2018年09月15日

プルパで、筋膜リリース! 

個人的なことで申し訳ありません。


父の墓が千葉県香取にあり「香取神宮」に立ち寄ります。
それが墓参りのたのしみのひとつでもあります。

香取神宮に立ち寄ってたたずんでいても、
こころのなかに響く声もなかったのです。

ですが目をつぶり30分ほど拝殿向かって左側のお決まりの一角で、
瞑想をするのが常です。

瞑想しつつ、
ときどき目を開けて空に浮かぶ雲を見る。
そうした時間が好きでして。

そして先だっての8月末に、お墓へ。
するといつものように蚊取り神宮で瞑想中に、
どーんと「棒状の仏具っぽいイメージ」が脳裏に思い浮かびました。
インスピレーションが突如沸いてくるにも似たようなものでしょう。
突拍子もなく出てくるといっても、
それはなにか自身と縁のあるものと結びつけるものなのだと思います。

その仏具のイメージ像は見たことがあったのですが、
名前がわからず戸惑いました。


それって、手に入れてどうすればいいというのでしょう?
使い方もわかりません。
お守りとしてもっておきなさいということなのでしょうか?
それとも他に使い道があるともいうのだろうか?


さっぱりわかりません。

帰宅後に調べると密教の仏具の一種、プルパ(金剛杭)というグッズでした。

ブルパ(金剛杭)は古来より、
チベットやインドの儀式や祈祷・瞑想・浄化・魔除けに、使われている法具・法器です。
ブルパ(金剛杭)は、魔や災いを打ち破り、跳ね除け、幸運を運んでくれるといわれています。
結界をつくるときにも使われているようですね。
また、自分の内側にある、恐れ・不安・邪心・煩悩などのネガティブなエネルギーを消し去るともいわれています。



アマゾンでプルパを調べてみると、
大小、高価なもの安価なものそれぞれがあり。
私が脳裏でみたイメージはサイズがわかりません。
それにどうやって、何に役立てればいいのかということも、
依然としてわからないのですが。。。



こういうときは100%そのメッセージにしたがうべきです。
相応に高価であったとしても無理をしてでも買う。 ^-^;
それで、後々になってみて正解だったといえることが訪れるものです。

アマゾン上のあまたのプルパを比較検討し、
結果的に、選択し購入に至ったのものがあります。

そのひとつが、以下のプルパです。


チベット密教法具 独鈷杵 ブルパ 金剛杭 特大サイズ 約35cm 馬頭観音 迦楼羅 仏具 バジュラ




そして実際にネット通販で購入し、
先っぽのとんがっているところを身体にていしんのようにくっつけてみたり。
すると強力なていしんといってもいいような気の力の発動ようなものを感じ、
なるほどね〜と納得させられました。

ていしんとして使えということなのか?!

そう思えたものですが、
ちょっと違うようです。

私は、施術用として、ていしんの代用をプルパでおこなおうとは思えません。


最近の私の自作ていしんを使った施術で、
私の左手を極端に緻密かつ巧みに多用しているため、
かつてないほど凝りがひどくてつらい状態に陥っていました。

そのため施術が終わると、ほぼほぼ意識がうすれて寝ている。
そして次の日の朝となる。

そんな日が続いていたのですが、
そのプルパの先端にある歯のような部分をへらのようにして
私の左腕の凝りがある部分を軽くこすってみたのです。

すると「お〜っ、これはすごいぞ!!」と思うほど、
私の左腕が張って張って息苦しくつらかたところが。
瞬時に、呼吸も楽になって左腕の凝りが収まっているのです。


^-^ v


左手で自作ていしんのリリースをリードするという新たな施術に到達するにあたり、
新たな姿勢での施術を余儀なくされていました。
より精密さや大胆なアプローチがあいまって、
それにより肩や首も胸も腰も負担がうなぎのぼりでつらくなくなってきたところで。

そちらも同様に、少し表層筋膜をジョリジョリいわせる程度でこすってみたら。。。
思ったような緩みになっています。



おそらく私の身体の場合、
深層筋が緩んでいて表層筋がちょいと固まったという、
一番痛覚神経が粋のいい状態で苦しく感じる状態です。

表層筋をプルパで軽く察することで、
容易にそこは緩ませることができる。

それは私が購入したプルパの大きさや重さ、そして形状などがそれに適していたからだといえるでしょう。

プルパを手に入れたおかげで悲鳴を上げていた私の左半身が助かりました。。。 ^-^




ちなみにこのプルパは、
私のボディワークのこころの面の師匠が他国より帰国中で、
先日その方とともに、目黒不動尊にて早朝の6:30の護摩供養をする際にこっそり持って、
そちらで「どうぞ、どうぞ、リリース効果が高まるご利益のほどを!」とお願いもしております。 

なかなかそういった意味で思い出深いプルパでもあります。




本日、初でお客様の施術でも使ってみたのですが、とてもリリースが進みました。
軽くこするというよりも、部分により少しだけ1キロほどの圧を与えつつこするのですが、
それで普段ではリリースできない膝部分の硬化が進んだ靭帯がゆるむ、ゆるむ!
私がこさえた自作ていしんでもこれはできないことでした。

これは画期的!

それに脊柱起立筋の背骨から3ミリほど外にある一側線が的確にミリ以下で当てて解けたりもしたのは驚きました。
またピンポイントを右回転をしながらリリースをすると、私の自作ていしん以上のリリースが起きます。(※これは鋭い痛みがでます)
全長が35センチという長さをもつプルパの握り手部分がしっかりと握りやすくて力が発揮しやすいのもいい。
そして刃先の部分が先端が細く、後ろ側がサイズが厚手となっているのも使い勝手がよく応用がきくのもいい。


このプルパ一本で、なんて繊細な施術へ展開が進むものなのだ




と。。。
非常なる喜びにみちた心で、
香取神宮での啓示に感謝していました。


ただ、ひとつ問題がでてきてもいます。


プルパが真鍮というやわらかい素材でできている。
そのため刃先のような細さがある面を活かして
お客様のジャージ生地をこすってみたところ。
プルパの刃先部分ががっつりと削られていた。 (-.-;)


私の手持ちプルパと同種のものは、
入手しにくくなっているのでして。
私が買ったところでは品切れです。
これだけ応用が利くものであれば、
高価であったとしても買えればストックを多めにしておきたいものですが。。。
とりあえず、予備でもう一本は再注文したところですが、
お客様用としても利用すれば、長くは持たないでしょう。

大切にプルパの刃先を磨耗しないよう
工夫しながら使わないといけませんね。



今までは全長10センチの自作ていしんを多数つなぎ合わせてタップしたりと、
そこから独自の施術に活かすように試行してきたわけですが。
このプルパを活かす視点をもって考察をすることで、
多くのヒントをもらえて、さらに前進できそうな気がしています。

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posted by スズキ at 23:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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