2018年09月09日

「経絡の道 流注」 と 「経筋」




「経絡」というのは、体のなかを走行する筋膜ラインに位置する自律神経系にかかわるネットワークのようなもの。
その大半は体内の奥を走行しているので、そちらをアプローチするのは鍼灸師のような専門技術が必要となります。

ただところどころ体表近くを走行する部分もあります。
するとその経絡上で問題が生じれば、その体表近くの経絡の特定部分がぽっこりと小さく沈み込みだすのです。
それを「経穴」とか「つぼ」とか呼びますよね。

そして私たちがその経絡の流れ全体のうちのひとつとしてチェックし、
そして手を加えて改善を図るのが「経穴」です。

経絡人形や経穴図を見たことがある方は、
突如として経絡線が現れて、ぷっつりと消える感じを受けるでしょう。

でも実は体内ではそれぞれの特定な経絡同士がつながっているのです。
それは肺経から大腸経へ、等々順繰りに一日かけて12経絡を巡回するのです。
その巡回するルートを経穴の流注と呼びます。

体表部分のつぼを表した経穴マップや経穴人形では、
体内奥部分まで描ききれていないだけ。
ただもちろん経穴図でも、専門書レベルまで行くと、
しっかり流注について描かれているものもあります。
それに幸いにもネットで検索すれば、
「経穴 流注」で詳細を解説しているサイトもある。

だから経絡の通り道は、
12経絡がばらばらになって存在するように見えますが。。。
いくつもの多数にわたる道路があるようにみえるものの、
ざっくりいうと曲がりくねりつつも一本道を進むが如し。



経絡の流注は、どこから出て、どこを経由して、どこに行くのか。
それぞれの経絡でチェックして頭に叩き込んでおくといいでしょう。




経穴を施術に用いることについて。
私の感覚では体内の奥に位置する経絡のラインをイメージし、
そして経絡の流注を意識していくことで、
体内の奥にある筋収縮し緊張している部分の関連筋をねらい、
リリースを図ることができますし。

同一経絡にかかわる筋肉を追っていくと、そこで体内奥にある筋肉を感じ取りやすくなる。
その利用は「経筋」という概念からくるもので、12経絡ラインが、
筋肉や関節、靭帯、筋膜など組織がつながったルートとなります。

私のような筋膜をリリースすることに特化した施術をするものは、
経筋を使い同一ルート上の経絡線上にある筋へのアプローチから、
経筋ルート上にある部分へ改善を波及させることができることを知ってますので。


私どもが施術をするとき、
患部からまったく離れた場所を触っているようにみえても、
遠隔から同一経筋上の筋膜等の不具合を改善させているのです。


あと最近気づいたのですが、
東洋医学の概説本がかなり多く出版されていますが。
下記の本には、ちょろっとだけですが120ページに「経筋とその種類」と経筋図が紹介されているんですね。



最新版 カラダを考える東洋医学

経筋には、数冊、名著といえるような本も出ていますし、
昨今では経筋体操なるものも。。。



posted by スズキ at 12:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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