2024年05月31日

つらい片頭痛。あなたは手から?足から?または両方?



頭痛には片頭痛と呼ばれる、
頭部の片側が痛みが出る頭痛があります。

手から来る場合の経絡トラブルは三焦経と一部肺経で他の主訴に耳鳴、上腕痛。
足から来る場合の経絡トラブルは胆経と一部胃経で他の主訴に耳鳴、めまい、眼のトラブル。



Screenshot_20240531-093631~2.png

教科書的な判断では、
このようなざっくりした判断ができます。

なので片頭痛がひどくって、、、、といわれたときに、
「それは大変ですね〜。。そんなとき(めまい)って、ございますか?または普段のときでも」
とお尋ねします。

お客様から、
「そうそう、めまいがときどきともなうときがあって困っちゃいます」
と聞き出せば、まずは足からの胆経や胃経になんらかの問題があるのかと判断できます。

めまいがあるなら、上腕痛など腕に関わる痛みは感じているかどうかを確認します。
実際は痛みはときに麻痺が進行している方の場合には、
内部炎症がすごくても患部の血行不良で傷まないといわれることがあります。
だから痛みの有り無しの質問は、意外に微妙な追加検査が必要になり即断はできません。
でも一応、訪ねます。
「そうなんです、このライン(三焦経線上)の上腕痛がきびしくって」
このときは、手からの経絡トラブルも同時に内在していると考えられます。

一方、お客様の返答が
「めまいは、まったくないですね」
と聞き出せば、手の三焦経や肺経のみになんらかの問題があると判断できます。


するとシンプルな質問をして回答を得ることで、
どういう経絡タイプの患部にトラブルがあるか様子からうかがえます。

これがぴんときてアプローチして手技をなすかどうかは結果が大違い。

こうした患部の特定ができないままアプローチは効率が悪いのです。
健常な筋組織をリリースしても大きな害はないように思えますが、
部分的な血行が促進されすぎることで不健康な部位への血流が滞ります。
そう考えれば、不要な手はださないようにしたいのです。

同時に問題ない組織部分に貴重な施術時間を費やしては、
必要なトラブル箇所のケアの時間が削られますし、
必要なトラブル箇所の患部は慢性化したら深層部まで凝りが侵入しておりますから。
そうしたところをリリースするには、
多層化した凝りを一層ずつ拭う丁寧な除去手技に多大な時間や労力、集中力が必至。
そういった患部のケアをするための施術者の体力や気力を維持するには、
問題箇所を最初から正確に特定できてリリース部位のマネージメントができている必要があります。


ちなみに、中医学で言うところの虚証の方々の片頭痛はケアが時間も施術回数も大幅にかかります。
対して実証のお客様の片頭痛は、比較的、虚証の半分も手間がかからず状態の維持もしやすい。
これでよほどのことがないかぎりOKですよ〜と声がけがしやすいものです。

ただ片頭痛がひどくてという方の場合、片頭痛と同時に他の主訴もある場合が多く、
しっかりケアなさると、そういったところへも改善が進むこととなるでしょう。
posted by スズキ at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月30日

大胸筋の深部のこりは、ときどきつらい体験を強いることとなります。。

一ヶ月ほど前、愛知県の方に住む鍼灸師の友だちから、
(おれは駄目だ、死ぬだろう)
というメッセージが届いた。

そこで病院で検査を受けたら心臓には問題なし。
本人はほんとうに苦しいが、
病院に行っても気のせいだからといわれて帰される。

その方の状態を見たことがある私には、
大胸筋の凝りがトリガー(引き金)で、
心臓疾患を得て苦しんだかのような痛みを感じたのだろうかと考えました。
これは筋膜リリースをするものには教科書的な知識ですが、
他の治療師の先生方では知らない方もおられるのでしょう。

心臓自体は正常でも心臓近くにある別の問題が痛みを作り出し、
それを心臓からでた痛みだと思いこむという仕組みです。

ただそれをその鍼灸師の友だちにいってもちょっとピンとこない感じのようです。
そんな簡単なところでこれほどの苦痛を被るわけないという思いからでしょうか。


大胸筋の硬化は、長時間何か本を読み続けたり、書いたり、パソコンで作業をしながら座っていてもダメージを蓄積する。
ストレス要因としてはそれで永続するため、
気づかぬうちにこうしたトラブルを背負う人がいます。

病院で見ていただいて心臓事態に問題がないということを明らかにしたのちに、
こんなに苦しいのに直していただけないと苦しんだなら、
大胸筋を適切な対処で緩めるような先生のところにいかれるのも一考でしょう。
ちなみに大胸筋の奥に小胸筋があります。
場合により小胸筋まで硬化ありのときは、
こちらも合わせたケアが必須です。

ちなみに大胸筋トラブルの場合、
経絡上の肺経の問題も重なり呼吸のしづらさが同時発生する特徴があります。


そして先週、彼が転居した祝にいくときに、施術をしてきました。
やはり彼には大胸筋のトラブルの認識がつたわらず、
そこの徹底したリリース、しておられなかったので。
すでに慢性化しすぎて大胸筋の付着点の骨化や肋骨の骨膜へと癒着があれば、
ただリリースと言われても教科書的なリリースでは、’
あまり役に立たないばかりではなく、
下手な施術をすれば肋骨部の骨折や大胸筋の筋を痛めるなどの
事故が発生する恐れがあります。
そんな場合は、そうした部位のリリースに長けた先生を頼るべきです。


身体の歪ませグセが強く慢性化した彼には、
いったんカンフル剤的な施術ではあったが、
何をすればいい状態になるのかは体験できたでしょう。
施術後の顔色が、そのことを物語っていたようです。
自己ケアのための参考にしてもらえればと願っております。
(彼には身体の使い方を学ばないと治りが悪いし治らない人だからね、
と以前から伝えて入るのですが^^;
習いに行くにもいい先生が見つからないのかなぁ)
posted by スズキ at 04:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月27日

ボディワイズより:2024年5月27日(月)午後 8:00 に6月予約表更新しました!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ボディワイズの
  温和にボディワークメソッドのメールマガジン


            2024年5月27日発行


◯ 2024年5月27日(月)午後 8:00 に
  6月の予約表を更新させていただきます 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


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【コンテンツ】

(1) 6月の予約表更新いたしました!

(2) ご新規のお客様へ。
    新規ご予約受付のご登録を
    『10月末で休止』いたします

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(1) 2024年5月27日(月)午後 8:00 に6月予約表更新しました
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予約表更新後に施術予約の空き状況をご覧ください。
どうぞご検討のほどを、よろしくお願いいたします。

【ボディワイズ 予約表】
・ ショートカットURL https://bit.ly/3O7jW1d



■ ボディワイズ規定につきまして

□[1セッション]

施術時間: 2時間30分
施術費用: 15000円 (変更なし)


□[施術受付時間帯]は3パターン

(1)10:00-12:30
(2)13:00-15:30
(3)16:00-18:30




(2) ご新規のお客様へ

 新規のお客様のご予約受付を、
 ボディワイズ運営上の都合により、
 『2023年10月末で休止』いたしております。
 ご新規様、受付再開のおりは、
 ブログおよびメルマガでお伝えいたします。
________________




「・・・・・編集後記・・・・・」

お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。

セルフメディケーション。
自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることです。



今回、少しだけ東洋医学でも臨床的なお話をさせていただきます。

人体は生理的に(気血津液)という、
生理物質が全身にくまなく届けられ、
様々な機能が正常に働くようになっております。

・気の通り道(=経絡)
・血液の通り道(=血管)
・津液の通り道(=リンパ管その他)

これらの通り道を確保できていることが健康の基本です。



気血津液の通り道の空間広さが変わる場合があります。
○空間が狭くなる
○空間がねじれる
○空間が詰まる
○空間が変形する
などです。

そうなることで気血津液の生理物質が滞ることがあり、
健康状態が大きく左右されることとなります。

たとえば、
ガソリンで走る自動車でいえば。
バッテリーが積んでいても配線が途切れていればライトが無灯火になったり、
最近の車ではエンジンもかからないでしょう。
ガソリンを積んでも気化させがガスをエンジンに届け
爆発させる配管が狭くなれば正常な動力は得られません。
潤滑剤となるオイルで潤滑させる配管が狭まれば、
駆動接触がきつくパーツが壊れます。
こうした車は修理を必要としており、
そうせねば早々故障して動けなくなります。


自動車で起こる症状に似たことが体内で同種同様なことが発生しております。
人体の空間の広さを変えてしまう問題を発生させる原因に、
【筋膜の癒着等のトラブルによる筋肉や腱や靭帯など軟部組織の柔軟性の低下】が関わります。


つまり筋肉がコリコリが人体の理想の立体構造を歪ませて、
経絡、血管、リンパ管という通り道の空間をねじったり狭めるのです。



経絡、血管、リンパ管などのトラブルは
本人の自覚はなしがほぼ100%です。
肩や腰が凝ったという程度しか気にもとめず。
でもうまいこと発見していく眼が養われれば、
そこの空間トラブルが現状何を災いし、今後の進行を読むことができます。

西洋医学は見えるものをあつかい、
東洋医学は見えないものをあつかうといいます。
そうした目に見えないものを教えつたえる東洋医学のノウハウは、
経絡、血管、リンパ管などのトラブルをよく発見して改善する作戦行動が用意されています。
非常に奥深く驚きに満ちたものです。


自分自身の健康に責任を持ち、
軽度な身体の不調は自分で手当てするセルフメディケーションしたい方へ贈る
ケア方法をお伝えする計画を少しずつ進行中です。


{おわり}


====================

ボディワイズ
鈴木政春

ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
http://bodywise-note.seesaa.net/

ホームページ
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm
http://onwa.client.jp/pc/

メール:
sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp


住所 :東京都品川区荏原5-16-18
TEL :03-5498-2220

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2024年05月25日

ボディワイズより:2024年5月27日(月)午後 8:00 に6月予約表更新します!

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            2024年5月25日発行


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  6月の予約表を更新させていただきます 

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□[1セッション]

施術時間: 2時間30分
施術費用: 15000円 (変更なし)


□[施術受付時間帯]は3パターン

(1)10:00-12:30
(2)13:00-15:30
(3)16:00-18:30




(2) ご新規のお客様へ

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「・・・・・編集後記・・・・・」

お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。

皆様、お元気でしょうか。

今週は私用と仕事で、
愛知県名古屋市へ出張で施術をしてまいりました。
行き帰りとも高速バス移動で事故渋滞に巻き込まれ、
予定時刻に到着できないなどのトラブルもあって。
長距離出張ワークをしておられる先生の大変さを知りました。

使い慣れた施術道具をすべて持っていくわけにもいかず、
最小限のホットストーンと
ペン型のマイナスイオン発生機能付きのグッズのみ携え、
施術法はボウエンテクニックのソフトな筋膜リリースがメイン。

お客様の深部には凝りがだいぶありますが、
「ぜひ施術でそちらをとっていきたいのです」
とお客様が積極果敢でなければ手を出してはならない領域です。
それに今回は単発でしたので、
ソフトな施術での落ち着ける場所への着地におさめました。


今回、特筆することは、、、。
ペン型のマイナスイオン発生機能付きのグッズ。
こちらは経穴を刺激したり、経絡線のライン上をなぞるなどして、
気の滞りがおきた部位の循環を改善させる用途で用いられます。

患部の気が停滞していると、
不思議なほどツーンとしたとんがった痛みが感じられます。
電気が通るとか、熱く感じるとか、人それぞれの感想です。

たとえば膝周りや腰などでこちらのペン型の先端を当てると
お腹の音がぐるぐるっとなりだして筋膜の癒着が溶けたことを教えてくれるのです。
こうした作用は私が自作した真鍮製のペン型のグッズよりも顕著に反応が出ます。
心血注いでつくった自作の真鍮製の治療道具でしたから、
それを上回る施術成果は、うれしいような、くやしいような。

これなんかはもうちょっと使い方を研究していったすえに、
お客様にこういうのがあるとお伝えして役立てていただけるものとなるでしょうか。

先日、お客様にもちいたときには、まだ一般の方がこちらのツールを経穴刺激用途で
どのように扱うかが見当がつかなかったため、どちらから入手可能かと尋ねられ、
かえって買って迷惑がかかるようなら問題だろうと即答できなかったのですが。
少しずつそういう心配がなく、使えるツールだなというデータが整えられてきました。

後日、こちらのツールを使ったケア方法の映像は作ってみようと、
施術の先生の友だちと話を弾ませているところです。



{おわり}


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ボディワイズ
鈴木政春

ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
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posted by スズキ at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務連絡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月16日

電磁波による健康対策、必要だなって感じている方はお読みください! ^^


メカニカルなスマートフォンやタブレット、パソコンなどから
エレクトリックスモッグ(デジタル電磁波による健康障害)があることは知られています。

健康被害の一端を画像で見ていただきます。

平時の健康状態の良い赤血球を血液採取により顕微鏡で観察したものです。



2024_05_16_08.31.11~2.jpg
(健康状態のよい赤血球画像)

パソコンやスマートフォンなどを短時間利用であればさほど問題なくとも、
それぞれ一定時間を超えた利用からは赤血球連鎖が観察できるでしょう。
以下の赤血球がどのような変化が起きるか実験画像を御覧ください。



2024_05_16_08.31.11~4.jpg
(パソコンを70分間利用したときの赤血球画像)



2024_05_16_08.31.11~3.jpg
(スマートフォンやコードレスホンを10分間利用したときの赤血球画像)
スマートフォンやコードレスホンは自分の身体に近づけて利用するため、
パソコン以上にプラスイオンを体内に蓄積し赤血球連鎖が短時間で進行します。



血管内で赤血球連鎖が進めば血流障害が懸念されます。
赤血球連鎖状の血球は、
髪の毛の細さを超えた毛細血管の中を通りづらいか通行止めとなります。

そうした血液が停滞した場所のことを中医学的には(血滞:けったい)となり、
(血滞)した組織や器官が状態悪化が進行して(血虚:けっきょ)となると、
施術をするものとして顕著な改善変化の減退した状態を感じ取ります。
血虚状態に長らく身を置かれた方は、筋組織の末端まで血流が届けづらいため、
筋膜リリースをさせていただくなかのリリースした時点での成果の縮小と、
リリース後に期待する血流改善量が低減傾向にあり血液による浄化が悪い時が見受けられるためです。
内科的には血の病気として知られる血流阻害された部位に生じる悪性新生物や
頭部への血流の疎通が停滞しておきる認知症へ続くことも知られ、
そういった悩みを軽減するためには必要なエレクトリックスモッグの対策をしたほうがいいでしょう。


私どもが初診のお客様から問診させていただくときに、
パソコン・コードレスホン・スマートフォンなどをお使いになられるか。
なおかつ無防備にそれらの電磁波発生するツールを使い続けているのか。
そうしたことを頭に入れておいて施術をするのは、
上述のような血滞や血虚の傾向があるかどうかの判断材料としてお伺いする面もあるのです。



私自身の体質状、呼吸器がそれど強くないものの特徴で、
エレクトリックスモッグに対し影響を肌感覚で感じています。
その体質は施術をするときに、
お客様の気を指先を敏感にして情報を読むには役立ちますが、
本来はそういった使い方は亜流であり、正道ではありません。

ただ・・・そんなことを言ってられないのは
4Gから5Gと高速通信が可能に。なった今。
都内などの大都市圏内で5G基地局の近接した場をいけば、
エレクトリックスモッグによる被害が想像されます。

それもあって。
以前もエレクトリックスモッグ対策に高い性能を持つ
シュンガイトというフラーレン構造の炭素を含む石が知られています。
電磁波測定装置の計測器を使って計測できるのですが、
強力にエレクトリックスモッグ空間を浄化する力を発揮する様子は圧巻です。
そうした実験を私も試みていて、自身の身を守る力の信頼性は高いものです。
海外では広く対策グッズの素材として用いられておるため知られていますが、
日本では私のような一部の方が愛用するにとどまります。

黒色で飾りっ気のないシュンガイトというパワーストンですが、
私は常々左手の手首に巻いています。
シュンガイトは左手手首や心臓の上にかかるペンダントやネックレス、
またはナチュラルタイプのタンブル(1〜3cm以下の小石)に穴を開けて紐を通して
スマートフォンやパソコンに吊るしてエレクトリックスモッグを低減させるグッズもあり、
手に入れて試しています。

このシュンガイトは、地中からのたくましい安定したグラウディングをもたらし、
屋外から室内へ侵入するエレクトリックスモッグを断って電磁波的な問題が起きづらようにし、
同時に霊障等の防御にもたけるような設置を工夫しています。
家中の見えない要所のところに、ちょこちょこ黒い小石があるのはシュンガイト。



そんな折に私がほしいなと思っていたマイナスイオングッズを売る海外メーカーのサイトに、
ナチュラルタイプのタンブル(1〜3cm以下の小石)が販売されていることに気づきました。

『へぇ〜、シュンガイトの小石もルーターで穴あけ加工して紐を通すと、
 ちょっとラフなファッショナブルな雰囲気になってたのしめるグッズとして
 かなり売れてるんだ!』
そんなエレクトリックスモッグ対策の先進国にはニーズがあることを知りました。
日本ではあまりパーフェクトな知識としてエレクトリックスモッグについて
存じ上げておられる方が少ないため、さほどニーズはないのが現状ですが、
健康に役立ちそうだなってプラシーボ感覚で身につけられる人も増えてほしい。


私の自宅にある2キロほど(200個ほどか?)シュンガイトタンブルを持っていますので、
エレクトリックスモッグ対策用にナチュラルタイプの紐を通したシュンガイトタンブル加工を施せば、
多くの方々の赤血球連鎖の影響低減のきっかけになるかもしれません。

実際には願っても加工から流通の手間を考えれば、
容易な過程ではないのですがそんなことができればなと願いました。
シュンガイトはロシアのカレリア地方でのみ産出される有限な貴石のひとつ。
私の自宅にて飾りもせず寝たままに放置することは、申し訳ないことだなと感じるからです。
posted by スズキ at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ギブスのような凝りの影響で萎えていくほんとうだったら使うべき筋肉群、そこをセットで見通せるようになると安定した施術ができるようになります

筋膜が癒着が進む場合、
それは自前のギブスを身にまとって身体を支える役割を担うようになる。
凝りの固定力により骨格の垂直性が乱れて傾斜して倒れた骨の柱が支えやすくなる。

そうなった時点で、どのような状況が内部的に進行しているのか
考察していく必要がある。

たとえば腰痛があってコルセットを巻いて腰を支えると、
腰にある腰部を支える筋肉群がコルセットの支えで働かなくてよくなる。
コルセットは継続的にし続けたら
腰部を支える筋肉群は使われない時間が増えて萎えさせるため、
継続的にコルセットをし続けることで、
自分自身に備わっていた生来の腰を支える機能を失いだす。
だから長期間のコルセット着用は避けて、
本来に備わった自身の腰を支える筋肉群を萎えさせてしまった筋肉を働かせる時期が来たら、
そのタイミングを比較的早々に見計らって自分の腰を支える機能を持つ筋肉群を萎えさせすぎないようにする。
もしそうした自前の腰を支える機能を持った筋肉群が萎えきってしまえば、
すでにそこを動かす習慣は運動神経上失われていく。
改めてそこへ動きを与えるには
意図的に自分に鞭を打つようなリハビリテーションがトレーニングとして長期にわたり必要となるわけです。


この状況は外的に腰に巻くコルセットの場合だけのことではありません。
自分の腰部の一定部位の筋肉をゴリゴリに凝らせるならば、
それが体内に仕込んだ自前のコルセットの役割を果たしています。
自前のコルセットで腰を固定してあれば安定する。
だがそのコルセットのせいで、本来の自前で備えた腰を支える機能を持つ筋肉群は衰退し勢力を失う。
そうした状況が急性で短期間であれば、実際、それほどの問題はなくあとを引かないで済むこともある。
だが自前の体内に仕込んだコルセットが長期にわたり慢性化した場合、
すでにそのコルセットの内側に隠れて使われないままとなった腰を支える機能を持つ筋群は
深刻な虚弱化が進行しているわけです。。

この事実、実態に着眼しておらず、
過度に筋膜リリースをされて腰部の3ヶ月以上も慢性化した腹巻き状の凝りのコルセットが消えたとき、
すでに自前で腰を支える機能を持つ筋群は自力で腰を支える筋力を失っていることがある。
そうなった際、その施術は失敗例となってしまう。
つまり施術者のおこなう他者刺激で無理やり剥ぎ取られたコルセット状の凝りの裏手の虚弱化した腰の筋肉群は、
すでに自分の力では姿勢維持が困難な状態まで萎えている場合があり、
そうであればぎっくり腰状態に陥るリスクさえありうる。

たださりとてそうした自前のコルセットをそのままにしていていいわけではなく、
そんなことをしたらますます腰を本来支えるべき腰部の筋群は虚弱して状況悪化が進行していきます。

なのでこれくらいの自前のコルセット状の腰の凝りを緩める範囲ならば、
あとは姿勢維持の注意を促して本来支えるべき腰部の筋群を使っていく指導をしてそこを無理なく鍛えていただくようにする。
すると徐々に萎えきった腰を支える筋群も働きだして筋肉量が増していく。
それをチェックするには大腰筋を触診して、その筋肉の太さや柔軟性などを見れば手に取るように状況が把握できます。
そうしてその人の本来支えるべき自前の筋肉が育った量に比例して、
慢性化した腰のコルセット状の凝りをカットしていくようリリースの量を見定めて解いていきます。
そうしたリリースの量は全身をみる必要があり、脊椎等の左右差や前後差、重心の偏り、
他のコルセット状の筋との兼ね合いを冷静に把握して、解くべき量のギリギリのラインを判断して解くようにします。
ここでリリースの量が少なすぎればコルセット状の凝りはなまらコルセットが半端に緩んで気持ち悪さがでてしまい、
リリース前以上にさらに自前のコルセットを育てて固めて戻っていってしまう事態に陥ります。
つまり中途半端で着地点をしっかりと設定していない施術では事態を複雑化させていくため、
そうした施術を受けた方の状態を引き継いで施術をしようとすると
これはもう私の手には終えないという場合も散見されるのです。

慢性化した自前のコルセットを脱ごうとするときは、
極めてステップ・バイ・ステップで
本来支えるべき筋群が萎えたものを意図的に使うよう姿勢指導などにより活性させて、
そこの筋力が適切についているかを見抜いていきます。

そして十分にその方の本来支えるべき筋肉群が育ってきたし、
体内に仕込んだコルセットを使わせなくてもやっていかれると伺えたとき。

『これだけ安定した状態まで姿勢が支えることがかなっているなら、
 もう大幅に筋膜リリースをしていっても大丈夫。
 十分に本来使われるべき姿勢維持の筋肉群が育っておりますので』

という、私にとって決まり文句のような言葉が出てまいります。
そして、そうなったとき。
薄氷を踏みわたっていくほどの状態の見極めと即応した施術をほどこす難しさから開放されています。

そうなると、その方の本質的な内奥に隠蔽された強固なコルセット部分に手をだす時期が来たのです。
ただし仙骨部分の上に強固すぎて骨以上の硬度を示す凝りのコルセットとなると、
実際のところ仙腸関節障害が進行して仙腸関節のかみ合わせ異常といえるところで固定されている。
この部分は、腰のコルセットをいれる方々のほぼほぼの割合で、本人も気づかないまま入った凝り。
手を使うだけの手技では一時的な仙腸関節の関節面の乖離を図ることはできるものの、
仙腸関節の関節をずらして固定させる臀筋や脚部や腰部の凝りにより元のずれた状態に引き戻されやすい。
ただこうした重要かつ施術上の事故が起きたときの甚大な被害が発生する部分には、
むやみな強圧は、狙いを明確にして手技の熟練熟達度が高いもの以外は手を出すべきではないでしょう。
私にはそこの部位へのリリースでは、ボウエンテクニックで教えていただいた仙腸関節リリースは
非常に強力に効いて状態変化を瞬時に叶えるものとして重宝させていただいております。
ただしこのボウエンテクニックの仙腸関節リリース法も一時的な変化を起こすだけで終わる人も多々おられる。
それで様々そちらへとリリースを安全かつ効率的効果的に変化を起こす方法を模索していました。

するとここ一週間前後という最近のことですが、スチール製のペン型ワンドをうまく用いることで、
ミリ単位以下の正確な必要ポイントへの強弱方向を与えた仕事がかなうようになり、
いままで不可能であった部位に対してアプローチができるようになった。
施術のやり方としてこういった用法があるんだと、、、自分でやってみて改めて関心します。

これをつかって骨盤上の、特に仙骨と第4第5腰椎の上にできたコルセットが拭われたとき、
この方の仙骨や骨盤ってこんなに小さかったのかと、実態を目の当たりにして驚くことも。
それは骨盤の後ろ側の骨の上に位置するコルセット状の凝りは骨以上の硬さになっていて、
私自身もそこは解いてみなければどこまでが骨でここらへんは筋肉だという仕切りラインが推測さえできない。
そういった部分だからです。

この仙骨の上にできた凝りのコルセットにより、
その凝りに比例し、そのものの広義の呼吸筋全体が萎えています。
だから仙骨のコルセットを外す前に、事前に『呼吸筋、どうやって活性させますか?』などと、
その部分へのお客様の意識を高めていただき、
呼吸の仕方を以前より深めるようなトレーニングをしておいていただけるとありがたいのです。



ここまで仙骨上の凝りがだいぶんリリースが進められた過程に比例して、
後頭骨下にある凝りをほどいてもOKな状態へとたどり着くことができます。

この仙骨と後頭骨が正しい位置にいることができて、
人の骨格は強度が最高となりますし、
絶妙なバランスを自ら操って立つ技量が発揮できる。
posted by スズキ at 04:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月13日

海外製のスチール製ワンドの筋膜リリース利用上の可能性は


つねに自身の用途にふさわしい新たな施術適用するグッズを求めて、
様々なグッズを購入して試用しています。
経絡へのアプローチでも施術が安全で効果的に運用されるには道具に助けらることがあります。
私が昨日の施術で利用させていただいたワンド。
外見はスチール製のボールペンですインクが出るものではありません。
マイナスイオンという電子的なエネルギーを発生させる仕掛けがあり、
そのマイナスイオンを作用する動力源の一つとして経穴にエネルギーを注ぐことができます。
つねにマイナスイオンを発生させる鉱物が粉末状にされているため、
マイナスイオンを周囲に放散させることができます。
ワンドを回転させることで、効果的にマイナスイオンを取り出すこともできます。

マイナスイオンを身体内部の体液をもつ血液やリンパ液、細胞間液等が得ることで、
水分の状態が粘度が低下して流れやすくなるなどの状態の変化がおこるのは興味深い。


このマイナスイオンワンドを入手する前には他のマッサージ用のワンドも入手して試した。
0.1ミリほどの狂いがあれば力が経穴へ気を通して緩めることができないが、
そこは私が骨度と経筋で筋の見立てにより正確に探索して当てるので間違いはないのです。
ですが他のマッサージワンドではありえないほどの即効性ある筋膜上の緩みがあらわれて、
私自身の身体で試用後に事後的な確認を行えば改善状態が長期にわたり保存できている。


私が自作した真鍮を磨いて作った棒と同様の効果が発揮できる。
むしろマイナスイオンをだすワンドのほうが、
皮膚に接触する部位が丸まっていて尖度が低く、あたりがやさしい。
私が自作した真鍮の棒では神経に刺さるような鋭利なツーンとした痛みが体内へビビビッと侵入し、
痛みの具合としてはやわらかいとかやさしいとはいえないこともある。
マイナスイオンワンドのほうは、こうした神経に伝う痛み程度が自作の真鍮棒より弱いのです。
そうした傾向から気が通ったときの不快感が軽減される。
ただマイナスイオンワンドも経穴部にワンドの先端が的確に当たったときには、
触れただけでツーンと体内に鋭い刺激が入ることもあります。
そこは自作の真鍮の棒と同様ですが、
それでも神経づたいに鋭角的に走る刺激は比較すれば少ないですね。
私自身、自作の真鍮の棒を使って自身の経穴に当てるときはおっかなびっくりですが、
マイナスイオンワンドの場合は、精神的にぜんぜん余裕があります。



昨日はこちらのワンドを手に入れることができたことを好機に、
施術で経絡をねらうというより後頭骨および第一頚椎から第三頸椎までが、
深部軽椎骨同士をつなぐ靭帯が水分量が著しく低下し椎間板が萎縮硬化した変質がみうけられます。
ストレートネックに近い状態を患っておられる方や頸部の前後弯曲が極端な方の場合にはよくみられます。
こういった部位はクラニオセイクラルセラピーでつかう後頭骨をリリースするCV4テクニックを使い改善を試みるのが定番です。
このCV4テクニックで、よく溶けるし脳脊髄液の停滞などへも改善を図ることができるため、
徹底的にこのテクニック技術には習熟するよう訓練をし続けて身につけてきました。
ただすでにそのCV4の適用範囲を越した状態まで悪化しておられる方もおられます。
頭部と頚部を結ぶ軟部組織の変質が進みすぎていたようなケースです。
その場合の成果は深部までの改変を促すものまでとはならないため、
CV4テクニックをほどこしても戻りがはやい。
そのためなんらかの他の対処法を探し求めておりました。
そうした部位をリリースするためマイナスイオンワンドをもちいましたら、
事前に起立筋を最適な状態にするよう下準備に3時間かけたこともあり、
頸部の患部のリリースは予想以上にスムースに緩みをえていきました。

備考として考えてほしいことは、
頸部のこの部位の凝りのコルセットは、
急激に外しすぎると残る凝りや再度急性でこさえる凝りで頸動脈を圧迫などが起きる。
すでに理想形での立ち方がコツとして身についた状態だと確認できていなければ、
頚椎周囲の軟部組織の凝りを深く溶きすぎることは危険な行為となります。
ただしこちらのお客様は身体操作上の自学研究をおこなわれておられ、
センスや理解力もよく、
施術前にこのような立ち方が理想ですと手を貸して立たせてみると、
立ちにくそうにはなさっておられるが立てていることが確認できます。
頚椎の垂直軸を捉え後頭骨の位置が安定している。
これができてないで頸部の局所リリースは体調悪化へ転ずる恐れが高く絶対のNGなのです。


施術中の30層以上ある凝りのミルフィーユを優先順位と量とを考慮して、
ミスができないワークですから思考力おび精神力と決断力が必要です。
神経を擦り切らせての結果、だいぶんCV4テクニックではありえなかった成果が現れていた。
上部頸椎部分にこのようなしなやかさがついた状態が維持なさることがあれば、
幾多の自律神経系のトラブルと思えしものも恒常的に拭うことができるでしょう。

別の結果的にそのリリースのときも感じてはいましたが邪気当たりが私の身体の頸部芯に観られ、
こんなカタチでのお客様の施術成果の成功を体験するというのもつらいところ。。
そしてこうした50年越しの慢性化した凝り部分をリリースする場合、
邪気が周囲へと飛び散り私が解かれた患部と同様の位置にひどい緊張が転写され、
苦しい思いをすることがあります。
深層筋部分の癒着部位に感情をともなったような混乱したエネルギーが蓄積しているんですよね。

マイナスイオンワンドを利用してマイナスイオンをリリースエネルギーの源として認められます。
経穴を金属の棒で当てるときは私の気をだしているからよく効くのです。
それがまた共鳴作用からの邪気当たりに苦しむことになりますが、
普通、ただの棒を経穴に当ててもそんなに改善変化するものじゃないのです。
ただマイナスイオンワンドのマイナスイオンエネルギーが作り出す患部への良化改善作用があり、
私のだす気の量を意識的に軽減させました。
それでも真鍮棒以上にお客様の患部はリリースができるという見込みがたってのことです。
私が気を出すときに邪気が私の体内になだれ込むのですが、私がだす気の量を制限したことで、
邪気との共鳴と邪気があった患部との共振作用の当たりが弱くなったようです。
昨夜から今朝にかけて腰背部に入り込んだ邪気をホットアンポで温熱を当てて汗としてださせつつ寝込みました。
それで私の体調は改善することがかないました。
いつもだったらこのような施術では2〜3日できれば寝込みたいほどのものが体内に遺留し続けて苦しむのだが。。。
この点は他の重篤なお客様の対応などでも、芯まで対応しようとすればでてきてしまうことで、
そうしたことへの対応力として可能性を感じました。

以上、マイナスイオンワンド。
まだ被験者が数名であって手探り中なため施術の場でどんどん用いていくというわけではないが、
使いようによっては頼もしい存在となるかもしれません。
posted by スズキ at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月12日

年齢が進んでも頭が働くようにしたいよね! そこには血液脳関門とのいい付き合いが工夫されるかどうかにかかっている!?



お薬を服用すると体中に血液に乗って届けられる。
しかしひとつの臓器だけ、届けづらいため研究者が躍起になって課題解決に取り組んでいます。

それは【脳】です。

(血液脳関門)という脳にとって不都合な物質を流入を制限をかける機能があります。
脳にとって不都合な物質が入ろうとしたらブロックがかかり侵入できなかったり、
入っても即それを排出するための機能です。
そうすることでたとえば認知症のお薬などを脳に届けたくても、
血液脳関門の機能で守られた脳には届きにくいという現状があります。

ただ学術的な文章で血液脳関門の解説をされる文章を読んでも、
具体的なヴィジョンが思い浮かばなくて困ることがありました。

でもたまたま見つけた以下のYouTube映像を観たら、
2014年制作の少し前の映像となっていますが、
血液脳関門がわかりやすくアニメーションで解説されており
科学者が血液脳関門との格闘し研究を進めるシーンも。
これをみると血液脳関門のことがわかるでしょう。




血液脳関門の世界 脳の防御網を突破せよ! _ ガリレオX第89回
https://youtu.be/3KlChIZSjW0?si=T-UBSkLRSiuvOgjM


以前にゴツコラ(和名、つぼくさ)やバコパ・モンニエリなどは、
健脳食として古くアジアでもちいられてきました。
まさに血液脳関門を通り抜ける物質が含まれている貴重な植物で、
特にアーユルヴェーダでは、もっとも重要なハーブのひとつとして、
それらはもちいられております。

私の家の屋上では、
少しのゴツコラと、わさわさしたバコパ・モンニエリが栽培され、
夏頃の最盛期になったら収穫してウォッカベースのティンクチャーにし、
少しずつ服用するようにしています。
たぶんバコパ・モンニエリのティンクチャーのお陰で、
半年以上の服用後ですが脳内の浄化が一段落したため、
それから頭の働きがまずまずになった気がしています。

だいぶ中医学のボリューム膨大な勉強が進んだのは、
あきらかにこのバコパ・モンニエリのおかげだと実感してます。
posted by スズキ at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アダプトゲン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月08日

マッサージペン試用後の、(深層筋までパルス波は送られていた)という非常に興味深い成果、


マッサージペン利用、その後。

IMG_20240427_121935~3.jpg
先日、出張試用でマッサージペンを使わせていただいた。
経絡へのアプローチでは、使用前、使用後は子午線上24時間から数日かけて変化が継続します。
一般の方に、その場で治るものがすべてだと勘違いしておられるかたも観られますが、
それは改善の序の口なのです。
十二経絡の気の通り道の中を、
気は一日をかけて決まった時間に決まった軽洛中を順繰りと流れる仕組みとなります。
経絡が調整されるときには、そうした一日または数日をかけて気の通り道が通りづらくなっていた状態を改善され、
気が通されることで状態の改善がはかられます。

つまり、マッサージペンでワークをしたときのリアルタイムにおきた変化についても同様です。

数日した状態を確認して、はじめて実用の度合いが正確に理解できることとなります。

その理由で確認に行きました。


想像以上の筋膜リリース上における変化を感じました。

2日まえの試用施術では、
背中の膀胱経(起立筋群)を主にマッサージペンにより調整し、
他の施術作業はしませんでした。
それにより来ていたのが、左側起立筋群上に位置する膀胱経の一側線、二側線が、
深層筋レベルでゆるゆるにほどけていたのです。

推測ですが、
マッサージペンを使った試用セッション後、
数日をかけて気の流れを停滞させていた膀胱経の経穴ができた場が修正された結果の反映がありました。
マッサージペンを使った試用セッションでは、加圧を筋肉や腱、靭帯へと加えてはおりません。
かといってすでに身体がゆるゆるだったかというとそうではなく、
本人も過度なデスクワークがたたり身体が凝ってだるさが半端ないと訴えていた状態でした。

膀胱経の必要な兪穴をマッサージペンにより刺激を加えることだけでしたが、
ピンポイントで通電しやすい皮膚抵抗の落ちた兪穴の経穴部を正確に狙う。
マッサージペンのパルス波は経穴から体内へと侵入していく。
その電気的なエネルギーをもつ作用により経絡中の気の通りが鈍った部位へとパルス波が届き、
経絡中の気の通り道を通れるように改善する。
それは体内のエネルギーシスト(邪気が一定範囲内に蓄積した部位のこと)にも作用しており、
それも体表や中層の筋膜ばかりではなく、深層筋部分にまでそうしたパルス波は届けられ、
気の通りを悪くした患部の修正をしてくれていたようです。
エネルギーシストと呼ぶ邪気の貯まる層では、その部位に施術者が手をかざしたり接触すると、
不安になるような冷え切った感じや異常な静電気のようなピリピリ感やビリビリ感を感じます。
こうしたエネルギーシストは筋膜の癒着部位に散見されますが、筋肉の多層化する部位では、
表層筋などにすでに強いエネルギーシストがあれば、その奥をみることはむずかしいでしょう。
推測はできますが適切に状態を読むにはいたらず、それゆえにお客様方の多くは、
そこの存在に気づかれていない方が多いようにみうけられます。
そうしたエネルギーシストの部位ですが、マッサージペンのピンポイントなパルス波は、
電気的なエネルギーを持って深層部にも通電しております。
ホットストーンの砭石等の遠赤外線で皮膚表層から注熱をするときには、
熱が届く範囲は3センチから部位の状態により6センチほどといわれており、
電気的なエネルギーにより通電して流れるパルス波はそうしたホットストーンの熱刺激よりも
容易に奥へと影響が届けられることがわかります。

マッサージペンの被検者になられた方の背中の状態は、
幾度か定期的に確認させていただいておりますが、
これほど左側起立筋群の深部までのやわらぎがあらわれた状態は見たことがありませんでした。

私が右手でマッサージペンを持ち、
左手で被験者の腰に手を触れることで被験者の身体内部を通行するパルス波の状態が変化したものが感じられ、
その私の左手が感受した最適な患部の取穴ができたことにより、
成績が大変良好だったのだろうと推測できます。
まさにミリ単位でマッサージペンのペン先を移動させて取穴したわけではなく、
0.2ミリ単位で位置を変えペン先が当たる角度を変えることで、
経絡中を流れるパルス波の変化が別物になる。
0.2ミリ以上ずれがあれば、効かないか効きが大幅に目減りするのが経穴へのアプローチだということが手に伝わる。
また経穴とは、穴という字が当てられていて想像がつくように、
顕微鏡や虫眼鏡でみれば皮膚に穴ができている。
その穴は細い鍼の先ほどで、そこの細さにジャストミートしたときに効果がよく発揮されてみえる。
その穴を含むからOKとかいってアバウトな刺激を加えても
穴の底に点としてあるその経穴の改善スイッチにその刺激が届かないなら効果はないでしょう。
ですので治療用電子パッドを使って治療を行うときには伝導ジェルなどで経穴の穴の奥の部位にまで
通電させるような媒体を塗ることで対応することがあります。
ただ経穴へのパルス波を送る微妙な方向や力加減で効果の変化が感じ取れたことで、
ほんとうに成果をだしたいならどうしたらいいものかを考えることとなりますね。



こうした施術者の最適な場へのパルス波の送波ができることがあれば、
今回、被験者の背中の起立筋群が特段の緩みを得られることもあるのだろうと推測いたします。

正確性の欠いた経穴はここじゃないかといったあやふやなことでは、
こうした成果は半減するもののように考えられます。
経穴ではない皮膚抵抗の高い部分にパルス波を送っても電気的抵抗力が高いため、
そこの健康な皮膚部分でパルス波は跳ね返されて身体のなかには入って行けていないから、
期待した効果もない。
そしてパルス波は抵抗されて跳ね返されたのなら、
身体内部ではさほどのダメージも受けにくいものです。



マッサージペンの使い勝手のよさを引き出せる腕があってのことですが、
だれもが普通にAmazonで手に入る道具でここまで成果がでたのは意外でした。



posted by スズキ at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月05日

私がYouTubeで驚いた60代を超えても若過ぎな人たち

こんにちは。
ゴールデンウィークはもう終盤。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

私は本日、仕事日です。

それで先ほど施術が終わってまったくの同世代のお客様から、
「お互いに年齢から身体がしんどくなってまいりますよね」
とのこと。

お客様はタブレット、スマホ疲れの形跡がありました。
私もデスクワークが多くなり、タブレット疲れあり。
お互いに運動不足が気になるところです。。。


私はお客様からの一声を聞いて、
以下のインディーズバンド打首獄門同好会アルフィー高見沢俊彦氏のYouTube動画を思い出しました。
数か月前に打首獄門同好会の「10獄放送局」というYouTube映像をみつけて観まくったため、
彼らが若かったときから昨今まで映像をみてきました。
現在の打首獄門同好会メンバーの皆さん、相応の大人の年齢になっているとはわかってます。

高見沢俊彦さんが、「俺 69歳だよ!」というと、
打首獄門同好会のベース担当のJunkoさんが負けじと「私も64歳です。」と、、、。


えっ、Junkoさん、若過ぎ。
私は驚きを隠せませんでした。


https://youtu.be/GB1krfgM-iA?si=XA0tZ89mdZKebgFu
日本の米は世界一Takamiy&打首

言葉は悪いですが、高見沢さんもJunkoさんも、普通じゃなさすぎで特異体質なのか?
そんな奇跡を疑いたくなりますが、
彼らのそうなる元気のミナモトってあるんでしょうか!?
高見沢さんやJunkoさんが、こんなに元気で若く見えるし、かっこいいってすごくないですか。

年齢から身体が老化しだしたよねといった悩みを感じたとき、
しんそこ、こんなにも素敵な諸先輩たちがいるのだと思いだそうと感じました。
posted by スズキ at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月03日

マッサージペンを試用してみて、意外なことを実感しました


マッサージペンのはこの中に、
小さめな小冊子が入っており、
経絡が英語で解説してあります。

IMG_20240427_121935~3.jpg

それで経絡治療グッズなんだなとわかる感じ。

昨日、知人宅にてマッサージペンを使った経絡刺激を試していました。
マッサージペンの原理はシンプル。
皮膚は電気伝導率の高低があります。
ただ経穴は気の流れが滞った部位に現れるもので、
電気的な抵抗が少ないため通電量が多くなります。
そこでマッサージペンで経穴部分から体内へ電気エネルギーを送り込むと、
経穴から吸い込みます。
すると経絡線内の気の流れが停滞している部位が修繕され、
順調に気が流れる正常な状態へと改善を図ることができます。


主に背中の張りがある。
それが腹部の調子の悪さを出しているようでした。

背中は比較的痛覚神経の配置量が身体の前面より少ないため感受性が低く、
試用としては負担がどの程度かを慎重に知るにはよい箇所でしょう。
マッサージペンの受け手は、
もともと小顔矯正の人気整体院の店長さんで、
マッサージペンよりも高額なマシーンを使っていた方です。
それもあって体験していただいた感想をフィードバックしていただければ、
非常に参考になります。

1〜9まで電気エネルギーの強度が段階的に選ぶことができます。
もっとも弱いレベルの【1】に調整しトライしてみました。

受け手はうつぶせ寝。
マッサージペンを私が右手で持ち、左手は受け手の腰辺りに接触します。
電気の流れは、マッサージペンの先から受け手の経穴に入り、
受け手の体内を通電している電流を私の左手が受け取ります。
最初は膀胱経の兪穴に沿って試用してまいります。

すると、
受け手が「あぁ〜、びりびりする〜」との一声。

小さなペンですし最低量の電流で通電させているだけでも断線気味な経絡線を通す反応はでました。
受け手の詰まった膨満感を感じて止まないお腹辺りが
「ぐぅーーーーっ」とか「ぎゅるる」とか、
ときどき明らかに私の耳にも届くほどの大きさで聞こえる。
そしてそうなったあとは、その部位のびりびりする反応がマイルドに変わり、
筋肉の硬化がやわらいでいることが確認できました。
そうなると次の部位に移る。
そうしたことの繰り返しです。

試用して意外なことがひとつありました。
試用中に私が受け手の腰に当てていた左手。
つまり右手はマッサージペンを持っていて、
私のマッサージペンを持っていない左手に、
受け手が感じている何十分の一とかの量の電気的な振動が伝わってくる!!
その振動にはビリビリとかドッドッドッドッとか質と大きさの差異がみえてくるため、
私の左手の感じ方で受け手の受けている電気刺激の量や質などが手に取るようにわかった。
電気抵抗の高低により音が出ることで経穴の状態等がわかるものかと勘違いしていた私は、
じつはこんなにもシンプルな施術者と受け手との言葉がない会話がなされるツールだとは思ってもみなかった。
これ、使いこなせるようになれば、受け手の口からのフィードバックをもらうことなく、
正確かつ適切に受けて内部の経絡の正常化を実測できるということだから。

治療する側の私の体内にも右手から左手を通じる手の内部の経絡内に電気刺激が通っているため、
たぶん、使用後に施術者側の肩こりのようなものも一時的に軽減していったようだった。

そのようなことはまったくの想定外で、うれしい誤算。



ただ、たぶんに私自身は、このマッサージペンの刺激の質は、
自分の肌に直接当てるのが極度に抵抗があり、
自分自身にはまだ試すことができていません。
単純にビビり過ぎでお恥ずかしいとしか言いようがありません。
(かつて同種の機器をもちいたときに、激痛を味わったことがあり、
そのときのトラウマのせいです。
ビリビリを感じた瞬間、身体がすくんでこわばって自己治療にならないーー;)


ひとまず受け手の方のお宅にマッサージペンを置いてきて、
自身で試用していただいて利用した際の気付いた点などを教えていただく予定です。

そしてさきほどひとつ、フィードバックをメッセージしていただきましたが、
鎮静よりも活性となり、夜寝付けなかったとのこと。
それを含めてなんらかの変化があるということは、
そうした変化現象の理由を突き止めれば容易につかえるようになるはずです。


posted by スズキ at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月02日

寝てるのにあくびがでるって、つらいよね 【背中が張ってると眠りが浅いっていうことについて】

昨今、睡眠時間の量や質について助言する方がYouTubeなどで解説する映像を観た記憶があります。
睡眠が人の健康や仕事への能力の発揮等の多方面に関わる影響があることはわかる。


ではこのお客様は【ちゃんと睡眠を取れているか?】

睡眠を取るには様々な要素があります。
心配事などによる心理的影響もあれば、
仕事による睡眠時間帯や長さの不規則さなど、各人の状況は異なるでしょう。

そこは私どもの施術では対処できないところ。
ですができることもあります!

背中の起立筋群が凝りで萎縮していると、
人は睡眠時に有効な休息をとれません。
起立筋群の凝りが重ければ、7時間寝てもすっきりした目覚めがありません。
私どもでは起立筋群の凝りの状態を観て軽重を読み改善を施すことはできます。


それは生き延びてきたご先祖様が体内で作り出した仕組みなのです。
自然界で、ヒグマやイノシシに襲われて起立筋をカチンコチンに緊張させ交感神経が優位に。
捕食動物に出くわしたとき逃げるか・戦うかという急激に力を発揮して対処するときのモードに身体が入ります。
瞳孔は開き、心臓はバクバクで大量の血液を攻防に必要な筋肉に血を送り込みます。
いわば蓄積した生命エネルギーを急速に消費させる状態です。
このときは内臓の消化器の機能は制限されて、
飲食したものを消化吸収できない状態にもある。

必死に逃げるために火事場の馬鹿力を発揮して逃げ切ることができてほっとした瞬間を迎えた。
そこで背中の総毛立った起立筋がいつもの状態へと戻ることができます。

ですが、すでに起立筋群の筋膜の癒着が進み、
脊椎骨の横突起から骨棘と化した靭帯部の異常な凝りが見える慢性の凝りが内在する方は、
起立筋を弛緩させてかまわない環境内にいても、そうはできません。
つねづね交感神経が優位に働き続けるスイッチが入り続けております。

やる気がないわけじゃなくて、安息がなく疲れが蓄積しているのです。
だとすると、仕事中に眠くとしょうがないとかあくびが出ちゃうとか。


こうして交感神経と副交感神経のオンオフのバランスが乱れていると。
副交感神経の深い睡眠を促し維持させる神経経路に
交感神経が優位なら入ることができないため、
睡眠の質が悪くなってしまうのですね。


私どもは、お客様の立位を観たファーストインプレッションで、
そのときの状態を把握しています。
そうした観察からえた情報が正しかったかどうかを確かめるため、
背中の起立筋や椎骨の棘突起を順次つらなりや硬さや温度などから
さらなる詳細チェックするよう触診していきます。

そうすることで、
ひとつの椎骨のずれに多数の病理的傾向を読み取ることができる。
たとえば【全脊椎の作用と性質】という姿勢均整術の本は、
その意味合いでは非常に秀逸なもので目を見張るほどです。
ひとつの椎骨が生命を統合するジグソーパズルの重要なピースであることに気付かされます。
複数の椎骨の位置が問題がでてくれば複合的な自律神経等の問題が内在しています。
そこからとお客様からの主訴をお伺いして兼ね合いを求め、
その回の施術を通しで組み立ててまいります。


骨格上の構造としてテンセグリティといわれる骨組みと軟部組織のつらなりにより、
人体は立体化されています。
構造物としての人体には構造耐力上強固な脊椎の並びにあるかどうかが過大であり、
構造耐力上で重力に負ける部分が慢性的な凝りが入る仕組みがあります。
つまり仙骨から頚椎へと連綿とした脊椎の連なりが構造耐力上の強度を決めており、
強度の強さが逸する脊椎の並びをしていたら、どこに凝りを設けて立っているのか。
それは構造力学上、常時どれほどのニューロン負担が蓄積しているかを分析すれば
見方がわかれば容易に言い当てることができるようになります。



一例的な見方として説明させてください。
下図を御覧ください。

Screenshot_20240502-130303~2.png

頭骨のついたもっとも左図の構造上強度が高い脊椎となります。
それと比較して、脊椎の並びだけが描かれた8体の脊椎を観ていただければ、
それぞれ仙骨を含めた前弯と後弯の湾曲するようすに違いがあることを確認できます。

単純に言えば、8体の並んだ椎骨だけの図のうち、
構造耐力上問題がある箇所を生む7体があり、
それぞれ構造上弱い箇所を凝りで補強するしか立位を維持する手立てがありません。
そうした物理的なものの見方で透視すれば、パターンが見えてくるのです。

ゆえに呼吸器に関わる横隔膜の上下動や胸骨の前後の動きを抑制する椎骨の並びのパターンが有り、
その場合には睡眠が深まると呼吸が浅くなる生理現象が起きますが、
そのときに息苦しさを覚えて反射的に深い脳波で疲れが取れるまでの入眠状態の維持がかなわず目覚めさせてしまう。
それが自然になされてしまって本人は無自覚です。
脳波がもっとも深まるときのわずかな時間に全身の筋肉を緩めるようなホルモンが脳より排出されますが、
結果として、そのホルモンがじゅうぶんに出ることができなくて骨格筋や靭帯など含め全体の軟部組織が
しっかりと緩んだ状態を味わうことができないままという日々が積み重ねられる。

すると十分な時間、寝てるし栄養を摂っている疲れが芯から抜けた気がしないし、
仕事中に気になるほどの眠気やあくびがでてしまう。

私どもは脊椎の並びや他の体表や体内からの情報を汲み取っていくことで
そうした状態なんだろうなと察しつつ施術をさせていただいております。

たまたま昨日のお客様は、
まさにこうした睡眠時状態が脊椎の変位より起きているパターンがあり、
仕事中のあくびや眠気に悩まれていると話していただきました。
脊椎変位の状況は本人もなんだか問題ありだろうと察してくれており、
「ぼくって、いままでのお客さんの中でどんぐらい起立筋が凝ってるの?相当だよね」
と言葉を投げかけていただくほど。
お客様のプライバシーから皆様に詳細はお伝えできませんが、
まさにこの並んだ図のなかの睡眠時状態がきびしい脊椎の前後の弯曲をしておられる。。。
睡眠時状態を得るためのお薬の服用の検討中とのことでしたが、
お客様自身、睡眠時状態を得るお薬には常用性があり、
辞めるときにきつい反応がきてやめられなくなるとご存知だったので思案中とのことでした。
上記に上げたイラストを御覧頂いてどのような問題があるかのポイントをお伝えしました。

左手側にあるような脊椎の並びになると起立筋がいつも緩みやすくなって不要な緊張もしないでいい。
そこにたどり着かれたらいかがでしょうか。

ということで、ぜひ、自宅で自分でもできることとして。
胸椎の肺に関する骨の並びの萎縮と仙骨の後屈部位に緩みを得てほしく、
ソフトタイプのほっとアンカを持っておられるそうだからそちらを利用して、
椎間板周囲の椎骨を並べるときに関係する冷え切った筋・靭帯・腱に熱を注ぐよう、
習慣づけてくださいとお願いをいたしました。

ちょうど左手図以外の脊椎の並びは椎骨を支えるテンセグリティに用いる軟部組織が
ゴム弾性をあまり持たない状態に陥っております。
そうしたものに置いては、ポイントを得て熱を箇所に注ぎ硬化した軟部組織を温めて動きを再生することは欠かせません。

またすでに数十年以上前から蓄積してきた起立筋群の深部まで病が沈殿したものは、
通常の手技療法を主体とした整体や筋膜リリースでは、患部が椎骨と肋骨の隙間の溝の隙間に入り込んでいるため、
効率的な対処ができません。
そこをこちらのお客様は対処可能にするよう新たに私が工夫したやり方を体験していただき、
「鈴木さん、前とはやり方がちがうね」と、
しっかり前回と今回の手技手法の違いを認識しておられる一言をいただきました。
前回の私の手技ではリリースできないエリアまで、今回、リリースできています。

そういった違いをしっかり観てくれて言葉をかけていただける。
うれしいですね〜。
施術者冥利に尽きます。
posted by スズキ at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

寝てるのにあくびがでるって、つらいよね 【背中が張ってると眠りが浅いっていうことについて】

昨今、睡眠時間の量や質について助言する方がYouTubeなどで解説する映像を観た記憶があります。
睡眠が人の健康や仕事への能力の発揮等の多方面に関わる影響があることはわかる。


ではこのお客様は【ちゃんと睡眠を取れているか?】

睡眠を取るには様々な要素があります。
心配事などによる心理的影響もあれば、
仕事による睡眠時間帯や長さの不規則さなど、各人の状況は異なるでしょう。

そこは私どもの施術では対処できないところ。
ですができることもあります!

背中の起立筋群が凝りで萎縮していると、
人は睡眠時に有効な休息をとれません。
起立筋群の凝りが重ければ、7時間寝てもすっきりした目覚めがありません。
私どもでは起立筋群の凝りの状態を観て軽重を読み改善を施すことはできます。


それは生き延びてきたご先祖様が体内で作り出した仕組みなのです。
自然界で、ヒグマやイノシシに襲われて起立筋をカチンコチンに緊張させ交感神経が優位に。
捕食動物に出くわしたとき逃げるか・戦うかという急激に力を発揮して対処するときのモードに身体が入ります。
瞳孔は開き、心臓はバクバクで大量の血液を攻防に必要な筋肉に血を送り込みます。
いわば蓄積した生命エネルギーを急速に消費させる状態です。
このときは内臓の消化器の機能は制限されて、
飲食したものを消化吸収できない状態にもある。

必死に逃げるために火事場の馬鹿力を発揮して逃げ切ることができてほっとした瞬間を迎えた。
そこで背中の総毛立った起立筋がいつもの状態へと戻ることができます。

ですが、すでに起立筋群の筋膜の癒着が進み、
脊椎骨の横突起から骨棘と化した靭帯部の異常な凝りが見える慢性の凝りが内在する方は、
起立筋を弛緩させてかまわない環境内にいても、そうはできません。
つねづね交感神経が優位に働き続けるスイッチが入り続けております。

やる気がないわけじゃなくて、安息がなく疲れが蓄積しているのです。
だとすると、仕事中に眠くとしょうがないとかあくびが出ちゃうとか。


こうして交感神経と副交感神経のオンオフのバランスが乱れていると。
副交感神経の深い睡眠を促し維持させる神経経路に
交感神経が優位なら入ることができないため、
睡眠の質が悪くなってしまうのですね。


私どもは、お客様の立位を観たファーストインプレッションで、
そのときの状態を把握しています。
そうした観察からえた情報が正しかったかどうかを確かめるため、
背中の起立筋や椎骨の棘突起を順次つらなりや硬さや温度などから
さらなる詳細チェックするよう触診していきます。

そうすることで、
ひとつの椎骨のずれに多数の病理的傾向を読み取ることができる。
たとえば【全脊椎の作用と性質】という姿勢均整術の本は、
その意味合いでは非常に秀逸なもので目を見張るほどです。
ひとつの椎骨が生命を統合するジグソーパズルの重要なピースであることに気付かされます。
複数の椎骨の位置が問題がでてくれば複合的な自律神経等の問題が内在しています。
そこからとお客様からの主訴をお伺いして兼ね合いを求め、
その回の施術を通しで組み立ててまいります。


骨格上の構造としてテンセグリティといわれる骨組みと軟部組織のつらなりにより、
人体は立体化されています。
構造物としての人体には構造耐力上強固な脊椎の並びにあるかどうかが過大であり、
構造耐力上で重力に負ける部分が慢性的な凝りが入る仕組みがあります。
つまり仙骨から頚椎へと連綿とした脊椎の連なりが構造耐力上の強度を決めており、
強度の強さが逸する脊椎の並びをしていたら、どこに凝りを設けて立っているのか。
それは構造力学上、常時どれほどのニューロン負担が蓄積しているかを分析すれば
見方がわかれば容易に言い当てることができるようになります。



一例的な見方として説明させてください。
下図を御覧ください。

Screenshot_20240502-130303~2.png

頭骨のついたもっとも左図の構造上強度が高い脊椎となります。
それと比較して、脊椎の並びだけが描かれた8体の脊椎を観ていただければ、
それぞれ仙骨を含めた前弯と後弯の湾曲するようすに違いがあることを確認できます。

単純に言えば、8体の並んだ椎骨だけの図のうち、
構造耐力上問題がある箇所を生む7体があり、
それぞれ構造上弱い箇所を凝りで補強するしか立位を維持する手立てがありません。
そうした物理的なものの見方で透視すれば、パターンが見えてくるのです。

ゆえに呼吸器に関わる横隔膜の上下動や胸骨の前後の動きを抑制する椎骨の並びのパターンが有り、
その場合には睡眠が深まると呼吸が浅くなる生理現象が起きますが、
そのときに息苦しさを覚えて反射的に深い脳波で疲れが取れるまでの入眠状態の維持がかなわず目覚めさせてしまう。
それが自然になされてしまって本人は無自覚です。
脳波がもっとも深まるときのわずかな時間に全身の筋肉を緩めるようなホルモンが脳より排出されますが、
結果として、そのホルモンがじゅうぶんに出ることができなくて骨格筋や靭帯など含め全体の軟部組織が
しっかりと緩んだ状態を味わうことができないままという日々が積み重ねられる。

すると十分な時間、寝てるし栄養を摂っている疲れが芯から抜けた気がしないし、
仕事中に気になるほどの眠気やあくびがでてしまう。

私どもは脊椎の並びや他の体表や体内からの情報を汲み取っていくことで
そうした状態なんだろうなと察しつつ施術をさせていただいております。

たまたま昨日のお客様は、
まさにこうした睡眠時状態が脊椎の変位より起きているパターンがあり、
仕事中のあくびや眠気に悩まれていると話していただきました。
脊椎変位の状況は本人もなんだか問題ありだろうと察してくれており、
「ぼくって、いままでのお客さんの中でどんぐらい起立筋が凝ってるの?相当だよね」
と言葉を投げかけていただくほど。
お客様のプライバシーから皆様に詳細はお伝えできませんが、
まさにこの並んだ図のなかの睡眠時状態がきびしい脊椎の前後の弯曲をしておられる。。。
睡眠時状態を得るためのお薬の服用の検討中とのことでしたが、
お客様自身、睡眠時状態を得るお薬には常用性があり、
辞めるときにきつい反応がきてやめられなくなるとご存知だったので思案中とのことでした。
上記に上げたイラストを御覧頂いてどのような問題があるかのポイントをお伝えしました。

左手側にあるような脊椎の並びになると起立筋がいつも緩みやすくなって不要な緊張もしないでいい。
そこにたどり着かれたらいかがでしょうか。

ということで、ぜひ、自宅で自分でもできることとして。
胸椎の肺に関する骨の並びの萎縮と仙骨の後屈部位に緩みを得てほしく、
ソフトタイプのほっとアンカを持っておられるそうだからそちらを利用して、
椎間板周囲の椎骨を並べるときに関係する冷え切った筋・靭帯・腱に熱を注ぐよう、
習慣づけてくださいとお願いをいたしました。

ちょうど左手図以外の脊椎の並びは椎骨を支えるテンセグリティに用いる軟部組織が
ゴム弾性をあまり持たない状態に陥っております。
そうしたものに置いては、ポイントを得て熱を箇所に注ぎ硬化した軟部組織を温めて動きを再生することは欠かせません。

またすでに数十年以上前から蓄積してきた起立筋群の深部まで病が沈殿したものは、
通常の手技療法を主体とした整体や筋膜リリースでは、患部が椎骨と肋骨の隙間の溝の隙間に入り込んでいるため、
効率的な対処ができません。
そこをこちらのお客様は対処可能にするよう新たに私が工夫したやり方を体験していただき、
「鈴木さん、前とはやり方がちがうね」と、
しっかり前回と今回の手技手法の違いを認識しておられる一言をいただきました。
前回の私の手技ではリリースできないエリアまで、今回、リリースできています。

そういった違いをしっかり観てくれて言葉をかけていただける。
うれしいですね〜。
施術者冥利に尽きます。
posted by スズキ at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする