メディカルヨガ―ヨガの処方箋
というメディカルヨガという本が出版されていました。
こちらの本。
500ページ超えの、分量的にもすばらしい。
リストラティブヨガという、リラックスを基調にして体の不調を癒す名著です。
がんや糖尿病、うつ病など、現代人を悩ます20の症例へのヨガの講師陣20名による、
症状改善のためのアドバイス。
これからヨガを始めてみようという方にも、わかりやすい写真付き。
こちらはおさえていたのですが、
新たに下記のようなメディカルヨーガという本がでたんですね。
一瞬、書店で新たに出た下記の本を見ると、
私が名著押ししているメディカルヨガと書名が同じじゃやないか。。。
と、ちょっと困惑したものでしたが、
数ページめくってみれば、
まさしく、こちらも名著と呼べる内容でした。 ^-^
カラーページが見やすく、
写真は豊富ですし、
人体の内部の筋肉や骨格などの図も美しくみていて気分がいい。
タイトルの下に
「現代人の抱える心身の不調に真に応えるヨーガの叡智」と書かれているのも頷ける。
ヨガインストラクター向けと思う内容だが、
人体に筋の流れの螺旋が描かれており、
筋肉ってこのような連続性があって動き支えるものなんだとわかり、すっきりするだろう。
身体操作に関心が深い人は、
人体の仕組みがぱっと見でわかってしまう、一度、目にしておきたい。
ぜひ、本屋さんにいったら立ち読みしてみてくださいね。 ^-^
人体らせん原理とハタヨーガの融合 メディカルヨーガ
下にAmazonで書いてあった内容を転記しますね。
病と不調を予防・治療する最高のヨーガ
本書はドイツの医学書を専門に出版しているティーメ出版から出したはじめてのヨーガ専門書である。
解剖学と医学が、ヨーガという魅力的な分野に組み込まれている。
従ってハタヨーガに興味を持つすべてのメディカル(医療)従事者に最適である。
本書においては、単なるポーズをとるだけのヨーガを意味しない。
ヨーガアーサナを解剖学的に理解し、
正確な仕事でトレーニングを深めたいヨーガインストラクター向けの内容である。
本気でヨーガトレーニング、セラピー、
ヨーガレッスンに励む人に役立つ具体的なアドバイスを掲載している。
人は、見えない基本線がいくつも張り巡らされてさまざまな動作やポーズができる。
見えない基本線とは『らせん原理(スパイラルダイナミック)』であり、
人間の基本は立体的らせんで成り立つ。
重力に頼らない「基本姿勢」がらせん原理でより良いヨーガへと変わる。
ヨーガの伝統と、予防・治療の機能性をらせん原理で具体的に解き明かす
本書のトレーニングの最重要課題は、本当にきちんと立つこと。
重力に頼って直立しているとさまざまな不調がでてくる。
自分の筋肉で支える作業ができると、不調も改善されていくし、最大の予防になる。
「直立」を筋肉で支えるには、人体に的確にらせんを張り巡らせることで可能になる。
そのトレーニングが伝統的なヨーガには多数含まれ、
「らせん原理」で説明すればより効果的なヨーガになる
本書には、356点の写真や図が掲載されている。
「問題ある姿勢」を示したり、ひとつの動きに2枚の写真を載せたりと、
解剖学的に正しい状態を伝えることに重点が置かれている。
さらに、『プロメテウス解剖学』と同じ画家を起用し、
ポーズをとる人間の写真に解剖図を書き込んでいる。
この図により、人体の内側がどうなっているか、
らせん原理がどのように働いているかが非常にわかりやすい。
----内容 以上です----
私は、まだこちらの分厚い本を購入はしていないのですが、
かなり惹かれています。。。
書棚のスペース的に、
購入はあきらめようと思ってはいるのですが、
図書館からこちらの本を借りてきて手にして、
心が揺らいできますね。
また来月辺りに、
リストラティブヨガの本がでるようですね。
http://www.gaiajapan.co.jp/books/bodywork/yoga_pilates/3558/
常に心地よさが最優先され、「積極的で完全なリラクゼーション」といわれているリストラティブヨガ。
一般的なアクティブなヨガではなく、心身の「回復」をめざし、再生をうながす。
リストラティブヨガには、効果的な筋肉の伸縮、圧迫、ねじりなどもやさしく加わるため、
筋肉の緊張や緩和にも効果的。 実践するにあたって、大事なのは呼吸とのつながりを感じること。
身体の柔軟性や年齢に関係なく、すべての人が”無理なく”ヨガのポーズを実践し、
効果を得られるようにするのが目的。
こちらも興味がものすごくある。
出版されたらすぐ見に行きます。 ^-^
いい本が世に増えるのは嬉しい。
ただ狭い部屋には、
本を置けるスペースがないのが、
悔しいところです。
悩みますね〜。
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