2014年01月28日

書籍紹介:『クラニオセイクラル・オステオパシー』

先日、渋谷ジュンク堂書店(http://www.junkudo.co.jp/mj/store/store_detail.php?store_id=2)へ。
私の家から一番近い医療専門書が置いてある書店。
神保町三省堂書店医学書センターと比較すれば、品数は少ないのだが、
ワンフロアなのでデザインやコンピュータ関係、一般医療書籍等を回り観るには移動が楽です。

目的として、次の新刊本をチェックしてよければ購入。
そして役立つだろうと思いまして、購入いたしました。


クラニオセイクラル・オステオパシー


内容紹介(Amazonより)
頭蓋仙骨(クラニオセイクラル)オステオパシーのエッセンスが迅速かつ明確にわかる実践書。
第1部の基礎編ではクラニオセイクラル・オステオパシーを中心としたオステオパシーの重要なテーマを実践しやすく体系化して詳解。
続く第2部では診断、治療の原理に加え、関連する身体構造を部位別に解剖学的解説、臨床と治療法を掲載。
第3部で疾病別に原因と診断、オステオパシーの治療手順と有効なテクニックを解説している。
重要なテクニックは多くのカラー写真を用いて解説。テクニックの要所を迅速に習得できる。

---内容紹介以上---

以下URLは出版元のガイアブックス( http://www.gaiajapan.co.jp/index.html )の
本書の該当ページです。
目次の詳細を参照可能
http://www.gaiajapan.co.jp/scb/shop/shop.cgi?No=717

一般書ではありませんから、専門の先生が購入していただきたい書籍です。

本のサイズがハンドブック的な持ちやすいサイズ。
見やすくて紹介された実践的な知識量も豊富です。
本として使いやすさ機能をかなり意識しています。
素晴らしいことですね。


頭蓋仙骨治療の解剖学的知識を要領良くコンパクトにまとめてある。

テクニックの紹介のしかたが的確。
矢印付きで操作方向がわかりやすいカラー写真が多数。
解説項目の導入部分で頭蓋骨等の解剖イラストがあり、
こちらもカラーイラストで理解を助けてくれます。


私が頭蓋仙骨治療を勉強したのは、
『頭蓋仙骨治療』『頭蓋仙骨治療2 硬膜を越えて』などの、
頭蓋仙骨治療を多く一般にまで広めるよう努められた故Drアプレジャー博士の本。
施術テクニックは医学的な面をしっかりページを割いて解説してある。
解説してある技術量は今となれば数が少なく、大変に心もとなかった。
白黒写真やカラーではないイラストでの解説は、気合を入れなければ、
なかなかとっつきにくいといった友人も。

そのような状況を、
補ってくれるような一冊になりそうだ。

ただしもともとクラニオセイクラルセラピーは、
5グラムほどの一円玉5つほどの軽いタッチで。
それで指先をセンサーにし体のリズムを繊細に
感じとり持続圧を適切な方向へかけていく。
脳脊髄液の流れをそうやって正常化させていく。

頭蓋骨や仙骨などをホールドする手の位置には
それぞれの人ごとに骨格上の個体差が大きくて
それにフィットさせる手を作る必要があります。

その要領として、
施術者が手のひらを当てる際にも体幹力が必須。
肩の位置が上がっていたり前にのめるのはダメ。
脇下に卵一個分の空間を空けておくようにする。
そうすることにより肩甲骨が肋骨から剥がれて
背中側の筋肉で腕を使えるようになりますから。

持続圧をかけるとき脇のつまりは呼吸の制限を呼び、
施術者の体が酸欠状態になり施術の繊細さが消える。
真剣に頑張ろうとしているというところは、
ベスト状態で合理的に自分の体を使いこなすことで、
潜在する機能も発掘することに気を配るということ。
頑張ろうとして力むのは、頑張り方が間違っている。
ここに気づくことで完成へのこだわりがあらわれる。


エネルギーワーク的なエネルギー指向性を利用したいときには、
イメージ力なども使いますが、その数歩手前の下準備が大事だ。
たとえば自分の体内に静電気が溜まりすぎていたら要領を得ず。
そこへまで気を配ることができることで余裕が生まれてきます。

その他、いくつもあるだろう繊細な施術を可能にさせる下地を
用意しておかないと施術技量は天井を突き抜けられないだろう。
だから初学者は数回なりプロで優れた腕を持つ先生から施術を
受けていただければ実践的な武器に消化しやすくなるだろう。

あとはワークベッドがないと、無理があります。
床でやろうとすると、地べたに這いつくばるし、
これでは第一頚椎と後頭骨のスペースを感じ取りづらくなる。

ただこれも慣れで繰り返しやっていくと、
ある程度の対応できてしまうのが不思議。 ^-^;

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posted by スズキ at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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