2018年03月08日

ぐい呑みの手をもちいてのムーブへ

私がいま通わせていただいておりますボウエンテクニック講習会。
昨日の午後の施術は、
残念ながら同期で通われていないのですが、
同様にボウエンテクニック講習会に通っておられる同業のお客様の施術でした。


私と同業者で、
それぞれの有益な情報交換がなされていく場にもなっています。
それで気づけば長時間のコミュニケーションタイムとなります。 ^-^

最近は彼からホームページ作り上の要点を教えていただいております。
たとえば「タイトルの付け方ひとつで検索サイト順位はグーンと伸びます!」などなど。

ブログという文章での検索もいいが、
他院も普通にブログは書いていますから、それではもう集客が難しくなった。
差別化のためにお店の紹介を映像化していこうと。

私は、音声ブログ化を、現時点の目標とさせていただこうと考えております。m__m




そんな会話の中、
そのお客様がボウエンテクニックの同期の男性と練習会を開いたそうです。
練習会に参加した男性も同業のマッサージ業をなさっておられるといいます。

本職同士でレベルの高い施術談義に花が咲いた。
そのときに「ムーブ」という、
クライアントに接触して圧をかけるテクニックについて話し合われたそうです。

そのときに知ったそうですが、
その練習会に参加してくれた先生も合気柔術をなさっておられるとのこと。

それで合気柔術特有の「ぐい呑みの手」を使って施術をしているという。
そのぐい呑みという小さな日本酒を入れる器を握る際の手の形に似ているため、
そのような名で呼ばれているのでしょう。

それは非常に特殊な力の発力技術ですね。
たとえば立位でこの手を使って対峙する相手の肩や体の一部に触れます。
そして自身のセンサーとして活きた「ぐい呑みの手」により相手の状態を感じ取る。
相手の重心と自分の重心をミラーリングさせてつなぐことで、
相手の重心を思い通りに操作し従わせてしまう。
そのような繊細さを持ち合わせるだけではなく、
一気に巨体をも地面に引き倒し叩きつける手でもあります。

そのときの様子は、
まさに摩訶不思議。

でもそれは神秘的なエネルギーなどではなく、
純然たる身体操作から生み出せる技であって、
質の高い師匠と出会って練習をしていくなら
誰だでも身につけられるものです。

もちろん相応のノウハウもあって、
そのノウハウの層を積み重ねることで能力は上がっていくこととなります。


そのようなノウハウを身につけたものであるかどうか、
気になってチェックをしたくなるのが人情でしょう。

手の指の一本ずつの使い方に機能的な役割を認識して各指を区別して能力を発揮させていく。
すると腕の上腕三頭筋当たりが発達していきます。
肩甲骨周辺の動きが前鋸筋の操作も伴えていって、
よくよく発達していくと同時に赤ちゃんの筋肉のように柔らかい状態でよく保たれています。
しっかりとぐい呑みの手を修練しているかどうかは、
手のひらが分厚くなり手首も太くなっていきますから握手をすればその瞬間に力量が伝わります。

ちなみにマッサージ系の施術者を私が観て客観判断させていただく際にも、
握手ひとつで、どのような力量か感じ取れてチェックがなされて便利ですね。



また少し私がしていみて面白いと思えた変わり種の修練としては、
足の指で、
手の指でおこなうような広域にしっかり意識をいれたぐい呑みの手の様子をコピーして立つ、歩く
」。

すると体幹力が増すのがわかった。
全身の力強さが一気にアップしていくようだった。

ものすごく、普段使っていない部位の筋肉や意識をとがらせるので疲れ果てる。
たった5分、これをするだけで当初はバテバテになってしまったほどだったが、
気が付くと、脚部の筋肉全体が一本一本へと意識が行き渡るような分化が始まっていた。
大腰筋や腸骨筋、大殿筋部分を含め脚部の筋肉全体を書き換えて
さらに機能性を発揮させることもできるのだろう。



話を戻しまして、、、。

ぐい呑みの手の使い手さんは、
一般の方々とは決定的に違う。
合気柔術系の練習をしておられる施術家が、
プロ仕様といえる特殊な効果性の高い圧を産む信頼感があります。
(無論、施術の勉強ができていなければなりませんが、
合気柔術の手を持っておれば、すぐに力量を伸ばせる素質があるのは確かだと思います)


ぐい呑みの手。
それは一朝一夕で身につくことがなく、
修練と研鑽により磨きをかけて進化させるものでもあります。


最近になって改めて
「”ぐい呑みの手”を、
基礎の基礎から分析してボウエンテクニックの手技でおこなうムーブに取り入れよう。
そのために、必死にならなければ!」と、
以前に書き溜めた術を教えていただいた際のノートを読み漁って体になじませようとしていました。

私自身が施術をするときにも、
つねにこの手の力を意識しつつ用いております。
ただ指先でのクライアントへの接触があまりない施術方法を多用してきたので、
新たな気持である程度の硬い筋硬化をもつお客様のリリースに手を用いていて、
最近、筋膜の表層、中層、そしてできれば深層の頭までは
それだけでリリースできるようになりました。

えっ、指での手技だけで、ここまでできるんだ?!
と、私が驚いている始末です。

実際は私が今行っているのはボウエンテクニックの圧ではなく、
私の施術を受けに来てくれているとある先生の施術技術の手を意識して修練しているのですが。
それをもできるようになってから、私自身はボウエンテクニックの一見ソフトと感じられる、
さりとて深く奥まで響くムーブに改良していこうと狙っているところです。

ただ残念ながら、それだけでは容易に意図した通りの深層筋にまで至る手さばきはなされていません。
全然納得できるような指さばきではないのは、私が誰よりもよくわかっています。
やっぱり、それを目の当たりにすると、必死になって改善を求めるのですが、
思うようにスムースに行くほど、私にとって見れば簡単な問題ではない。

必死だから、
へこみます。

それでぐい呑みの手の基礎練習をしていこうという課題を設定して、
ここ数ヶ月、ハードに練習を繰り返し続けていたところでした。
おかげで、迷宮に何度も繰り返し入っては出ての状況です。


そんな現状でしたから、
お客様が、ちらっとぐい呑みの手をして私に見せてくれたときに
えっ!ぐい呑みの手で、ムーブしてる人がいるの!!」と驚きました。

^-^

世間は広いようで狭いのかもしれません。

うれしいですね〜。

そのぐい呑みの手を使う先生は、すでにボウエンテクニックの卒業をなさっている方ですから、
どのような手でムーブをしているか参考にさせていただける機会を得られればと願っています。



posted by スズキ at 09:16| Comment(0) | 施術研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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