2019年04月29日

来月から脈診講座を受講しよう!

母の介護のとき。
母の体調を少しでも改善できればということで、
鍼灸院の先生にお世話になりました。

その鍼灸院さまへの通院は2回のみとなりましたが、
とても温かみのある鍼灸師さまで
母も安心して治療を受けさせていただきました。

母が他界し、母の治療をしていただいた方々一人一人にお礼品を持って御礼参りに行った際、
少し話をさせていただく機会を持たせていただきました。
(先生のお昼休みを潰させてしまって、恐縮です)


そちらの先生は、脈診という橈骨動脈で体の五臓六腑の状態をチェックする方法にたけた先生です。
下に挙げた本を著した先生でもあります。


脈診 ―基礎知識と実践ガイド―

私の脈のみかたは脈診の本を読みかじって練習はしたものの、
結果として即戦力的なものとはいたらずにいます。
それがずっと情けないなぁという思いがしていて、
いずれはしっかりと教練できる場にいければと願っていました。

するとこちらの治療院では医療関係の資格がない方々にも脈診講座の門戸を開いているとのこと。

もう10回のコースのうちの初回は終わったものの、
2回目からの飛び入り参加もよいでしょうということで来月からお世話になる予定です。

開催が日曜日ですが、隔週です。



私、「先生、すい臓がんも脈診でわかるんですか?」
素朴な疑問です。

先生曰く、「すい臓がんは脈じゃ、見つけられないんだよね、残念だけれども」

とのこと。




ボディワイズでは、基本、筋膜リリースが主な施術メニューとなっていて、
がんなどの重篤な状態でお困りの方は比較的お見えになられることは少ないのです。

低血圧や起立筋部位の硬化や肋骨拡張や萎縮、線維筋痛症、膝のダメージや腰部ヘルニア等から、
体質改善が必要な状態を根っこから書き換えるというところは、
多くのお客様と接しさせていただいたことで経験値は上がりました。

そのなかでも大腸がん、子宮がん、乳がん、甲状腺疾患、、、など、
他、お通いいただいているお客様のご親族様の状態がわずかでも向上すればということで
通っていただいていることがあります。

またはがん手術後に生存率を高めるためにというお客様もおられます。
そして多年の時間がかかることもあるが筋膜リリースを丁寧に続けて、
神経系が改善していくと、だいぶ状態が上向いたから気分良くなった!
という方々も。


ただ筋膜リリースをつかってがんを改善させるというのは、
積極的に向いている技術なのかどうかという不案内なところがあり、
すでに通っておられるお客様のご両親等の場合を除いては、
がんの症状、ステージが高い方は泣く泣く施術の依頼をお断りさせていただいておりました。
だからステージが低いか、手術後の安定した状態を定着させていくということに注力させていただいたのみでした。




そうなったのも、もう数年以上経つのですが、
80代後半の女性で、症状が肺にかんするがんで、末期といわれる状態のお客様を施術させていただいていたとき。
施術中に戦争当時の空襲で逃げるさまや、そのお客様の半生の様々なことを話して聞かせていただいたのです。
実は私の施術を受けるお客様の年齢層は、もっとお若い方々がほとんどで、80代の方は、その当時、お一人。

ただその後、そのお客様が体調悪化から、ボディワイズにお越しいただくことができなくなり、
それから半年後にご他界なさられました。
ご遺族に、お線香を一本でもあげさせていただけないでしょうかとお願い致しましたが、
「悲しみのなかですからご遠慮下さい」と短メールが届きました。
それからはほぼ、半月は施術をすると、そのおばあちゃんのことが思い出されてしまい、
自身の力不足を責めたり、悲しみが襲ってきたりを繰り返していました。
恥ずかしながら、見る見る間に私の体重が3キロくらい痩せた記憶があります。

今の私はかなりソフトタッチの施術もできるようになってきました。
それにより小回りのきいた対応ができるようになってはきましたが、
ですが当時は、肋骨が拡張したままで固定された部分を、
丁寧に一本ずつ肋間筋を割って緩めるという作業をしていました。
すでに骨密度がかなり薄くなっている様子がみえるため、
まさに息を詰めた作業です。
施術を受ける方も行う方もかなりしんどい作業でした。
そのときの80代女性との施術を思い出すんですよね。。。


本当に涙が急にぼろぼろ出てきて、
施術に集中するなんてできなくなる。。。
これは施術者としては大きな欠点ですが。
そうなるものは、仕方がありませんから。


それからはがんのステージが1・2とぎりぎり3ならばよいのですが、
お客様のご両親という場合でもステージが4・5のお客様は難しいという難色を示した記憶があります。


そのようなこともあるのです。

実は私は鼻が利くほうなのか、
数名の同類項のあるがんのお客様の臭いを嗅いでいたら
共通する臭いがあるような気がしていました。

臭気をつかって診断するということも中医学の診断項目にはあるものです。
大腸がんの方は、こんな臭いとか、肺がんの方は、このような臭いと感じるとか。。。
麻薬探知犬ならば、私以上に正確になんらかの体表から香りがでてくるものを嗅いで見て取ることができるでしょう。


私にでも、臭いで直感的にわかるときがあります。
ただ、私が嗅いだことがない部位のがんでは、
私の頭の中のデータとして共通項の抽出ができていないので、
反応することはないのですが。。。

ですがかなりの確率で、「これは、、、もしかすると」と思うときがあります

もちろん、当たらないときもあるので、
安易に自分が気になったからといって
語ることはないのですが。。。




そのようなことで
私、「がんには匂いがあると思いますが・・・

というと、
鍼灸師、「確かに。独特な匂いがあるものです
とのこと。



ただやはり、明瞭に判断できるまで訓練がつまれていなければ、
臨床の場では間違った方向へとミスリードさせるようなことにつながります。

もっと前向きに勉強をしなければ、、、。
と思うところで脈診の講座に通えるというのは非常に幸運です。

なかなか飲み込みの遅いほうなので、
先生の針治療を受けにいきがてら実地で質問をさせていただく。
そのようなことをすれば他の講座受講生にも負けないでいられるのかな?



そのようにできるところから、手を伸ばして施術関係の成長を止めないように。

そう考えているこのごろです。

posted by スズキ at 12:24| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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