たとえば自転車に乗るときは、
「サドル」に腰掛けます。
そしてサドルを作るときに大事なことは、
お尻全体で座るのではなくて、
座骨という骨がサドルにしっかり乗せられていること。
だからスポーティな自転車のサドルは細くて小さくて。
それでも座骨がしっかり密着できる設計なら問題なし。
そのように、言われています。
それと同様に、
椅子に腰掛けるときにひじょうに重要な部分は、
椅子の座面に座骨を腰部をゆるめ伸ばしながら垂直に当てること。
そして脛骨を垂直にしつつ足裏のかかと部分にある踵骨を当てる。
これが骨格で体を支える座り姿勢ですね。

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椅子の座り方ですね。
今日、面白い記事を見つかりまして、
椅子の座り方について書かれているのが、
「へぇ〜」って思いましたので、参考に
貼らせて頂きます。
http://urban-ascetic.com/exercise/japanese-counterattack-seminar/
確かに、足を引いて、頭と仙骨と足部を
揃えようと無意識にするときあります。
こんにちは。
情報のシェア、感謝します。
> 確かに、足を引いて、頭と仙骨と足部を
> 揃えようと無意識にするときあります。
ふむ、ふむ。
腰が張ってきてつらいなぁというとき、
からだには悪いと知りつつやるときもあるかも。。。 ^-^;
頭・仙骨・足裏を一直線にして座るときに、
頭頂にペットボトル等を乗せてキープしようとするも、
無意識に至った瞬間に維持できないような気がします。
同一姿勢で椅子に座り続けているとき。
姿勢が固定されてそれを続けるのも一部の筋肉の過緊張を強いてしまうので、呼吸もしづらくなる。
そんなときに体が少しでも現状から逃れて楽に感じられるようなものを求め、
試行錯誤してくれるような仕組みがあります。
そのようなときに現れる苦しまぎれで緊急避難的な姿勢のような感じに思えたんですけど。。。
以上は私の個人的な感覚なので、
一般的ではないかもしれませんが、
なので私のお客様には「現状の私の感覚では」お勧めできない姿勢といえるでしょう。
(もちろん、理解が深まったり視点が変われば現状の認識が改まるようなこともあるので、その点は流動的に ^-^;)
中山さんはどう感じますか?
山中さんは、私同様かそれ以上に体感能力に長けていると感じています。
いろいろと座り方のノウハウを独自にお持ちで、
山中さん自身、お仕事上で多くのお客様に姿勢のノウハウを伝えておられているでしょう。
よろしければ
そのようなところをぜひ教えていただければ
うれしい限りです。 ^-^
なるほど、そうなんですね。割となるほどと思った記事内容でしたが、人それぞれなんでしょうか。
私もデスクワークで座りっぱなしの時がたまにあります。実務より書類作成の方がメインの様な感じがありまして・・・
私は腰というより、肚で座っていますね。大腰筋を使うということなんでしょうけど。そうすると、まあまあ大丈夫でしょうか。
でも、これは大腰筋が感じられないとできないので、人には説明のしようもありませんけどね。 ^^;
こんにちは。
>割となるほどと思った記事内容でしたが、人それぞれなんでしょうか。
大変失礼いたしております。 m__m
山中さんが実際になさって成果がが感じられるという座り方ですので、
それはもちろんその額面通りを
体感から得られたものと思っております。
私の施術の流れがバレエ等の「かかと押し」
を大事にする姿勢を維持するやり方で、
多くの姿勢の指導を統一しています。
トゥーシューズを履いてつま先立ちをしているときも、
「もっとしっかりかかとを使って押す感じで!」
というところを指導するんです。
それにより脊柱起立筋群を合わせた伸筋を使い、
脊椎を上にぶらあげる操作をするようにできます。
かかとで地面を押しこむ感じを持つこと。
「かかと」を「きびす」とも呼ぶそうで、
剣術などの武道でも、
そのきびすの使い方を重視していまして。
私自身がかかとを地面から離す姿勢に不慣れなのでしょう。
また大腰筋の使用感覚は、たしかに文章化してみても、わかるものには伝わることですが、
使用感覚が体感的にしっくり得られていなければ
言語で説明するのは難しいことですよね。 ^-^
それが手伝って