2016年10月05日

ヤムナブラックボールで、股関節のはまりを良くしていきましょう!

ヤムナ・ボール・メソッドで使われる、
小さめな黒色のヤムナ『BLACK BALLS』というボールがあります。
こちらのボールは、2つセットで販売されているものです。

そちらをいただきました
【ありがとうございました!!】

そちらのヤムナブラックボールの利用法を、
いろいろと考えました。

そのなかのひとつのアイデアをご紹介します。


椅子に座る際に、ヤムナブラックボールを座面に置きます。
下図のような感じですね。

ヤムナブラックボールを使って股関節調整.jpg

このやり方は私はどこかで見た記憶のあるやり方ですが、
ヤムナブラックボールでやってみたら、
特段に安定性があるし効果がよかった。

それはヤムナボールが、へたりにくい素材でできていて強さと安定感があるから実感できることだろう。
ヘニャヘニャなボール等では、
決して得られない効果だから、
その点の違いは注意されたし。

ヤムナボールが、
効率的なずり圧を生み出す設計が施されたボール。
だからこの調整法には最適なんですね。


やり方は。。。
ヤムナブラックボールの上に大転子をうまく乗せて「引っ掛けて置くように」座る。
(もしかすると座骨の突端の下にボールを置こうとする人もいるかもしれませんが、
 それでは別物です。^-^ それはそれで、画期的な脊椎の緩みを持った座り方を体験できるのですが。。。
 ここはひとまず、大転子という大腿骨の骨頭の出っ張り部分だとお考えくださいね)

股関節のはまりが浅くなっている方の場合は、
股関節をはまりを深くするための外旋六筋が、
硬化していたりまたは使われず弱化している。

それに慣れきってしまえば、
特段の器質的な問題や過度な負担が蓄積していないかぎりは、
本人的にはそれほど特別の不具合をそこから感じることも少ないかもしれない。
ただし、
おそらくだが日本人で理想姿勢で立たれている人は少ないため、
何らかの股関節のはまりの悪さは事の大小もあろうが存在する。
そう考えていいと思います。

私自身も、やはり施術の際に負担が強いられる姿勢が長時間続くため、
股関節のはまりが悪くなりやすいし、実際にそのようになっています。
相当に注意深く立っていても、そうなんですよね。

それが上記のような座り方で5分ほどキープすると、
渡しの場合ですが外旋六筋が確実に緩みだしてくれ、
姿勢よく座るのが楽に感じますし、
呼吸の入りも腹まですっと入るし。
座る作業のときに重心が前にのめる意識がでるのが抑止されるのです。

重心が丹田部分に移行した瞬間に、
気づかぬうちに股関節がハマりが悪い状態で座った際に生じる、
肩甲骨を引き上げる肩甲挙筋を固めてしまい肩が上にあがり肩こりになる状態がリセット。


施術をお受けいただいている方で、
実際にこのやり方を試したいなと思った方がおられたら、
気軽に申し出てください。

実際にやってみると、
確かに私が言っている感じだなって
ご理解いただけるでしょう。





※ ただおこなう際には注意も必要です。

かならず1分〜長くても5分に留めること。

長時間やり過ぎると過剰過ぎる矯正になり、
かえって関係する筋肉が緩みすぎるように。
それを『過矯正』といい、
緩みすぎてもバランスが取りづらくなります。

施術をするものは、施術後の状態を想定して、
どのような変化を起こさせて安定させるかと
着地地点を作り上げてしあげていくのです。

それは一般の方には、
一時期に欲張ってやり過ぎたため過矯正に陥り、
それでそのエクササイズはダメだというミスが
ときどきあるように見受けられます。
自分の体の状態を正確に把握すること自体から
ハードルが高いかもしれません。

だから状態の変化を想定できていな場合は、
一時期に長時間や大きな刺激を入れすぎたりするような
やり過ぎがないように心がけていください。

安全に快適に体を変えるには
状態が悪化するまでにかかった時間の1/10の時間や期間をかけて改善させること。
そのような目安を持っていただいて、あせらず、飽きず、変化の様子を見ながらに。
そして変化の様子を見て、もし自分にあわなさそうだなと思えば、
そこでダメージを大きくする前にやめることができる体勢にする。

そのような考えでいるといいでしょう。
posted by スズキ at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | エクササイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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