2018年06月11日

動き方の要諦< 伸筋主導へ移行せよ! >





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私は施術をする前に、どれだけ屈筋と伸筋を使い分けをイメージしているお客様かどうか。
そこをしっかり把握しようとします。

そのような理屈を知っているならば、
とりあえずはその理屈を得る前に得たしこりの群れに翻弄された荷を下ろすことができれば、
さっさと、すべてがうまくいきフィジカル面のみをサポートすればいいケースです。
体が緩みだしてたがが外れると、いままではしづらかった動きがイメージ通りに移行できる。
もちろんイメージ通りにというのにもイメージとの微調整も必要だから練習が必要だし、
体がやわらかくなってから体の内部を探るほうが気づきの量や質が段違いに多くなる。


昨日、はじめてお越しいただけたお客様は、
ヨガを教えておられるそうで、
この屈筋と伸筋について解説を飛ばしてもOKでした。 ^-^

だからほんとうに普通に施術だけをさせて頂くのみの、
整体屋さんという立場で通せるでしょう。

かえってちゃっかりしているのですがヨガでの身体操作について、
私の持っている疑問点をひとつふたつ教えてもらえればと願っています。^-^;


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まずは屈筋主導につきまして。


主に目で確認しやすい体の前面部分にある大腿直筋等の<屈筋主導>で動くときには、
自らの意思でそちらへ向かって突き進もうと言う感じです。


屈筋主導では、見たままだから強烈な感覚器官としての視覚的に把握が楽で、
「視覚で把握できたまんま動きを創りだそうとする」直感的なものでもある。

もともと屈筋群は、運動神経系や痛覚神経等の神経的に敏感に感じ取る能力が高いつくりに生理的になっている。
すると非力で使えば使い込むほどに疲弊して姿勢が乱れるものとなるのが屈筋主導の身体操作。
屈筋主導の問題点として、屈筋から動き出す癖が付いている人は、
体を伸びやかに支えるパワフルな伸筋をも委縮させて凝らせてしまう。
ついつい使って体の調子を崩していくというものだ。



シンプルだが経験則上観察で得たルールがある。
この自分の思ってもみない屈筋主導の動きをなさっていれば、
体は黙っていても歪むようにできています。
結局は、施術を受けて筋肉が解けても、
お客様が屈筋主導の動きをしていると戻る。


元あったところにしこりを再度つけてサポートしたりするし、
解き終わりの全体が見えておらなければ複雑さが増した歪みが生じる。


なぜ、体がゆがむの?

その回答は、ひとことで言うと、
「屈筋主導だからだよ!」

そこを少しずつでも改善させていかねば。




それは私自身も屈筋主導の動きが根が深くはびこってもいるので、
まったくもってこの課題は他人事じゃないんです。 -.-;

なので年齢が進みが過ぎると感覚器官の神経系を磨くには難しくなるときがやってくるので、
そのときにいたる手前には、きっちりと屈筋主導との手を切っていかなければならないと考えています。



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次に伸筋主導へ、話題を移行させましょう。

主に目で確認しづらい体の背面や内臓の裏手のディープな筋肉の大腰筋等の<伸筋主導>で動く場合には、
ざっくりたとえれば、
社交ダンスをするときの女性になったかのように、
誰かのリードを受けてそちらへと身を任せると心地良く動き導かれるという感じなのです。

自分で思った方向へと結果的に進むように想定して、
計算してイメージを思い描くわけではありますが、
伸筋は筋断面も太く体を支えるに特化した安定を保証するパワーを秘めた筋肉群ですから。
こちらを使えだす自体を作り出して、動き方を錬成していくならば力みの抜けた動きの展開が生み出せる。


伸筋主導では、視覚的に把握できない部分に配置されています。
それにより伸筋主導を目論むには、
目で確認するという視野のつきやすさを優先する意識から離れなければならない。
そこにひとつの動き方への示唆があるでしょう。

イメージで動きのサポートを思い浮かべ、イメージで創りだされた力の作用を受け取って動く。
それはたとえばビーチで腰辺りまで海水に浸かっている自分を想像で思い描き、
波の揺れに自身の身が前後に揺らされて持ってかれているような動きを感じる。
その波の揺れがさざ波程度だったら身を任せればいいのだが、
あたかも嵐がきたまっただ中であれば荒れ狂い流れは早いし
体が持っていかれないように体幹を整えなければならない。

気功のトレーニングのひとつでは、そのような波のイメージを思い描いて、
その波の揺れに強く抗するような伸筋を鍛えるやり方もあるのです。
これだけでもかなり足腰の筋肉操作がうまくなりますね。

そのときには呼吸にマッチした重心取りも当たり前だが、
関節の緩みや位置、筋肉をスパイラルに絞りを入れたり、
限りなく体というフィールドを深々と探検していくのです。


伸筋主導も、繰り返し反復練習をしていくことで、
関連筋全体が運動神経系のネットワークを組み始めてくれる。
するとあたかも屈筋のような扱いやすさで、伸筋が使えだす。

このような状態となれば、伸筋操作が主導となった定着が終えたときだ。




屈筋主導の人にとって体を動かすという場合は、オートマチックな自動化された動きでは、
黙っていても屈筋ばかりが使われてしまいます。
それは無意識に屈筋を動き出しに使って、それ以降は伸筋主導にスイッチを変えるのは至難の業。
私にはそのような屈筋を使ってから伸筋に使い方を変えるなんて、まずもって絶対に無理ですね。

屈筋主導のオートマ運転から、
「ちょっと待てよ・・・」と自らの動き方の質を改善させるための伸筋操作へ移行させることだ。
手動操作のマニュアル運転に動き方を見つめなおすこと大事になってくるのですね。

そこのプロセスを大切にして行きたいんですよね。



身体操作を、錬成していくときには。
オートマチックな無自覚な操作からマニュアル運転(手動操作)に切り替えてください。
これが鉄則だと思っています。

自動的にできていると思っていることを、
ことさらにやり方のプログラムを白紙にして、
新たなやり方を描き出すという過程にはまどろっこしく感じたり、
できていたことと思っていたことができなくなったような無力感。
そして質の悪い動きだったと認める際に思いがちな羞恥心。
さまざまなものが動き方の生まれ変わりの邪魔をしてくるのです。

およそひとりきりで、このようなものと格闘するのは、けっこう骨が折れます。
私は、どうもひとりきりで動き研究するのが好きなものですが、
やはり私一人の能力だけでは限りの底がすぐにやってきますし。

少しでも学びの基礎を自分感覚で得るように頑張ってきてから、
それを活かして伸ばしていくよう活動していきたいですよね。






そういえば、小田原からお通いいただいているお客様は、
フィットネスクラブにかよってマシントレーニングをするそうですが、
まさに機械的な身体を動かしたいように動かすというところを廃して、
動きの質を上げて安全かつ効率的にトレーニングをなさって成果をあげておられました。
そのお客様の隣でマシントレーニングをしている方は、
ごくごく機械的な動きに終始してやっているそうです。
機械的な運動は、最初に動きのポイントをマン・ツー・マンで知的なトレーナーから教授されない限り、
健康を損ねるリスクがありますから。
できれば、運動強度をあげるよりも、
どこの筋肉を使い、どこの関節を活かし、どのような呼吸をしつつ、、、
という確認事項をこまめになさりながらおこなっている、
私どものところにお通いいただいているお客様を参考にして欲しい!

やはりこちらのお客様の体幹力がきっちりついてきた姿勢が保持でき、
胸辺りがたくましくなってきたということと、
伸筋の筋量が増してきてますね。
非常に良い感じです。 ^-^

私も、見習いたいと思います。


これができれば老後も、身体壮健で安泰になるのだろうと思う。


posted by スズキ at 11:16| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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