2023年11月22日

ボディワイズ 12月分予約表更新のお知らせ(2023年11月26日(日曜日)20時〜 に公開)

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  ボディワイズの
  温和にボディワークメソッドのメールマガジン

            2023年11月21日発行

〇 2023年11月26日(日曜日)20時〜に
  2023年12月の予約表更新をおこないます。

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【コンテンツ】

(1) 2023年12月予約表更新の予告お知らせ

(2) ご新規のお客様へ。
    新規ご予約受付のご登録を
    『10月末で休止』いたします
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(1) 2023年12月予約表の更新のお知らせ
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◎ 2023年11月26日(日曜日)20時〜 に12月のご予約受付いたします ◎

予約表公開後に施術予約の空き状況をご覧ください。
どうぞご検討のほどを、よろしくお願いいたします。

【ボディワイズ 予約表】
・ ショートカットURL https://bit.ly/3O7jW1d



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(2) ご新規のお客様へ。
    新規ご予約受付のご登録を
    『10月末で休止』いたします
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 【 ご新規のお客様へ 】

 新規のお客様のご予約受付を、
 ボディワイズ運営上の都合により、
 『10月末日で休止』いたします。
 ご迷惑をおかけいたし申し訳ありません。

 運営上の都合の詳細は後日、
 お知らせいたします。 
________________




「・・・・・編集後記・・・・・」

お世話になっております。
ボディワイズの鈴木です。

先週の一週間。
このたびの長期施術研究会研修は、想定外の連続でした。

研修をかねて奈良県大和路へと足を運びました。
室生寺の近くに宿をとりました。
眼の前の山々の木々から蒸気が湧きあがり雲海へと変わる。
このような山の中では暦を忘れます(山中無暦日)。
風光明媚とは、このような土地を申すかのようです。




そんなときでも施術の仕事なんですね〜。^^;

宿泊家屋に全長3メーターほどの『ハンモック』。

宿泊最終日までハンモックの存在は気づいても、
「ハンモックがあるんだ〜。椅子代わりかな?」

でしたが退去前、
同行者がハンモックにくるまりゆらゆらした。
そのことを、ふと、思い出した瞬間。

「これって、関節リリースに超使えるかな?」
と、ひらめきました。

同行者等を呼び、即興で施術。
すると短時間で、
いままでその同行者さんの解けにくかった
胸椎の内臓側にある縦靭帯への動きを与えられて、
びっくり。

胸椎の内臓側にある縦靭帯の状態は
胸椎部分の変位の強さと硬さとねじれや範囲を読み、
同時に脊椎全体や仙骨の後屈状況など複数要因から
骨化の進行度を確認しています。


これは胸骨や肋骨、胸椎に心臓や肺などで囲われており
胸椎の縦靭帯は一切の有効な直接押圧を拒むのです。
だから圧法だけでは対処し処理しきれない。
リリースの難易度がダントツの箇所です。


ただ多様な手技を研究してきたおかげで、
・軽度の硬さであれば、
カウンターストレイン(オステオパシー系手技)で、
さっさと何事もなかったように消し去ります。

・中度の硬さであれば、
手や足や胴をゆらしながら緩ませる施術法で、
画期的なリリースをおこす方法があります。
それでこの部位にも圧を遠隔で届かせて
大概のお客様の場合は難しいことをしてる
そぶりを微塵も見せずに普通に解いています。
股関節や肩関節を適切にはめる誘導をおこなうと
四肢関節が調整されるにつれて脊椎の稼働をだす。
すると胸椎を含めた脊椎全体の萎縮やねじれ等の
変位状態が改善できるので、それをおこないます。
たとえばバレエやダンスをなさる方々のときには、
よろこばしい結果が体験できるでしょう。


・胸椎縦靭帯が骨化まで至った方のとき。
生来的に体力がなかったり、
過度なデスクワークから上半身にこわばりがでたり。
主に呼吸器系や循環器系、免疫系にネックがあって
自律神経系に不調を持つ方に影響をつねにあたえる。
一生物の不調を背負いつづけることとなります。。。
昨今のスマホ首と呼ばれる方々も、
幼少からスマホを首を前傾させて観続ければ、
こどもの柔らかい胸椎の柔軟性は失われ
脊椎全体の前後弯や側弯がでてきていて。
柔らかいから骨化の進行が早いのです。
施術家同士、そのような傾向を観て
今後を憂うような話をすることもあります。


ざっくりした私見をいれた見立てでは、
今週の日曜日、
東京の武蔵小山等のアーケード通行人を観察すると、
5人に1〜2人は中度の影響を持ち、
10人に1〜2人は骨化が進んでいるようにみえる。
こうした方々の多くは胸椎全体の萎縮には気づかずに、
首コリや肩こりや背部痛と勘違いしておられますから。
胸椎の柔軟性が極端に減少すれば体感覚の麻痺の進行が早まります。
だから自分の身体がどういう状態かを骨化が進めば気づけなくなります。
自覚的に深刻な不調と感じていたら適切な手をうち改善する
きっかけを得られるでしょう。
でもそうなされずに骨化が進行するというのは悲しいことです。

そしていまボディワイズにお通いいただいている
お客様のなかにもこの部位の骨化が強いための
不調を持つ方が8名様おられます。
手を酷使している施術者の友人にも4〜5名います。
正直に言えば、私にとって関わりある方々の改善が
思うようなレベルでの高みに移行できないことに
痛烈に責任といらだちを感じています。
「どうにかして結果をださなければならない!」

お客様等は自身の身体にある現状が変わったあとにしか、
私がどこに身体状態をお連れしたいと切望していたのかはわかりません。
通常のトリガーポイントなどの問題箇所は、既知の技術で適切に変える。
それでお客様が気づかれなかったところまでも、修復を図る余裕がある。
それが胸椎前の縦靭帯は未知の技術を生み出すしか手はないのです。



市販される施術法のすべてをチェックしてみても、
ネットでそのヒントをつかもうとしてみても、
ほぼここってスルーしているようにみうけられます。
スルーではなく、そこに元凶があることに気づかれていないときもある。。。
私自身、人体解剖の学者の話によりそこに気づき衝撃を受けて、
それ以来、独自に数100単位の試行錯誤をしていました。
高く険しい山を匍匐前進でにじり寄るように、
前進を繰り返して登れてはいる。
そうした結果はでています。
ですが私が求めお客様も欲する決定的な決め手にかけると感じています。



それが、、、ハンモックに乗ってゆすられるときの揺れ。
こちらの押しては返す波をクライアント側に起こすことで、
静止した状態ではありえない力学的エネルギーが届けられます。
(実はそうした効果を発揮させる特別なボディワーク法がある)
あとは合気柔術でもおこなう(目的の箇所に圧を飛ばす遠隔操作)が必須。
なので施術者側がそういう素養がなければ遠隔で患部を操作するといわれても、
(それって、なに?そんなことできるの??)と理解しづらいものでしょう。
たとえ頭で理解できても術者の体術が進んでなければできないことです。
ですがさいわい、そこをクリアできていたため、
胸椎前の縦靭帯(中度)でおこなっていた四肢や胴のゆらしの手技と
ハンモックの揺動からクライアントの体重(自重)によりおこされる振動を
患部の周辺に集めて施して緩め、最後に患部に焦点を絞り改善を起こしていく。
結果、その施術をした私が驚嘆したわけです。


私;「えっ、動く・・・・・・。ほんとに動いてる!」


このダイナミックな変化は、この施術を幾度か繰り返すことで、
胸椎前の縦靭帯骨化にさいなまれた同行者やお客様の正常化を、
それも施術のときの痛みの負担を大幅カットできる形で迎え入れることができる。
そのようなこととなるでしょう。




今回の研修旅行では、このようなことを狙っていたわけではなかったのですが、
研究期間中に時間を作ってお参りしたことがよかったのでしょう。

ハンモック設置をし、そのまわりで施術をするスペースが必須。
そうするためには10畳ほどの広さがなければできないことがわかりました。
現状、私の自宅では手狭でハンモックを無理やり設置しても思うような施術ができません。
ひとつ問題が解決したら、芋づる式に’でてくるものです。

ただそのとき施術を受けた同業の同行者は、
ご自身の自宅を大改造してハンモックを置くスペースを作り、
ハンモックを買うのだと行動に出ています。
長年苦しみ続けた原因部分の深部のコリが、
この施術でごろごろと表面にでてきてそれを触ったときに、
「あぁ〜。まさかこんなものがあったなんて・・・
 こんなのがあったら苦しくないわけないな。」
と、自身の頭部と胴体を胸部で強く断じられておきる
様々なことを試したがしっくりこなかった気血停滞の主因のひとつ、
こちらの影響に気づかれましたから。


私同様に驚愕し、
同時に「ハンモック買うから、これ解いてくれ〜」となったわけです。
これで胸椎部の骨化からのねじれと屈曲、サブラクぜーションが消えれば、
いままで背負い続けた体調不良の7割は落とせるでしょうか。
それで人生が変わる、そうなるだろうと私も同行者も確信してます。

これがつつがなくできれば施術を豊かな成果を上乗せする大革新ですね。
あまり大口を叩くことがない私ですが、変化程度の改善ではなく大革新。
改善の影響の度合いからも、そう呼ぶべきでしょう。


いずれ同行者さんが自宅に用意してくれたハンモックで、
中空に浮かせて身体の体幹をダイナミックにリリースするメソッドを練習し、
十分な技術ノウハウと忌避事項の洗い出しなどをすませたとき。
そして私も長年施術をして手や背中を酷使しているので胸椎の硬さはあります。
それを解くようセルフでもある程度のリリースができないかと試みたいです。
そのような研究の成果を積み上げて後、
この手技をどうにか皆様への手技へと取り入れる方法がないか模索いたしますね。

段取りがよければ
私が胸椎前の縦靭帯に影響がでているようだとお伝えした方々の
笑顔をみることができるでしょう。
それはそれはたのしみです。


ついつい、
先週の研修期間中にえた施術上の気づきに興奮気味でして、
長文を書かせていただきました。
申し訳ありません!

お読みいただき、ありがとうございます!


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ボディワイズ
鈴木政春

ブログ:ボディワーカーの夢とお仕事-つづく
http://bodywise-note.seesaa.net/

ホームページ
http://bodywork.s73.xrea.com/hhpp/top.htm
http://onwa.client.jp/pc/

メール:
sfcsfcsfc_2001@yahoo.co.jp


住所 :東京都品川区荏原5-16-18
TEL :03-5498-2220

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2023年11月19日

ハンモックに乗ったときの自重免荷をつかった快適なセッション、短時間試みました。

ここ一週間ほど奈良へ勉強しにでかけ、昨日帰ってきました。
様々な調べ物、そして役所の方とお会いするなど、
忙しく過ごしてきたためあっという間に時が過ぎました。
帰り日に、紅葉の時期を待たず山間部が積雪し幻想的な長めでした。
自然の厳しさ、そして美しさを背中にしょって締めくくりでした。


ここからが本題です。
このたびお世話いただいて宿にさせていただいた家の10畳の和室に、
巨大なダブルサイズのハンモック。



自由に使わせていただくことができ、
自重免荷と個体受容器を刺激するようなスリングセラピーのマネごとを同行者へ試みました。
スリングセラピーとは、レッドコードといわれ身体の一部を吊り下げて動きの自由度を上げ、
緊張した筋肉を緩め関節可動域を広げるようなことができ、
リハビリの現場やスポーツ選手たちにも愛用している者がおります。



ハンモックは、ニ点で布を吊り下げられている仕組みで、
スリングセラピーのような複数のレッドコードにより適宜身体の一部や全体を吊り下げて、
個々の関節や筋肉等に焦点を合わっせて効率的に状態の改善を図ることはできないまでも、
以前にハンモックがあればやってみたいと狙っていた手技があったのです。
(※ 安易に一般の方が真似られれば事故につながるおそれもあるため、
   詳しいやり方や内容はお伝えできないことをおゆるしください)
ハンモックの中空に浮いた状態で左右や前後に揺れを作り出しやすい。
ベッドでは、頭の裏や肩の裏、臀部やかかとなどの重さがベッドに強く接して圧が高くなりますが、
ハンモック上の身体が布に接している点は平たいベッド等と比べ部分圧がかかりづらくできている。
大きめなハンモックの布に包まれればまゆだまに身体がすっぽりはいったような安心感を得られる。

まさに心地よさ前面押しでコンフォートゾーンに突入できるのがすごい!

ちなみに、同行者さんは首や肩の部分に根深いコリがあるものですが、
胸椎の硬化度が高かったため、この部位を緩めることに難儀しておりました。
胸椎の胸側にある前縦靭帯にて狭くなる傾向が認められていた。
この心臓や肺、そして胸骨の奥の奥にある前縦靭帯は、
直接圧は物理的にかけることができません。
それゆえの大きな課題として解決が待たれていた点でした。
それが、、、心地よくハンモックの上に仰向け寝でおられ、
同行者の手を刺激入力のツールとして前縦靭帯の硬さある胸椎の動きが悪く狭窄している部位に向け、
波状した圧をかけていくようにしてみました。

すると、、、まずは胸骨上の骨ほどに固まってた胸肋靭帯が(ほろり)と緩みだし、
次第に胸郭の全体に見えるフレームを正常な上下左右の整えられた状態に移行させることへと近づけられる。
胸椎の深部の心臓裏手のところほど、
リリース難易度が高い場所はないのですが
自重免荷が得られたハンモック上の身体に圧を波と化して目的の部分に贈ることがしやすいんですね。
フラットなベッドの上に仰向けに寝た状態では、圧の波動は途中で止まるものが、
吊り下げられた自重免荷を得た瞬間、かんたんに揺らせ、
その揺れは末端や目的の箇所まで行き届くように制御できるんですね。
施術をする私が、自身の肉体をゆるゆるに緩まった状態にしていけばできるようになります。
施術者が力みが微塵でも入れば、ハンモックを使っても患者側の筋の状態は緩みは減るかこわばる。
積極的に術者がゆるゆるになって、患者様の身体と一体化を図ってから手技を行うことが大事です。

受け手は、胸郭部分といった圧すれば激痛の部位に変化が加えられたとしても、
痛み等の不快感はないかほとんどないまま、
(あれ、、、なんかいきなり呼吸が楽になった)とおっしゃられてよろこばれていました。


ただハンモックを使っての施術のこころみは、
退去1時間前に試し始めたため途中でタイムアウトでした。

もう少し時間が許せば、、、。
股関節の位置を入れられるようにしたかったし、
胸郭の正常化のブラッシュアップをしたかった。。。

そういった思いを残しての旅の終わりとなりました。^^;


内心、私の狭い家にもでーんと大きなハンモックをいれたいが、
私の部屋がもうちょい広くないと施術するスペースがなくて。
旅先で巨大なハンモックを目の当たりにして、
うちじゃ置き場所がないと痛感させられました。
でも、ほんと、おもしろい施術体験でした。

今後、このアイデアをなんらかのものに活かせればと狙っております!



余談ですが、
温暖化で枯れることを忘れた屋上のハーブたち。
ホーリーバジル、ミントや和種ハッカ、バコパモニエラ、つぼくさなど。
長期に家を開けるため水がなくなって枯れるのだろうか。
特に5年育てた貴重な(つぼくさ=ゴツコラ)が根まで枯れたらと思うとひやひやです。
育成場所を多数にして水やりと土のPHなどの条件設定を変えて栽培して、
必死にデータをとってきたわけで。。。
枯れないと良いのだがと、かなり心配しておりました。
でも東京は雨が降ってたようで、みんなげんきでした。
生命力たくましいハーブたちで、雨水に水没してたんですが、
それでも平気な植物の種類のようでして一安心。
posted by スズキ at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月10日

即効で知人の咳を止めてくれて楽にしてくれた立役者、本葛をつかった葛湯。

ここ数日、暑さがぶり返したかのような東京の日中の陽気でした。
でも日の入りは早まり、早朝は涼しいというより寒いときもでて、
そうした一日の寒暖差の波についていくのは大変です。

たまたま昨日、知り合いの方と会っていて、
だいぶ咳き込まれているようでした。
それで龍角散ののど飴でも買ってこようかと思うも、
そこでキラーパスが飛んできました。

新橋にある奈良県の物産と広報の場【奈良まほろば館】から、
葛湯を買ってきていたのでした。
森野旧薬園という吉野本葛を製造販売するところの製品で、
こちらは都内ショップでは【奈良まほろば館】でしか観たことがない、
かわいい包みにフレーバーの違うものが入り小分けされた葛湯セットです。


葛湯は風邪のひき始めにいいとされる葛根湯と、
完全なイコールではありません。
ですが主原料が同一で薬効もこのような場合期待できる。

そう聞いたことがあったので試しに吉野本葛でできた生姜フレーバーの葛湯
食したと同時に葛湯のとろみある成分による喉の潤いのおかげか、
先ほどまで咳き込まれていたものがピタリと消えておりました。
あつあつの葛湯を食すのに咳をしていた本人は、
咳止めのおきた様子に気づくことはありませんでした。

それは、それほどまで自然に治まった感じだったのでしょう。
たしかにその即効と自然なおさまりは、
顆粒の市販された葛根湯を服用したときの比ではないほどすばらしいものでした。



本葛粉は賞味期限が長いため、自宅常備のお薬として買い置きしたいですね。
知り合いに、「風邪のひき始めにとってください」と書き添えてお贈りするのもいいでしょう。

ちなみに通常の葛と本葛の違いは、
通常の葛とだけ表記したものは製造過程で葛の他にいも等のでん粉を混ぜたもので、
本葛と表記したものは100%葛のみ。
お菓子にするときなどは意図的に本葛ではなく葛をつかって粘りを出すということもしますので、
でん粉をつかって混ぜてあるから通常の葛は安物だというのは誤った考え方でしょう。
ただ本葛を葛湯にしていただいたほうが薬効を高く私には感じられました。
お菓子にするかとか体調不良を好転させたいのかのようなTPOで分けて利用するといいのでは。


風邪のひき始めにだけおいしいい本格的な葛湯をいただけると考えると、
いまの寒暖差で体調崩しやすいときは贅沢に葛湯をいただける時期です。

そう考えながら、
いまの寒暖差による体調不良が進まないよう対処していこうと思います。
みなさまも、もしちょっと朝方に咳き込んだなと感じられましたら、
即効で身体を温め喉の通りをよくする本くずを使った葛湯を試してください1
posted by スズキ at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月09日

自分史は、自分で書き換えるという人になる

2年がかりで頸部裏側のリリースが納得感あるところまできたお客様がおられます。

「なんと!?首の裏側の筋肉が緩むまで、そんなに時間かかってるの。時間がかかりすぎじゃない?」
そのようなツッコミが入りそうですね。

ですがそうした施術の進行はそれぞれのお体に沿った形で次にどう繋げるうかという具体的な
手や足を置いて登り続けるクライマーのようなものです。

それをたとえれば、
(1)低い山を登る方

(2)10合目まである高い山を1合目で満足できる方

(3)10合目まであるなら10合目まで登ろうとする方

【(1)低い山を登る方 】はゴールが近くて、
自分の身体の内部感覚は最良の身体活動ができる条件と大きな食い違いがありません
そういったケースでは、早々に改善を定着させますし、部分のトリガーポイントのリリースで十分対応できます。
ですからそういったときは、筋膜リリースを意図するマッサージをせずに、
オステオパシー系の手技のカウンターストレインやマッスルエナジーテクニック、靭帯性関節ストレインによる対応でいい。
それで「おぉ〜、すごい」といった様子が身体の(常態)へと変わります。
それは一時的な変化ではなく、そのままいい状態にいつづけられるという常態化が図られるのです。
結果的に、そのような対応のほうがお客様にとって経済性も高くよろこばれるところです。


【(2)10合目まである高い山を1合目で満足できる方】は、
自身の身体状況が適切に把握できていないことが多いように感じます。
施術をする先生によっては、私のように当初に10合目までのゴールを告げれば、
お客様にとって脅された感じを持たれるのを防ぎたいという理由と、
お客様自身が自分がそこまでたどりつけるか大きな大きな不安を持って動けなくなってほしくないためと、
自分の体が快適とはいえない地点にアンカーを降ろされて動けなくなることを避ける理由。
施術者の言葉で苫米地英人氏がいうようなコンフォートゾーンから外に出されることは避けるべきです。
施術を継続的なセッションとしてお受けいただけている方に対しては
リリースが終わってから具体的な問題点をお伝えする事が多くあります。
そうなるとゴール設定が適切に定まらず、近場の変化で落ち着くようなときもあるようです。



【(3)10合目まであるなら10合目まで登ろうとする方】です。
お身体の状態として、いくつもの壁が立ちはだかるため、
苦難の末にたどり着けるのが10合目の頂点です。
または10合目付近までお越しになられてから周囲を高いところから見回すことができるときです。

上述した2年間施術をお受けいただけましたし、
施術にとどまらず同時並行でご自身のちからで<ずんずん上へとよじ登る様子>を見せていただいておりました。
安心してがんばりを魅せていただきましたし、私も高みに登らねばと触発されるほどです。
そこで首の柔らかさの一声に様々な感慨を持って
「やりましたー!すごいですね」と私は文字通り拍手しておりました。
お客様は、いまだから初期段階の状況を振り返って「こんなに普通の人の首ってやわらかいんですね!」
とおっしゃられたのでしょう。

転んでもただでは起きないと自称なさるお客様ですから、
身体の改善プロセスを実体験なされたことからも、
あのときといまとの違いを手で触って感じ取られ、
これが実はさらなるすばらしい高みもあると知る序章に変わることもあるかもしれません。
たくさんのセルフワークグッズを有効活用して、
自身の身体の変化を促された有効な運動を踏まえつつ。




自分史は、自分で書き換えられます。

過去から現在、そして過去の継続から生きやすいならばそのままでもいい。
ですがもし気に入らない点があるなら、どうせならば。
どうしたら自分史を書き換えることができるでしょう?
そんな案件を考え深堀りしていきます。
過去の延長線上に乗る変化程度なら負担は少ないけど、
過去の延長線から大幅に変わるような変革レベルなら。
自然と現場の自分がいたら過去からの変化のままをつらぬく恒常性に支配されます。
そこに深く定着している自身を引っ剥がすには、
ときとして悩みの解決よりいったんすべてをがちゃんと破壊しちゃらにしてからじゃないと
すっきりした自分の根っこに根ざした選択枝が見えてこないようです。
自分の中の記憶をがちゃんとしていくと、
新たな展開を生むこれからの自身のエピソードを受け入れやすいもの。

こちらのお客様は
「まず具体的な体へ感情のこりがこびりついた気持ちのところをがちゃんと壊していこう。
そうするから未来が実は得られるようにもなるのではないか?!」
そういった信念をもって、この二年。
つらぬかれてきましたね〜。
施術をするものとしては、そういった変化過程を通って落ち着いて願いを定着するひともいます。
確かに、おられるのです。
ですが眼の前のお客様が絶対にそうであるかは施術を進めて結果が出るまではわからないのです。
そんな有り様ですから自分勝手な想像で甘言をもって語るのは潔しとできるものではありません。。。
基本、営業ベタと同業者の有人からもいわれる所以です。。。

ゆえに、お客様ご自身の突破力で振り切った姿に、
私自身が勇気づけられました。
多くのお客様から同様な勇気づけをいただきます。
私自身が自分史を思うがままに書き換える勇気です。

多謝です!
posted by スズキ at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月06日

ピアニストの普段姿勢って、どうよ?!

昨日、お客様から興味深い話をお伺いしました。
昨今、体が整えられてきたためか街を歩く人の姿勢が良いか悪いかが明瞭に目に飛び込んできます!とのこと。
自分に身体の歪みがあるときには気づかなくても、
自分の体幹がしなやかさが増す過程で、
他者の歪みが違和感に感じ気になりだすことがあります。

これって本能的な作用のようですが、
身体操作の大切さに気を配る多くの方がそのような報告をしていただけています。

そしてそのお客様がおっしゃられるには、
お客様;「藤田真央さんというピアニスト、ご存知ですか?」
私;「いいえ、存じ上げておりませんで・・・」
お客様;「若手で世界に通用している有望なピアニスト。
     すばらしい演奏。。
     でもピアニストにありがちな上半身の姿勢なのよ」

そうお伺いして、
藤田真央さんとはどのような演奏をなさるか、
興味を持ったと同時にどんな姿勢でピアノの演奏をしているのかな?

そこでYouTubeで藤田真央さんの演奏をチェックしてみました。
お客様がおっしゃられたことが見て取れました。

すばらしい演奏に感動です!!




https://youtu.be/qyS25LpY1mw?si=-D-Hk-rxkYKvrO0I

演奏中の藤田真央さんの上半身の絵は、
ピアノ奏者らしい姿勢ですね〜。
演奏用に進化し順応した姿勢です。

ですがお客様がするどい視線を配って気づかれたように、
日々のケアを怠れば健康上のつらい目にあうリスクが含まれているようです。

藤田真央さんのコンサートに足を運んで演奏を聞かれたそうですが、
もし対面してサインをもらえるような機会があれば、
「ちょっとあなた、普段の姿勢は気をつけなさいよ」と無意識にいっちゃわれそうですね。👍
まじめに職業病って、のちのちしんどくなるんです。

私の知り合いのお客様でもあるピアニストの方も、
首や胸がしんどーいといって身体の使い方を伝える技術を学びに
ムーブメント系のボディワークにも通っておられます。
posted by スズキ at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 体の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月05日

顎関節機能障害に関係する筋肉とは? ケアが施術者にしてみてもしづらい筆頭です、、、。

2023_11_05_06.26.11~2.jpg
あまり聞き慣れない外側翼突筋。
ですが顎関節機能障害があれば、ここははずせない筋肉のひとつです。

ただ外側翼突筋は、通常、顎関節機能障害がある人の場合、
通常はマッサージのような圧刺激を受ければかなりの『激痛』。
頬骨の内側に隠れた筋肉ですから直感的には外側翼突筋の存在を認知しづらい。
それもあって無意識に外側翼突筋の激痛点は一般の方の場合、
治療点としてはスルーして考慮から除外なさる傾向があります。


外側翼突筋について『ニューロマスキュラセラピー』の本の解説からは、
【ストレス要因と永続要因】として
・咬合の不調和
・歯ぎしり
・ガムを噛む、爪を噛む、母指を吸う
・下顎を突き出した状態で保持して、管楽器を吹く
・下顎をバイオリンに押し付けて、弾く

という項目がある。
後半の管楽器やバイオリンは、比較的稀なケースに見えますが、
意外にくっきりこれら楽器の演奏者に外側翼突筋に障害を受けているものが多くおられます。
ですから問診のとき、現在や過去において管楽器を吹いてたとかバイオリンを弾いていたなら、
恒常的に外側翼突筋の癒着侵攻が定着して永続的に顎関節機能障害を負っている人がいます。

ただ(咬合の不調和)や(歯ぎしり)は、
他の咬筋群の影響も考える必要がありますが、
外側翼突筋の癒着侵攻が定着して起きる場合も少なくない。
そうなると卵が先かにわとりが先か、、、といった問題がでてくる。


ただ整体術やボディワークなどの施術をするものとしても、
口腔内からでなければ有効なアプローチがしにくい場所の筋肉であることが災いしており、
手を出したくても外的な面から下顎を支持してモビリゼーションする等のやり方に終止するしかない。
医師以外は口腔等体内に器具や指等を入れての治療はしてはならないという法律があるためです。
だから私も直接口腔内に指を入れての治療はできないので、
外側翼突筋の対応はやっかいな筋肉のひとつにあげられます。

そこで数日前の顎関節の機能の問題があるような方に、
オステオパシー系のクラニオサクラルセラピー頭蓋仙骨治療により自分で口腔内に指を入れて治療をしてもらえればと考えて、
その資料を渡そうとしたら、、、
その本の資料が施術者が読んでも、すでにその技術を習得したものが覚書程度に内容断片を書き記した程度のものでしかなく、
これじゃ資料としてわたされてトライできないだろうし、
必死に想像力を膨らましてやったとしても間違えたことしかできないだろう。
そういった判断で、そちらの本のコピーをお送りすることを差し控えたことがありました。


でも昨日は、同様に顎関節機能障害となるお客様の施術でして。
こちらの方は、ワット・ポーというタイでタイ式マッサージを教える寺院でマッサージの勉強もしておられる方でして。
だったら現在はマッサージ等を本業とはなさっておられずとも、
十分な注意力を持って自己治療もできるだろうと考えまして。

私;「あの〜。顎関節の方をケアするやり方があって、難しめですが、、資料渡すから自己治療やってみませんか!」
と提案すると、
そこで間髪入れず、
お客様;「わたし、それできません〜!」
と却下。

口腔内に指を入れて超微細な施術をしましょうというのは
タイ式マッサージのジャンルじゃない治療法だから、、、。
私が無茶振りしたので却下は当然。^^;
実際、とあるユーチューバーさんがこの治療法を映像内で紹介していて驚いたんですが、
これ、難易度高めな施術で、いいほうに転ぶことも期待できるが、
危機回避の注意点や効かせるためのポイントまでは語られてなかったので。
一般の方がやっても不調感を得て早々にやめてくれればいいのだがと思ったことがある。
術者として自分で自分の口腔内にアプローチするのは問題ないため、
自主練をしたときに左右の口腔内の筋群の差異を読み切って手技しないと、
口腔内からのアプローチは皮膚抵抗なしで効いて歯止めが利かないから危険だなと感じたことがある。
治療目的ではないため許される施術者同志が集まって、
ゴムの指サックをして外側翼突筋のリリースの研究をする自主的な集まりをもったとき。
下手な人にやられた人は、その後の数日間、かなり難儀して苦痛を味わったそうです。。。
それゆえに外側翼突筋、、、アプローチしづらい筋のひとつと認識しておりまして。
却下されて、正解だったのかもしれません。

ただ、外側翼突筋、ケアしていかなければ問題解決への歩みが止まります。

そこで金属の棒を利用した手技で対応。
これ使うと信じられないほどの体の状況の今と次のその次の先々を読み込んでの対応が必須ですし、
時間と施術者の精神力や気力が根こそがれるほどむずかしさがあるのが外側翼突筋へのケアでして。

施術が終わりお客様がお帰りになられる玄関先で、
下顎をこのような形でホールドしていただいてこっち方向へこのように移動しキープ、
やってみてくださいとお願いしました。
それはまさに内部でパツパツになって緊張した外側翼突筋をゆるめるようにする位置。
こちらのお客様、バレエを始められて体幹がすぐれ姿勢が安定したため、
ここまでの安定があれば下顎を移動させてといった外圧をかける手技も、
メリットとデメリットで言えば、メリットが多いと期待できました。
体幹がぐらついている人がなせば、デメリット優位になるリスクあるので、
そこは微妙なさじ加減が必要といえるでしょう。
(改善すると思ってやってたら、体調がまったくおぼつかない事態になったとかなれば、信用がた落ちですし)

そこはお客様に却下されずに、わかりました、やってみます!と受け取っていただけました。

他のお客様ともお話をさせていただいたのですが、
口腔内に指を入れることができる歯医者さんが、
このような(外側翼突筋)額関節機能障害にかかわる筋肉のリリースを治療の一環としてやっていただければ、
それほどうれしいことはないんですがと。。。
そういうのも上記に述べた外側翼突筋を施術者の有志が集ってリリースの研究をした成果ですが、
顎関節治療をせざるをえないという先生に対し、その成果をみれば、
外的な見た目もすっきりして男前が増したし、
4〜5回の施術で外側翼突筋の緊張が消えたようです。
それから歯ぎしりなどもしなくなり噛み合わせの失調状態は半減したようにみられました。
ただし外側翼突筋がずれを呼ぶのは、この部分の筋肉が問題と言うより、
体全体(仙腸関節の状態は最重要として関わる)の不具合の影響からのあらわれです。
外側翼突筋だけを解けば、それですっきりさっぱりと顎関節問題が収束するものではない。
ちゃんとそこをおさえておくように考えて施術をその方が他の先生から受けるようになってきて、
全体が整えられていったとき、噛み合わせの状態もさらに改善し快調になってきたと喜んでいました。
彼が全身のバランスがとれるようになるまで、半年くらいかかられたようです。






posted by スズキ at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 施術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月04日

今月半ばに奈良県方面へ研修に。そのときゼロ磁場に足を運べればと計画してます。

先日の話。
顎関節の部位に課題があるお客様に、
そのケアのためによさそうなクラニオサクラルセラピーの手技が手持ちの本にあると思ったから、あとでそちらを、
と話をさせていただきました。

一階の部屋の中の押し入れに入れてあるため探すのに手間取るため、
そのお客様がお帰りになられてから探して連絡を入れる約束をしました。
お客様が相当に顎関節部位についてストレスを貯めておられることが伝わってきているので、
少しでもお役に立つことができればと考えてのことでした。

これはかなりしんどい作業であんまりしたくないんです。
それは引き出し型衣装ケースに数百冊以上入れた本の中からそれを出す。




ゼーゼー言いながらの作業なんですよね、
これがまたしんどいけどがんばろう。

。。。

目的の本、見つけ出しました。




ただ私が観ても
『これ、本職の施術家でも、理解できる人、少ないな』と。
専門用語のみでの箇条書きの解説と最小限の写真資料。
これはすでにタッチの質を熟知している私だからわかるところですが、
そこが欠けていれば手技で改善どころか改悪になるのが落ちでしょう。
そこではオステオパシーを数年学んだ程度の知識と経験も必須といえます。

資料としてお客様に渡すことで
お客様自身が事故をおこす可能性もだいぶんあるだろうと判断。

それで早々に、お客様へ対応できる手技をつたえると期待させて申し訳ありませんと詫びる連絡をいたしました。
かなりしんどい徒労を感じた次第です。。。

今回のお客様に伝える点の施術技術的には、
難易度としては中の下程度です。
だからどうにかなればと思ったわけですが、、、。

ちなみに、同業者の先生にこちらの本の手技をいくつか伝えました。
繊細かつテクニカルなタッチなため同業者でも困難を極めました。。
すでにこの手技を習得したものの覚書程度のことが書かれた本書を見てしまうと、
観たことのない専門用語も続出して習得の壁がひどく高く感じられて学ぶ姿勢も萎えておられた。。。
そんなことだったと、思い出しました。

お客様にとっていくらかの助けとなればと考えて、
あなたの触りを改善させる方法があると伝えたく、
手技の用法はシンプルに私が思えたとしても、
でも微妙な誤解から間違ったことをなさられては問題があるだろう。
本書のページを開いて、そのように感じ、
改めて施術伝承の難しさを感じました。




話がすこしそれますが、
お客様の中に出版社で働く方がおられ、
『鈴木さんなら、どんな本をかきたい?
 その構成とかイメージあればおしえて』
と声をかけていただきました。

施術方法を文章で伝える、写真で見せる、映像で視聴させる。。。
そのようなことをしても、やはりなかなかつたわるものではない。
そんな信念があるため、手技療法の本を書きたいとか、、、
口が裂けても言えない。
最低限、対面で双方向性のある状況下で伝えられなければ、だめだと思います。

それは整体系の一般書のなかで、あまり自身の状態が見えていない読者に対し、
『◯◯が大事!これさえすれば〜〜だ!』と言っているものを観ることがある。
そもそも、専門家からみれば、あまりマッチしていない内容を鵜呑みにさせて、
故障する人たちが続出といったことは耳にすることだろう。

なんでそうなるかは、
100人100様の体質があり体調があり生活環境がある。
たとえば中医学の勉強をしたなら八綱弁証で10人見れば、
10人とも違っており、処方する対処法は自ずと異なる。
つまり『Aさんにあう対処法はBさんには(毒)になる』のです。
ときとして、それは猛毒や劇薬になって、
そうなしたものに後悔の気持ちを植え付けることになる。
だって高血圧のAさんなら降圧剤を処方されて服用すれば薬になるが、
低血圧で苦しむBさんが降圧剤を服用すれば体調悪化となるわけです。
そういったことがあたりまえです。
ですが自分の状態を素人が判断できるものではありません。
だからたまたまその薬に必要な体質の人には役立つと受け入れられますが、
毒になる人には服用を強要されて辛い目に合う人もでてくるわけです。
そこをあいまいにしてざっくりとしたことを書く
ページ数が限られ厳密な内容まで突っ込めずに効果ばかり喧伝する書は
専門家としてそれを世の中にだすには不本意に感じられるわけです。
そんな乱暴な本を書きたいとは思えません。。。

内容を過不足なく正確に伝える文章で書くには書のページ数も膨大になるから、
書くには無理が出てきそうだし、
そのような専門書を書くには何度も何度も練られていく必要もある。
それって、大変すぎるほど大変なことだし、、
そんなようにがんばっても隠れた名作といわれて、
書店の書棚に置かれるのも瞬間でしかなく殆ど売れない。。。
時期ではない硬い本を書こうとすると、
いくら普遍性ある本ができてもやっぱり売れない。。。
それでは出版社や編集者に迷惑をかけるから、
売れるものにしたいと考えたら。。。



そうしたら、、、
いま、私が興味がある

(奈良県吉野の0磁場で、人体はどのような健康上の改善効果が得られるか)

O磁場の、人体の気血津液に対して与える作用について、
自分で一定量のデータを集め統計で調べ検定してみたい。
2層のプレートが交錯する地球のちからが人体をどこへ導くか。

というテーマで、
最適な検証実験の方法を考案して、
その実験結果が統計上どれほど正確であるか証明をするところまで書き記したい。
そのような見果てぬ目論見を思い描く次第です。

いきなりこのようなことを編集者さんに言ったら、
(そこはあなたのプロフィールから遠くて売れる本にならないと思いますが、、、)
と、やんわり施術の方にしてみてはいかがでしょうと修正を諭されそう。

水の豊富な日本特有のジオパシックストレスや、
都会で自律神経を壊す電磁波障害、
飲食するものの深刻な問題、
その他などにより、
生命力の根源である血液や気には甚大な悪影響を受けているものだろう。
ただ、そうした条件により及ぼされた気血津液に与える具体的な影響について、
真摯に科学的な手法を用いて調査した資料がどれほどあるのだろうか。
そのようなデータについて私は存じ上げておりませんし、
あるとしても他者が調べてくれた内容を鵜呑みにしたくありません。。。
参考にはさせていただけても、自身で調べることがあきらかに大事。
自身で調べれば、結果は納得感ある真実がわかり、
調査過程で得られる気付きは少なくないでしょう。

そんなことを最近、考えますが、
そんな本は売れないかな。
posted by スズキ at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする