2019年05月12日

数ヶ月ぶりの、お客様への施術。そこから新たなワークスタイルでわかった点と、興味深い他の療法との掛け合わせ効果の発見!?

昨日、試験的にというわけではありませんが、
長年にわたってボディワイズにお通いいただいておられるお客様が施術を受けにきていただきました。

現状では施術を受け付けてはいないのですが、
このお客様のケースでは、
本当に緊急性を要する状態でありましたから、
私の時間の都合も付けさせていただいてお越しいただきました。



施術法について、
このたびはワークベッドを脚を立てて使うという点が、大きな変更点です。
(以前はワークベッドの脚を畳んで、床面にマットレス替わりとして使っていました)

ワークベッドに横たわっていただくことにより、
私がお客様の状態を視認して観察するとき。
さらに見やすくなったという点があります。

そうなるということは、
ボウエンテクニックのスクールでは普通に脚を立てたワークベッドを使っていたので、
わかってはいたもののてこの作用を活かした錘を重ねてリリースに活かしたずり庄を使えなくなるため
今までは床にワークベッドを敷く感じでつかっていたのですが。

このたびは、合気の手の内をフルに使えば、
ある程度錘を重ねてずり庄を掛けるリリースをカバーするような工夫をいれた上で、
本来のワークベッドの脚を立てた形で利用とさせていただきました。

そのワークベッドを新たな施術法で十分な成果があがるかどうか。
その勝算はもちろんあったのですが、
巨大プルパを利用したことで、それがかないました。
起立筋などの厚みがありコリが芯まで溜まっていて
指でのリリースでははじかれてしまうか表面で影響がしみないものも、
カバーできたのはありがたいなと感じました。
表層部のトリガーポイントを解くには手でもいいが、
深層部のトリガーポイントを解くには手でリリースをして表層や中層を緩めてから、
深層の筋膜へと迫らなければ筋肉と筋肉の隙間、
つまり筋膜と筋膜の隙間にするすると刺激を適切に挟み入れることは、ほぼ難しく、
相当な臨床経験と技量を持っていない限りできないように感じます。

そのような部分を、うまくアプローチできてアプローチに関連した部位の遠方に至るまで、
状態を変えられることに対して安心して解くことができた。



今回はお客様がうつぶせになっていただく際に、
左首筋に伸びずらさがあったため、
うつぶせがつらいということでした。

ワークベッド用のヘッドレストという頭を乗せておいて息を吸える穴のあいたクッションの利用を考えたが、
このたびは「ボディクッション」を使わせていただきました。
ボディクッション.jpg

ボディクッションの、脊柱をゆるまるように伸ばせる優れた機能により、
大幅に背中部のリリースが進むのに役立ちました。
ボディクッションを、貸していただいているY様、ありがとうございます!!



このプルパを操作した私の手は、
合気の手の内を生かしたものです。
それができなければクライアントは筋組織が傷つけられて痛いだけです。
欲しいレベルのリリースは、さほど起こらないのです。
細かいところでは、そこが想定通りに効いていました。

プルパ2.jpg


このたびのお客様は、筋膜リリースは進んでいる人です。
身体の全面にはプルパは鎖骨の内側の付け根の下にある靭帯骨化部分を緩めることにしか使いませんでした。

リリースを起こすべき場所にプルパを設置して、
合気の手の内の握りを数回私がおこないます。
それで骨にばけた硬化萎縮した靭帯が緩んで、
少しずつだが動きがでてきてくれていました。

そのリリースをするときには、かなり順序建てた計算をしながら、
6点ほどのリリースに必要なポイントを、周辺エリアも考慮しながら計画的にアプローチしたため緩んだので。
一般の方が容易に緩められるような質の状態ではありませんでした。
ここは独自の技術の勝利ですね。 

無理にこの関節部分を動かそうとすれば、
激しい痛みがでて動かせませんし、
無理をしては下手をしたら鎖骨という骨折が容易に起こる骨は折れます。
意外にリリースは難しいんですよ。
そういうところがリリースの必須ポイントであることは多くて、
そのような解きづらい部分をひとつずつ解く工夫を独自にする。
それが日々の研究で進化対応する臨床家には大切なんですよね。


この右側の鎖骨のずれは、左首の力みぐせや歪みぐせを付けることで、
首全体の問題を軽減させる効果が見つけられるでしょう。
つまり胸鎖関節という部分をずらすエリアに大きなしこりが付くとき、
かならず首筋の左右どちらかに多大な継続的な負担蓄積が図られます。
それにより、その下に位置する血管やリンパ管に問題を生じさせます。



またたまたま合気道に関心あるお客様なのですが、
ちょっといまのところは身体的負担が蓄積しており受身等がとるにも危険があるので
「太極拳をしたらどうか?」という他の先生のアドバイスもいただいておられて、
私も、その意見に同意します。


基本、起立筋のような抗重力筋を膨張して使うような伸ばす筋の使い方で体を使えて、
はじめてこの方は、身体の細かい歪みを自らが作り出してしまう体癖を捨て去ることができます。
そこへと太極拳の修練をなさってステップアップできるようになれば。
きっと素晴らしいことになってきそうです。

身体の関節が緩みがでやすくて偏りぐせがある歪みパターンを持つ人は、
起立筋のような抗重力筋を膨張して使うような伸ばす筋の使い方が上達すれば、
これほどすばらしい体質はないというようになります。
反面、伸筋を伸長させて使うというのがデフォルトにならなければ、
脊椎の歪みが無意識に作り出されて苦しむことが往々にしてあります。

今回の復調機会で、そこから抜け出して欲しいと切に願っております。





あとは昨日は、お客様の状態をつぶさに見る必要があったので4時間にわたる施術を行いました。
ですが今後は、施術時間の管理と施術に係る施術者と施術を受けるお客様の負担軽減をしていくことが必要だと考えています。
施術時間は1セッションを「90分サイクル」に移行していくことも目標として考えています。
するとポイントを絞ったセッションとなり全身を深く見には困難なところがあります。
そして部分セッションは反動が強いでかたがあるので、施術強度を下げてソフトにする必要が出てきます。

ただ今後長期にわたり私が施術をさせていただくためには、必要な変更点だと思います。

決められた一定時間内に、どのようにしていくかを、選択的に絞って組み立てるという点。
そこは今までは私が極力他の施術をなさる先生方を、意図的に見ないようにしてきたのですが、
他の先生で人気と信頼ある方々はどのようになさっておられるのか。
そこを自分が通って体験してみるなどして調べて、考え方を参考にさせていただいたほうが、
もしかすると、いままでの私の施術の提供よりもお客様に喜ばれることにもなるのではないか。
そのように思えたりすることもあります。


近い将来の私の時間の使い方で、
先だって申し上げました、
身内を介護している人が、
自分でソフトでリラクゼーションできるような安全で気持ちいい施術を覚えてもらえるような、
講習会をおこないたいと考えています。

それは私が自分の母を施術をさせていただいて、
本当にそれが幸せで得ることが大きい貴重な体験であったことを元にして、
真剣にやってみたいと思っているものです。
そういった時間や体力の余力を創り出していくにも、
今までの施術のやり方や時間配分では成り立ちません。

個人的な話で恐縮ですが、
街角で、ベンチに疲れた体を休めるために腰を下ろす年老いたおばあちゃんをみると、
介護していた時の母が、体力的に厳しくなって椅子やマンションの庭先の花壇のレンガに腰掛ける姿とダブって映ってしまいまして。
目尻が熱くなってしまうんですよね。
そんな、お体の負担がある方たちの健康と、そして笑顔を守れるような取り組みを少しでも実現できればと願っていて。
私にとって負担が掛かりすぎないところで、
なにかをさせていただければと思えてなりません。

そこに至るにも、今までの施術時間の費やし方は、
してはならないことと考えているところです。
(お客様方、成果向上は常にお約束いたしますので、どうか温かいお心でご理解賜りますようお願い申し上げます。)






そして、別件ですが、昨日、他に感じたことがありました。


かつて、「ボディワイズは単体にあらず」と、
香港からこられた中国系のお客様が評していただいたことがありました。

それは別にボディワイズ単体では効果がないという意味ではありません。


先方の先生からブログに書くことを了解をいただいていないので
「ある療法」とさせていただきます。

ある療法とボディワイズのセッションを掛け合わせると「大幅に体質改善や身体状態の向上が図られる」
という成果を感じた10数名の「中国系のお客様」から驚いた報告を受けていたことがありました。


つまりそれは、ボディワイズの施術成果が触媒となり、
体質改善と安定化が飛躍して加速したという報告でした。
その進み具合が、かなりめざましくて彼らは一様に驚いていました。



ただ日本でその療法を行なっているところが私が知るところではありませんでしたから、
実質あきらめるしかなかったわけですが。

それがたまたま私が知った治療の処方をする先生のところへ
昨日来たお客様が素直に足を伸ばしていただいたのです。

そして昨日のお会いするときに、そのところの成果を伝えると言っていただいておりました。
それが、、、なんだか、かつてどこかで聞いたことがあるような感触を受けたのです。
それが前説させていただいた中国系のお客様が言っていたような口ぶりでして。。。
昨日お見えになられたお客様にも、なんか起きていたようななにか共通項を感じまして。
それは口ぶりと同時に、身体の様子にも現れてもいました。。。


実際はボディワイズの施術と他の私のお勧めのところを併せると、
どこがどうなってるのかというのはわからないのですが。

丹念にボディワイズでは血液の流れを悪化させる動脈や静脈の血管をせき止める部位のダム化した部分を緩め
体全身に血液が回るように意図したリリースをしていたことによる素地づくりが利いていると言っていただけたこともあります。

というのも、一般的な方々のほぼほぼはだいぶ筋硬化が進んで血管を圧迫して血行を悪化させてもいますが、
それが体調的に問題がありそうな方はほぼ100%そのような血管を圧迫して止血に近いほどの締め付けで
血液の流れの50%を削ってしまったりして、体の末端部まで栄養素を配ったり老廃物を除去したり、
免疫物質を届けたりすることも削られて体調が悪化して冷えるようなところがでてくるのです。
それをボディワイズのワークは、全身を見ていて通せるような施術をしています。


おそらく中国系のかつてお見えになられたお客様同様に、
昨日お見えになられたお客様も、
他の筋膜リリースを受けてこられなかった方々では起こりづらいような変化は、
すばらしい私がお勧めした先方の先生の処方と併せるととてもいい感じになったのでは。。。

と、私は期待をしました。

そのお客様がお帰りになられてから、
かつて来ていただいた中国系の方々の問診票カルテをチェックしてみたとき、
確かに昨日来た方と中国系の方々と体質的な質が似ているところもあったと、
調べてみて分かったのですが。

もしかしたら他の方々にも、この掛け合わせは汎用があるかもしれませんし、
そうなると、面白いことになりそうです。



ということがわかった、貴重なセッションでした。
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posted by スズキ at 09:55| Comment(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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