「解剖生理学的な詳しい本はたくさんでているのですが、
そこまでを読みこなせるまでの自信はないが、
やっぱり背骨はもっとも大事な身体器官のうちの要の部分。
ちゃんと勉強しておかないと!」とのこと。
そうなると、私がお勧めしたくなるものは、
次の書籍です。
まるごと図解背骨のしくみと動きがわかる本
内容
脊柱の構造、脊柱を囲む筋肉、脊柱を通る神経とその作用がわかる!
脊柱が変形する原因と、変形により引き起こされる疾患がわかる!
脊柱を守るためのエクササイズと日常動作がわかる!
首・肩・腰の障害を予防・改善!リハビリ、運動指導に活かせる脊椎を守る知識とエクササイズ。
内容的に一般の方が学ぶにはハードルの高い知識がだいぶ含まれています。
ですがイラスト等には背骨をいたわりつつ機能的に使うための解説がなされています。
そちらのほうは一般の方にも、ぜひ知っていただきたい参考になるものといえるでしょう。
また脊柱コンディショニング実践編6章のエクササイズは、
理学療法士である著者の方が紹介していただくリハビリや
機能進展にもつながるような実践的なエクササイズが多い。
「ヤジロベエを見習おう」という項でいう、
人体を左右の重さの釣り合いを活かしてバランスを維持すること。
それが無意識に身体操作中に出てくるように訓練できていれば、
腰痛や肩こり等も起こりにくくなるんですよね。
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