私がYouTubeで斎藤一人さんの音源を耳にして、
とても印象強く残っている教えは、
【神様は幸せはくれないんだよ。
神様は幸せになるための材料を与えてくれる。
だからもし、いま幸せが薄くなった者には、
多くの幸せになる材料が眠っているということだ】
我らの役割は、
幸せになるための材料がどれかを嗅ぎ分け、
設計図面を描いて材料を柱や土間や屋根や壁に加工する。
幸せのタネをまいて創造し完成させ収穫するということ。
神様は幸せという家を建てるための材料は与えてくださる。
ただし神様が家を建ててから贈ってくれるものじゃない。
神様が設計図面を描いたり、
材料の加工や組立をしてくれて完成品を手に入るなら、
みんなが怠け者に成り下がってしまうでしょう。
神様は、そういう者を増産しようとは考えない。
そういった意味合いで、
私含め皆様も、
幸せという完成品を工作する素材に溢れたいまを見渡し、
そうした神様から送られた材料を選んで取り入れています。
私は施術者として中医学の知恵や知識は
掘っ立て小屋をこさえる材料ではなく、
立派な建物を建築する材料となるよう神様が与えた建材。
学べば学ぶほど、そう確信しています。
最近、
施術書等含め、
手持ちの本も読み込めずに新たなものを手に出して消化不良を起こす。
それはいかがなものかと考えて買い控えてましたが、
さらに深い勉強をしたいと考えて。
以下の本を購入。
・全訳 中医基礎理論
・全訳 中医診断学
・全訳 経絡学
内容は詳細で本場中国の中医学の流れを受け、
目から鱗が落ちる点も多く見受けられます。
実に大変な作業だったと察せられ
著者様の全訳という偉業に感謝いたします。
読むには実技実習を想定実施して
施術等で活かせることが前提です。
自分が関心ある項を選択したあとでも、
読み込むには6年の時間を要するでしょう。
これから試しに本書等を紐解いているのですが。
個人的に
医食同源を中医学でかなえる際の、
〈脾臓の生理的な機能〉について関心をもっております。
【後天の精】の生成およびその働きや性質をみています。
具体的には、自身を四診でチェックしたうえで
かぼちゃ、さつまいも、コーンなどの脾臓の活躍をアップさせる
食材をもちいたポタージュスープ。
それに加えることの緑黄色野菜をどれだけの量を付加していくか?
脾臓の機能を活性させ、
後天の精を理想量を生成させ確保していくこと。
そこの大事さをけっこう図に書くと複雑な仕組みですが、
ようやく最大必須条項だと痛感できるようになりました。
例えば深層筋の邪気が蓄積した部位を解く前に、
しっかり脾臓の活性をしていただけているかどうかが、
その後の好転するスポットの拡散やスピード、質にまで関係することがわかってきました。
食養生について書かれた一般書では、
同様なことが述べられても概説にとどまり、
私にとって腑に落ちるものではなかったため印象に残らなかったものが。。。
内容が濃い専門書や映像を手にして学ぶお陰で、
五臓六腑含め理解が深められてまいりました。
するとまずは先発して脾臓の活性に取り組むことが、
体内に巣食う邪気を浄化する有効手段とわかってきました。
手技療法による施術だけでは戻りがある。
一部の体質を持つ日本人は特に。。。
そこが日本人には酷なほどとみえるケースがあるのですが、
海外のドイツなどではそこまで戻らず改善がスムースに進む。
それは16年ほど昔、私が波動療法を学んだ際、
海外のものと日本人との成果上の差異に驚いたことがあった。
海外では病気になっても医者にすぐお世話になることはなく、
自然療法士のような知識をそれぞれが持っていることも多い。
それは日本のように医療保険が充実してはいないため、
日頃から健康状態を気遣って生活を送るようにしている。
食事、適度な運動、睡眠が生活の優先事項として高いのです。
そこに対しての支払いは高くても良いものを選択することが、
病に苦しまず健康状態を維持し良好な生活が送ることができ、
莫大な医療費負担を避けることに繋がると実践している。
そうしたドイツの彼らはよく波動療法に反応して効果がでた。
対して日本人は繊細な感性を持っているといわれるものの、
一部の者にはまったく受けた本人が効果を実感できなかった。
そうしたことがあることは波動療法を実践者なら体験済み。
波動療法とは、電気的な波動がネガティブになったものを、
あるべき周波数に変更することで健康状態を叶える仕組み。
それは邪気を浄化させるときにも利用できるものなのです。
私が治験を得た6名ほどの数少ない母数のドイツ人だったが、
彼らのように一度の施術でこちらが驚くほどの体質レベルの好転をみせてくれた。
だいぶ前の施術でしたから、私の施術技量も未熟さがあったものの、
それでさえも目を見張る変化があってこちらが驚愕して狐につままれたのだった。
およそ日本人も
食事、適度な運動、睡眠が生活の優先事項として高い代償を払う価値に気づき、
そこを投資と位置づけるようにしたときには、
そうしたドイツ人さんたちのような幸転力を示してくれるようになるのではないか?
個人的に、そう推測をいたしております。
そうしたことが起こる仕組みを分析的に理解するのに西洋医学的な分析も優れた面はあります。
対して中医学での見立ては一般的に見慣れないものですが、
黄帝内経霊枢が書かれた紀元前200年頃から実践的な人体の仕組みを記して今も受け継がれているものには、底しれない価値を感じます。
実際、私が最近、薬膳コーディネーターの知人に、
脾臓の活性を促す目的でプログラムされたポタージュスープを
自宅に持ち帰っていただくようにしております。
食材は高めで物がいい八百屋から入手されます。
ただ、とにかく飽きないし、おいしいのです。
きっとそれは私の身体に足らなかった素材で、
のどから手が出るほどほしがったからですね。
私や他の脾臓の活性が必須な方々に、
私はこうした体験を通し、
継続した食養生に対して投資をすることが
健康状態を高めてくれると実感できました。
医食同源とはよく言ったもので、
食材こそ人体を構築する材料。
それを薬膳コーディネーター的にみて、
どのような完成品に仕立て上げるのか。
脾臓の活性が進み安定した後に、
次点となる五臓六腑のどちらかを益するような薬膳によるコーディネートが始まります。
ここは浅い知識ではハイリスクでローリターンでしょうが、
中医学上の仕組みが理解が深まって海の底を見通せれば、
ローリスクでハイリターンに繋げられるでしょう。
同時に私のような手技療法をするものと組み合わせていけば、
上述したドイツ人さんたちのような幸転力を示してくれるようになるのではないか?
そのような連携を図った設計図を描くことで、
得られるしあわせも大きなものとなるように感じているこの頃です。