2019年03月22日

「ボウエンテクニック」と「ポラリティセラピー」の施術技術をあわせると、相乗効果が高いですね

私の母のことで、すいません。


私の母の状態としては、
血糖値のコントロールがインシュリン注射もあってうまくいくようになってきて、
安定してきています。
そのような安定と同時にがんの進行は弱まるといわれています。
そこまではきたようです。


体中の股関節・膝関節・肘関節・肩関節その他の大関節部分のしこり、
そして腰背部の芯に根が入り込むような起立筋ラインのしこりなど、
かなりのリリースが進み、血液の循環も手足を左右同時に交互パターンで脈をとるときにも、
異常な血液の流れの乱れが減少して行く状態となりました。


ただそうは言っても今までの腫瘍が蓄積されたままです。
そこが根こそぎ減っていっていただけなければ、
つねにタイトロープを渡るかのような、
一進一退を続けている現状であります。

母は自分の身のおこることですから、
苦しいか楽かで、一喜一憂しますが。
楽になると本当にもう治ったつもりになるほど。。。

そんなときに気を引き締めるように言うと、
確実に煙たがられるのですが、しかたない。
気分がいい状態に水を指すのですから。


「へー、今日は楽なんだね、ほんとうによかったね。
 でも、気は抜かずに体の症状を治すのが目的ではなく、
 体を神様がさずけてくれた元の調子のいいところを目指そうよ」


といいながら、一歩先へ進むための準備ができてホッとする感じ。



新たな試みをすれば、
同時にリスクが必ずと言っていいほど潜んでいます。
その地雷を大きく踏みすぎない程度にという心がけること。
ただ地雷を完全によけ切ることもできないので、
ときどき母にはつらいめにあわせてしまいます。
申し訳ないところです。


そのような状況の下ですから
なによりも安全第一にできるものはそのようにしようという考えは大事となってきます。



とりあえず母の身体の大関節部分等の筋膜リリースという大工事は、
だいぶ落着したところを迎えたので、
大きな力業で筋膜リリースをするようなセッションは、
現状ではめっきり減っています。


母への施術の大半は体に負担を強いない配慮から、
ソフトなセッションのやり方をメインに据えて進行させています。


それでも反応がでてくれるようになってはきています。。。

ちょっと前までは、腹部にインシュリン注射を打つとき、
「私は全然痛くないのよね〜」といっていたのですが、
血流が戻ってくるにしたがい、
身体の痛覚神経の麻痺していた状態から抜け、
「うぉ!いたっ!」
という正常な痛がり方になってきて、
可哀想な思いやら少しだけホッとしたやら。。。です。





そのような際に心強いテクニックがあります。


私が教えていただいたボウエンテクニックの技術は、
とても役立ってくれています。
かなり体調的に厳しい日もあります。
このボウエンテクニックのセッションだけは「やめてほしい!」とはならず、
いまのところという話ですが、すやすやと母は休んでくれています。



ボウエンテクニックは筋肉を緩めるというのが目的ではないセッションです。
ざっくりいえば、軽い刺激を加えて脳にその庄を加えられた部位の状態を理解してもらい、
自己治癒を誘うようなテクニックです。
基本は経絡を意識して刺激を加えるものです。

「これだけで改善するの?」といわれそうですが、
まさに、脳内の自分像を書き換えるような作業で。

実際に受けてみないと、そのミラクルさは伝わらないでしょう。。。
大変に介護をなさる方々には心強いセッションだということに、
いまさらながら実感させられている次第です。


ただし私が習ったボウエンテクニックの技術のみでは
私がまだボウエンテクニックが使いこなせていないこともあり、
現状の母の容態を改善するまでには、圧倒的に力不足なのです。


手詰まり感が強く感じられて、視野を拡大させる工夫が必要。

そのようなときには、相性のいい他のセラピーを補助的に持ってくるか組み合わせればいいのです。


そこで私が採用したのはポラリティセラピーです。

私が気に入っている組み合わせが可能というか、、、
私が勝手に推測することですがボウエンテクニックを作ったトム・ボウエン氏はポラリティセラピーを知っていたか、
またはポラリティセラピーを作ったランドルフ・ストーン氏がボウエンテクニックを知っていたのかはわかりませんが、
私が教わったボウエンテクニックスクールでは、ポラリティセラピーで使う質の技術が入っていたように感じられます。
またはもしかするとトム・ボウエン氏のボウエンテクニックを後の方が伝承するときにポラリティセラピーの流れを取り入れたのかもしれませんね。

私には、そのように感じる技術交流の流れの「におい ^-^;」がしています。



以前も私のブログで紹介したことがありますが、
以下のポラリティセラピーの本がとても参考になります。
残念ながら現在は取り扱いがなくなっているようなので、
私にしてみれば再版ドットコムのようなところに掛け合って欲しいくらいの良書です。
(私が買った当初は、2300円は高いな〜と思っていたのですが、今思うと倍くらいの価格でも価値を知っていれば出しますね!)


このポラリティセラピーの本の内容とボウエンテクニックを講習会で習ったものとを組み合わせる場合、
相性がいいです。

相乗効果が非常に大きく狙えるのです。




ポラリティセラピー/生命エネルギーによる癒し (ポラリティ出版)


内容紹介
はじめに)(ポラリティセラピーの創始者であるドクター・ランドルフ・ストーンは、
もとはカイロプラクティック、オステオパシー、ナチュロパシーなどの専門医だったが、
それらによる治療の効果は一時的に過ぎないことに気づき、
病気を根治させる方法を模索し始めた。
その結果、古代インドや中国の知恵から多くを学ぶこととなり、
東洋医学の考え方に根差したポラリティセラピーを始めるにいたった。)
(ポラリティセラピーは、人の体にはエネルギーが流れており、エネルギーの流れが滞ったときに病気が起こるという考え方にもとづく。
ポラリティセラピーの考え方によれば、病気そのものを直接治療しなくとも、
エネルギーの滞りをなくすことによって、治癒は自然に起こる。
1.エネルギー理論の基礎 人の体には極性があり、頭側がプラス、足側がマイナス、右側がプラス、左側がマイナスである。
人の体には「生命エネルギー」というエネルギーが流れており、生命エネルギーは電磁エネルギーと同様にプラスからマイナスに流れる。
生命エネルギーには、五つのエレメント(空、風、火、水、地)に対応する五本の「縦の流れ」、
チャクラを通る二重の「カドゥケウスの流れ」、右から左に流れる「横の流れ」、
へそから出る「らせんの流れ」がある。
また、人の体には各エレメントに対応する五つのオーバルフィールド
(火に対応する頭蓋腔、空に対応する喉の腔、風に対応する胸腔、地に対応する腹腔、水に対応する骨盤腔)がある。
このオーバルフィールドの境界部分の流れをよくすることが、
全身のエネルギーの流れをよくするうえで重要である。
ポラリティセラピーでは病気に働きかけるのでなく、エネルギーに働きかける。
エネルギーの流れを回復させることで、病気は自然に治る。
ポラリティのボディーワークの基本は、両手を使って体の二箇所に触れ、その二箇所の間のエネルギーの流れを促すことである。






ちょっと変な習わしですが、
私が母にボウエンテクニックをするとき。

足を真北に方向を向け、頭を南にすると、
もっとも反応がよくでるのです。


それはダウジングで、どの方向にすべきかというチェックを行なった結果得られた情報です。
そして他の方向も試してみると、確かにそうなんですね。
3倍くらいの成果の違いを感じられるほどのこともあります。
少しでも成果点数を稼ぎたいので、これはバカになりません。

おおよそ部屋の中の気の流れだったり、太陽の陽光のさし方だったり。
様々な要素が重ね合わさっていることなのでしょうが、興味深いです。


体の内側の動きが起きリリースがなされるのです。
(まぁ、、、それは極性とは関係ないけど、広い意味での地球の極性(=ポラリティ)を意識したものでして)
posted by スズキ at 14:14| Comment(0) | 母の自宅介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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