2024年04月12日

頭痛で苦しんでいた施術者の応急ケア、足裏へ砭石編


ちょっと汎用性の薄い状況の対処法ですが、
整体の施術で気の移動を持って治療をする人がいます。

施術をする術者の手が患者様の邪気を吸い取り、そうした邪気を足裏から地球へと返すというやり方です。
体調万全のときはある程度の邪気が強いものの治療も対応できても、
術者だって人の子です。
体調が100%のままではいられない精神状態のときもあります。
彼のお父様が他界なされて数日後のときでした。


いきなり彼から死にそうな苦しみの声が電話口から聞こえてきて驚いたのですが、
お父様が他界なさられた心痛のなされる事情なのだと思いました。
でもそれは内容を聞くとちょっとかすったぐらいの正解でした。


彼は数日後、身内の他界という心痛があって精神的に落ちていたものの、
相当内臓臓器にひどい状態であるお客様の予約をキャンセルせずに受けたそうです。

本当は休むのが正解だったと自戒しておられましたが、
責任感が強い人ですから患者様のことを優先したのです。
すると手から吸収した患者様の強烈に身体深部を凍りつかせる邪気が多量に侵入し、
それをいつもなら足裏からアースして流せるようなマットから地中へと邪気を流せたものの。。
そのときはどうあがいても、足裏から邪気が流せなかったそう。
10分したら卒倒するように身動きがとれなくなり、お客様にはすまないといいお帰りいただき、
それから4〜5日寝込んでいたそうです。
寝ても状態が悪化するだけで埒が明かなくて、
それで私のところに連絡してきたようです。

彼のは気功のやり方で、
掌の労宮という経穴から邪気を吸収して、足裏の湧泉という経穴から邪気を廃棄します。
そうしたオーソドックスなタイプのやり方で、
私がそういうやり方があると教えた本人でしたから。
この人なら解決策を知ってるんじゃなかろうかと。


結局は足裏の湧泉という経穴にホットストーンと化した砭石をあてがうことで、
身体の芯まで凍りつかせた邪気は外へと捨てることができた。
ちょっとアチッといいたくなる温度にまで温めた砭石を湧泉に当てると、
しばらくすれば足裏が脈打ちだすことが確認できるでしょう。
それからものの5分しないうちに、顔色がもどってきました。

さっきまでの苦しみは嘘のように消えたのです。
嘔吐感、
ろれつが回らない、
目の焦点が合わない、
頭を締め付ける頭痛、
それほどまで痛烈な邪気にさらされ続けてた。
そういった状況下でも逃げずにこのひとは戦い続けている人なんだと。
しんみりと感じた次第です。

以前、私自身も彼が感じた不調を受けけていたときがあります。
それで年単位で休業を、幾度か余儀なくされてきました。
それゆえに文献等で勧められる対処法なども効かず、同業者の施術もだめで、
といった状況でさまよったことがあったので。


だから彼には危険になりすぎたらあなたの家族が悲しむことになるから、
そうしたことがないように注意深く用いるようにしてくださいと。
その気功の手ほどきをしたとき伝えました。


筋膜の癒着部には多種多量の他者の回路をおかしくする電磁波や電気的な邪気が蓄積されているため、
現在進行系で深層筋をリリースするものには、こうした邪気が移動してはいってくる。
そうしたものの対処をしなくても平気というタフなやつはいますが、
実際はそこまで問題ある深層筋のダメージ箇所をさわれてないだけ。
筋膜の癒着原因に感情の乱れが同時封入されているため、異常に高い負のエネルギーが患者様から外に出る現象は、
目に見えない世界ではあるが、深層を見れば診るほど施術者を苦しめる。
だからそうしたパンドラの箱を開けないようにという指導が手技療法の学校でなさられるときもあるのでしょうか。
ただ、やぶ蛇になるようなことはするな、ということなのでしょうか。



改めて砭石の邪気を拭うパワーの凄さに感動してもらえました。

その施術者さん、自分で私が持っている砭石と同種のものを持っているので、
こんな効果があるなら自分で日頃から足裏のケアとしてホットストーンの砭石を
当てるようにしておこうと思ったそうです。

posted by スズキ at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ホットストーン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする