2017年12月15日

活きた手の内の作り方は二胡を弾くのにも役立つようです ^-^

手の内の作り方。

私の「はてなブログ」のほうへ miitsuさんから合気柔術関係のコメントをいただきました。
その彼にも役立てばと思い書かせていただきます。

手の内の作り方は合気をかけるために大事な基本となるところですが、
なかなか詳細までは語っているところは少ないようなので、
講習会での聞きかじった内容と、
そしてもうちょっと私なりに膨らませたところをもたせた形で解説しますね。

ただ文章だけで正確に手の内の作り方を描くのはちょっと酷なことなので、
なんとなくそういうことかという程度の概要イメージをつかんでくれれば幸いです。

^-^



「手掌腱膜」という、
手のひらのたなごころ辺りにある腱が膜のように手首から指先方向へ広がる扇状の部分。
こちらを分解的に使い込む握り方です。

まずは手掌腱膜の扇を開くかのように、
手のひらと手の指もをぴーんと開きます。
手掌腱膜部分を伸ばす際に、手の甲側の伸筋群の腱部分が浮かび上がるような感じにするといい。

そしてこの時の手の裏の甲側伸筋をそらす感じを維持し続けてください。

この状態で、小指と薬指を90度位の角度で内側に握るかのように、
手掌腱膜の腱を動かす意識で移動させていきます。
キーになるのが「尺骨を肘方向へ引く感じ」にします。
またずっと手の甲側に反らす感じも維持したままです。
その手の甲側に反らす力を働かせつつも、
握りこむ力のほうが少し優っているため、
握る状態に至った感じでしょうね。

このときに大切なことは、中指、人差し指、親指は、
小指と薬指の動きに引きづられないようにその場で維持することが必要です。

次に、親指の伸筋にあたる部位の腱を伸ばし
人差し指の爪の方向へ指紋を押印するかのような動作にも似た動きで
親指を人差し指に近づけていきます。
そのときに自然に人差し指が内側にある程度曲がりはじめるでしょう。
流れに任せた適量程度ならば、そうなったとしても問題ありません。
親指が腱の力で発力し始めたときの根本部分は、
肘から手首まで伸びる「橈骨の力」を親指の力の源泉として利用すると、
手のタバコくぼ当たりを親指が伸びる側方向へと開く感じとなるでしょう。

この親指を動かすムーブメントをしているときには、
その他の指や手のひら部分の手掌腱膜部分は動かさずにその場でキープします。


この形状の安定体で「手の内」を創り練っていくこと。

これが合気柔術の岡本師範がおっしゃっておられた「茶巾絞り」の手です。

指先の向くベクトルの方向を観察すれば、
親指は橈骨の延長線方向、
人差し指と中指は背屈方向、
薬指と小指は内側に屈曲方向。
そのように手の内のなかは、
3つのベクトルを持ちます。

この手の内部分にどちらにも偏りいつくことのない3つのベクトルの力を創りだすことが、
合気柔術での合気をかける際に必要な手となります。

この一見すると複雑なベクトルをもつ方向性を表すのですが、
橈骨を支えとして前方へつきだして、
尺骨をバランサーとして後方へと引く意識を持てば、
それはさほどイメージするのは難しくなく自然の手掌の形状づくりの送りとなるでしょう。

手先をこの状態で作っておくようにすると、
それが契機となり、肘内側や肩内側の腱を膨らみを持たせた状態にするのも容易になります。

肘が、空中でぐらぐらと動きを持ってしまうことで、
それで手先の位置が乱れて制御できなくなるのです。
それも「茶巾絞り」の手先であれば手先があたかも空中に漂うかのような軽さをあたえられ、
肘をその手先の空中のここに止めるという意識で固定させれば肘もそれにしたがい固定できます。

ちなみに、
この手の内を何度も何度も創りだす練習をすると、
なかなかそれぞれの指を独立させて動かす難しさ。

それにもまして指先だけで操作しようと言う、
小手先も先だけの手抜きの操作をしがちです。

指の筋肉自体は肘から伸びているのですから、
しっかりその指の筋肉の起始と終点の長い距離をイメージし動作するのがまっとうな動かし方です。


最初は、この茶巾絞りの手の内を創りだすには、
慎重に正確な動きを心がければほんとうにぎこちなくて、
不要なまでの筋の力みが入り込みぷるぷると震えますし。

手先をいつもとは違った操作を巧みにしようと意図した動きをさせることにより、
「なんでなんだ〜」と叫びたくなるほど、眠くなったりだるくなったりし始める。
恥ずかしいことに手の指が思う方向へ動かしたり静止したりするのに手こずって、
なんどか手の指がつりまくりました。けっこう、痛かった〜。 ^-^ 。。。

でもこのような正確な手の作りを自然にでるようになれば、
くっきりと明瞭な手の形を外見上さほど創らなくても、
手の内側の世界できっちり作りこみができていればいける。

すると中国武術でいう勾手の手の型をきっちり創らなくても合気の技がかけられやすくなる。
手先の茶巾絞りができれば、合気をかけるための基礎の一端が得られたことになるのですね。
またこの手の型を取れば、全身を腱や靭帯で伸長させて立脚させる姿勢が容易とれるように。
そのように合気をかけるための体を仕込む下準備が、手先によりなされているのです。

茶巾絞りの手の内について。
メリットはそれだけでなく、
全身的に体をしなやかで優雅に動かせる伸筋優位のスイッチが入るという点もあります。
姿勢のよさを、こんなところで叶えてくれるというのか!って、これまた驚きますよね。


この茶巾絞りの手の型を何度となく練習していくと。
やっぱり、容易にできるようになれるのも人間です。 
みなさまも、合気柔術のセミナーに通うなど為さり、
ぜひ、詳細を知って身に付けるよう努めましょう!

私が仕事で得た手の内を活かせたメリットには、
正業の施術中の圧の強弱や方向などの巧みさが、
格段に意図した操作ができるようになりました。
おかげで自作てい鍼を、本当に巧みに使えるようになってきたと思います。 ^-^


それだけではなく。
私は二胡という中国由来の楽器を持っているのですが。

その二胡の弓を動かすときや弦を押さえる際も、巧みさが格段に増したのです。
(楽譜等読めないので、二胡が弾けるとは、恥ずかしくて口に出せません  ^-^;;;;)

二胡を教室等で習ったことがなかったのですが、
ここは恥を忍んででも、この手の内が演奏に生きるのかどうかを知りたくなって、
ぜひどちらかのスクールで習ってみようという気になりました。 ^-^
posted by スズキ at 23:28| Comment(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。