2024年05月13日

海外製のスチール製ワンドの筋膜リリース利用上の可能性は


つねに自身の用途にふさわしい新たな施術適用するグッズを求めて、
様々なグッズを購入して試用しています。
経絡へのアプローチでも施術が安全で効果的に運用されるには道具に助けらることがあります。
私が昨日の施術で利用させていただいたワンド。
外見はスチール製のボールペンですインクが出るものではありません。
マイナスイオンという電子的なエネルギーを発生させる仕掛けがあり、
そのマイナスイオンを作用する動力源の一つとして経穴にエネルギーを注ぐことができます。
つねにマイナスイオンを発生させる鉱物が粉末状にされているため、
マイナスイオンを周囲に放散させることができます。
ワンドを回転させることで、効果的にマイナスイオンを取り出すこともできます。

マイナスイオンを身体内部の体液をもつ血液やリンパ液、細胞間液等が得ることで、
水分の状態が粘度が低下して流れやすくなるなどの状態の変化がおこるのは興味深い。


このマイナスイオンワンドを入手する前には他のマッサージ用のワンドも入手して試した。
0.1ミリほどの狂いがあれば力が経穴へ気を通して緩めることができないが、
そこは私が骨度と経筋で筋の見立てにより正確に探索して当てるので間違いはないのです。
ですが他のマッサージワンドではありえないほどの即効性ある筋膜上の緩みがあらわれて、
私自身の身体で試用後に事後的な確認を行えば改善状態が長期にわたり保存できている。


私が自作した真鍮を磨いて作った棒と同様の効果が発揮できる。
むしろマイナスイオンをだすワンドのほうが、
皮膚に接触する部位が丸まっていて尖度が低く、あたりがやさしい。
私が自作した真鍮の棒では神経に刺さるような鋭利なツーンとした痛みが体内へビビビッと侵入し、
痛みの具合としてはやわらかいとかやさしいとはいえないこともある。
マイナスイオンワンドのほうは、こうした神経に伝う痛み程度が自作の真鍮棒より弱いのです。
そうした傾向から気が通ったときの不快感が軽減される。
ただマイナスイオンワンドも経穴部にワンドの先端が的確に当たったときには、
触れただけでツーンと体内に鋭い刺激が入ることもあります。
そこは自作の真鍮の棒と同様ですが、
それでも神経づたいに鋭角的に走る刺激は比較すれば少ないですね。
私自身、自作の真鍮の棒を使って自身の経穴に当てるときはおっかなびっくりですが、
マイナスイオンワンドの場合は、精神的にぜんぜん余裕があります。



昨日はこちらのワンドを手に入れることができたことを好機に、
施術で経絡をねらうというより後頭骨および第一頚椎から第三頸椎までが、
深部軽椎骨同士をつなぐ靭帯が水分量が著しく低下し椎間板が萎縮硬化した変質がみうけられます。
ストレートネックに近い状態を患っておられる方や頸部の前後弯曲が極端な方の場合にはよくみられます。
こういった部位はクラニオセイクラルセラピーでつかう後頭骨をリリースするCV4テクニックを使い改善を試みるのが定番です。
このCV4テクニックで、よく溶けるし脳脊髄液の停滞などへも改善を図ることができるため、
徹底的にこのテクニック技術には習熟するよう訓練をし続けて身につけてきました。
ただすでにそのCV4の適用範囲を越した状態まで悪化しておられる方もおられます。
頭部と頚部を結ぶ軟部組織の変質が進みすぎていたようなケースです。
その場合の成果は深部までの改変を促すものまでとはならないため、
CV4テクニックをほどこしても戻りがはやい。
そのためなんらかの他の対処法を探し求めておりました。
そうした部位をリリースするためマイナスイオンワンドをもちいましたら、
事前に起立筋を最適な状態にするよう下準備に3時間かけたこともあり、
頸部の患部のリリースは予想以上にスムースに緩みをえていきました。

備考として考えてほしいことは、
頸部のこの部位の凝りのコルセットは、
急激に外しすぎると残る凝りや再度急性でこさえる凝りで頸動脈を圧迫などが起きる。
すでに理想形での立ち方がコツとして身についた状態だと確認できていなければ、
頚椎周囲の軟部組織の凝りを深く溶きすぎることは危険な行為となります。
ただしこちらのお客様は身体操作上の自学研究をおこなわれておられ、
センスや理解力もよく、
施術前にこのような立ち方が理想ですと手を貸して立たせてみると、
立ちにくそうにはなさっておられるが立てていることが確認できます。
頚椎の垂直軸を捉え後頭骨の位置が安定している。
これができてないで頸部の局所リリースは体調悪化へ転ずる恐れが高く絶対のNGなのです。


施術中の30層以上ある凝りのミルフィーユを優先順位と量とを考慮して、
ミスができないワークですから思考力おび精神力と決断力が必要です。
神経を擦り切らせての結果、だいぶんCV4テクニックではありえなかった成果が現れていた。
上部頸椎部分にこのようなしなやかさがついた状態が維持なさることがあれば、
幾多の自律神経系のトラブルと思えしものも恒常的に拭うことができるでしょう。

別の結果的にそのリリースのときも感じてはいましたが邪気当たりが私の身体の頸部芯に観られ、
こんなカタチでのお客様の施術成果の成功を体験するというのもつらいところ。。
そしてこうした50年越しの慢性化した凝り部分をリリースする場合、
邪気が周囲へと飛び散り私が解かれた患部と同様の位置にひどい緊張が転写され、
苦しい思いをすることがあります。
深層筋部分の癒着部位に感情をともなったような混乱したエネルギーが蓄積しているんですよね。

マイナスイオンワンドを利用してマイナスイオンをリリースエネルギーの源として認められます。
経穴を金属の棒で当てるときは私の気をだしているからよく効くのです。
それがまた共鳴作用からの邪気当たりに苦しむことになりますが、
普通、ただの棒を経穴に当ててもそんなに改善変化するものじゃないのです。
ただマイナスイオンワンドのマイナスイオンエネルギーが作り出す患部への良化改善作用があり、
私のだす気の量を意識的に軽減させました。
それでも真鍮棒以上にお客様の患部はリリースができるという見込みがたってのことです。
私が気を出すときに邪気が私の体内になだれ込むのですが、私がだす気の量を制限したことで、
邪気との共鳴と邪気があった患部との共振作用の当たりが弱くなったようです。
昨夜から今朝にかけて腰背部に入り込んだ邪気をホットアンポで温熱を当てて汗としてださせつつ寝込みました。
それで私の体調は改善することがかないました。
いつもだったらこのような施術では2〜3日できれば寝込みたいほどのものが体内に遺留し続けて苦しむのだが。。。
この点は他の重篤なお客様の対応などでも、芯まで対応しようとすればでてきてしまうことで、
そうしたことへの対応力として可能性を感じました。

以上、マイナスイオンワンド。
まだ被験者が数名であって手探り中なため施術の場でどんどん用いていくというわけではないが、
使いようによっては頼もしい存在となるかもしれません。
posted by スズキ at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする