2016年10月17日

ヤムナ・ボール・メソッド用のブラックボールを、脇に挟んで立ってみよう!

私もつい先ごろまで持っていなかった
ヤムナ・ボール・メソッド用のブラックボール。

おそらくほとんどの皆様が持っていなさそうな気がします。

だったらヤムナ・ボール・メソッド用のブラックボールを何度も話題にだすのは、
申し訳ないなと思いつつ。


何らかの体を操作するエクササイズやセルフメンテのヒントになればと思い
参考として書かせていただきますね。

ヤムナ・ボール・メソッド用ブラックボールを脇に挟んでみよう!.jpg

上手にあるように脇の下にヤムナ・ボール・メソッド用のブラックボールを、
左右それぞれ同時に挟み込んでみましょう。
立ってもいいし座っていてもいい。

姿勢が自然に伸びて良くなる気がする人が多いでしょう。

特に施術を何度も受けてみて、体の筋膜が十二分に緩んできている人。
実に強固な立ち方になっています。

胸の前が萎縮していた人も、大きく胸前が開放的になり呼吸が楽にできるようになっているだろう。

それに丹田に自然に気が集中してくるでしょう。

頭の位置は下を向くのが非常に不快で不自然に思えてくる。
頭の後ろの後頭部の重さが背中側に乗っかっていなければ、
首の骨を伸びやかに縦に積んで立てている良好状態とは言いがたい。
それも難なくそうしたくなってくる。

足裏の立つ際のかかる前後での比重は、
指がある前方が3くらいで、かかと側は7くらい。
この立ち方をしていると、膝裏が自然に伸びて足の骨が自動的に垂直に積まれていく。
それはあたかも脛骨と大腿骨が一本の骨に成り代わったような錯覚を覚えていくだろう。

重心が一定になり、
外から押されても、
ぐらつきにくくなる。
気持ちのいい安定体ですね。


他にも気づくような点はいくつかでてくるだろうが、
それらはぜひ、自身で試してみて欲しいと願います。


また、お客様の中に、
以前、私がフレックスバーを脇の下に挟んでみましょうと、
上記の図と同様に脇にものを挟むシリーズを推奨したとき。

実際にやっていただいた方がおられます。

ただその方は、肩が内旋しすぎていて肩が持ち上がり気味。
するとそれで脇に物を挟むと腋窩神経に当たってしまうし、
腋窩の血管を止血するような滞りを作り出してしまいます。
すると脇にフレックスバーを挟むとしびれたりうっ血したりするというご報告をいただきました。

もとより、
自然体でリラックスして立つ前提においては、
肩は内旋はよろしくないポジションです。
肩が内旋気味の方は、
意識的に外旋にして、
ちょうどいいポジションまで持っていくこと。

そのような操作をするのが前提ですが、
どうも肩甲骨部分に挟まれた上部胸椎等が後ろに不用意に後屈しているときは、
肩を外旋しようと後ろ方向へ引いてみても、
気をそらせば一瞬でまたもとの猫背に近づく位置へと移動してしまうものです。

その場合にはあまり上記の物を挟むというシリーズは不快感が必定的に出やすいので、
強いてお勧めすることはできません。 ^-^

まずは施術等で、十分に肋骨から肩甲骨を引き離し分離させたり、
肋骨自体の形状の狂いがでているのでそちらの整形を筋膜リリースなどでなさり、
メンテナンスをしてからというステップを踏むことが必定かと思われますので。

そのようにしてから、
脇に物を挟んでも苦痛や不快感がなくなって、
開放感が味わえるようになってきたら。

この脇にブラックボールを挟んで作業をする、
そんな習慣をちょっとご自宅でやってみて習慣化すると、
自然に肩や首がこらなくなってきます。

そしてこの脇に物を挟み、肩が外旋し、
都合、腕がスパイラルのひねりが入る。

この胸や手や肩や首や頭の位置が気に入るまで身につく。
そこまで日々時間を見つけて、愚直に繰り返すんですね。

するとお客様のなかのお一人という少数派ですが、
首がこれで結構長くなったよって喜んでましたよ。
実際に2センチほど伸びてました。 0.0;


興味関心がある方は、お試しあれ! ^-^
posted by スズキ at 19:33| Comment(0) | TrackBack(0) | エクササイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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