
脈診のテキストを読み受講していくうちに消えていきました。

ん〜。


他の望診や問診等を含む脈診をいれたとしても、
少し私が単純に思い描いていた
かつて知人の脈診に詳しい方から手ほどきを受けたときと、
様相が違っているような感じでして。

それははるかに、いま、教えていただいている脈診のほうが
ピュアな感じなんですね。
体内を流れる気の陰陽バランス等を純粋で素のままを知る、
高度なレベルの認識へと導いていただけるものだと再認識いたしました。


ただそれが容易に修得して応用が利くようなものではないということも、
同時に理解できる。

すると、、、
脈診のパターンの入門編として取り入れた形を作れたら
施術再開へとつなげていこうとイメージしていたものが、
がらがらと崩壊していきまして。

脈診を使ってパターン化された体内の五臓六腑の問題傾向を把握して、
そこへ筋膜リリースをうまく解放技術として取り入れて成果を上げよう。。。
そのような勝手な私の中の打算があったため、起こしてしまったことでした。


今習っている脈診講座は、まったくもってそのようなパターンを肯定せずに
ありのままのそのクライアントの情報をくみ取る吸収力の深さを感じさせる。

そしてその得た情報を解釈して施術に移行するわけですが、
そのとらえた情報の処理がどれほどの「脈理」によって計算しつくさないと
理解し妥当な手が打てるものではない。
そこ、ものすごく緻密で合理的なのです。
驚きました。
すてきですね、その合理的ですっきりしたところが、覚えるのは大変ですが、
使え出せればおもしろくなると言うのもうなづけるものでした。


私自身、中医学に関してはまったくの素人だからかもしれませんが、
本当に他の鍼灸の受講生の方々に遅れはひどく採っているものです。
ひたすら陰で学んでいく機会を増やさなければ身につきません。
とにかく自分なりの勉強の仕方を工夫していかなければ。。。


脈診講座は、日曜午後3寺30分から月に2回で、
あと7回ほどあり8月末で終了ですね。

山田先生の脈診の考えは、将来の飛躍へとつながる原石になり得るので続けたいと思います。
日曜日の午後を確実に休まなければならないのは
お客様に会社員の方がおられるので、
正直非常につらいところですが、、、。



ということで、
脈診からの施術ポイントの精査抽出というところまでこぎ着けるには、
お時間がかかりそうです。

なので、他の施術の様子を改善させるアイデアを、
早々に見つけ取り入れていこうと考えています。


対応できる分野を狭めるというのも一つの手ですし、
他のやり方で成果を伸ばしながらも、、、
というのは工夫次第でねらえるはず。

いろいろやり方はあると思うので、検討していこう。


素人考えで脈診を甘く見てしまい、
あたふたしている鈴木でした。 💧









posted by スズキ at 04:15| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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